Neetel Inside 文芸新都
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僕の日常
第3時限 地獄の果てでもどこまでも

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 僕は、この班になり完璧な人間などこの世に一握りしかいないということを学んだ。そして、例えいたとしても、その人はどこか普通の人とちがうといことも学んだ。


 
 それを教えてくれた人は、この班に二人いる。二人とも頭がいい。そして二人とも、とてもうまくピアノを弾ける。(ちなみに二人とも女子)このうち一人はリーダーシップもあり二年生の後期から三年生の前期にかけて、生徒会の女子副会長を務め、その任期が切れると、クラスの後押しもありクラスの代議員となった。まぁ。この人の話はまた後日。

 
 
 今日の主役はもう一人の女子S子さん(名前の由来はまた後ほど)である。この人、頭は抜群にキレる。しかもレベルが半端でなく、授業中に授業とは無関係のことをしていて、先生に注意されたときに、


「もう全部完璧なんでだいじょーぶで~す。」

 
とかいっちゃうレベルである。しかし、本人が嫌なのかあまりリーダー的存在にはならない。
 
 そして今回の話の本題「完璧な人間などこの世に一握りしかいない。また例え完璧であっても、その人は普通の人とどこか違う」ということがこの人にどう当てはまるかの話に入っていこうと思う。

 この人小学生の高学年からM男君のことが好きで好きでたまらないらしい。しかも、このことを学年の80㌫ちかく知っているから驚きである。S子さんは恥ずかしいと思わないらしい・・・。この時点でだいぶおかしいでしょ。そーとー。というよりやばいだろ。人間の心理としてそういうことは恥ずかしいから人に言わないじゃん。なのに、これ人間の普通の心理まるごとひっくり返しているよね?

 ここまで読んでもらえた方にはS子さんの名前の由来は分かってもらえたかな?え?まだわからないって?では説明するとしよう。勘のいい人は分かると思うが、S子さんの相方はM男君。ここまできたらわかるでしょ。ようするに、ちょーど級のスーパーS。それにくらべ、相方のM男君はまぁ普通のM。
 今後SとMでうまくいくのではないかと勝手に思っている今日此の頃です。。(班の数名もこの意見の模様・・・。)

 さて話を戻すと、この二人の関係(S子さんだけが一人空回りして突っ走っているだけと思っていたら、M男君も相当S子さんのことが好きということが最近判明した。)先生にも知られていて”熱すぎる”ということでしばしお叱りを受けているのである。委員会を決めるときも、M男君が委員長を務める委員会に入ったときに、先生に呼び出しをくらい、


「おまえ、M男のためにこの委員会はいったんじゃないだろうな?」


と聞かれたくらいなのである。ふつう生徒の色恋に担任はでてこないでしょ?そのあたりも普通と違う。誤解しないでもらいたいのは決して担任が異常なわけではない。
 僕たち班員はS子さんがどれくらい異常なのか検証してみた。その方法とは一日で何回”M男”と言うかというものだ。その結果なんと93回であった。この数は流石に驚きであった。これを読んでる人に聞いてみたいが、一日に同じ人の名前を93回呼んでもらいたい。そうすればいかにこのことが異常かという事が分かるであろう。

 この人の行動はなぞに満ちている。僕もすべてを知っているわけではない。これも多分氷山の一角であろう。また追々綴っていけたらと思う。
 きっとこのS子さんは地獄の果てでもどこまでM男君を追いかけ続けるであろう・・・。
 
 まぁM男君がうれしいのならそれはそれでいいのかもしれない。







心に残った言葉:「M男」「M男」「M男」「M男」「M男」・・・・



       

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