Neetel Inside 文芸新都
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駱駝道。
第1生活「ホームシックはお風呂で直る」

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仕事で疲れたとき。そうだ、お風呂に入ろう。入浴剤があれば尚良し。

この仕事、ずっと立ち仕事だ。座るときなどない。断じてない。
あるとするならば、トイレだ。用を足すときだ。それ以外はない。
駱駝も最初の頃は足がパンパンになった。
そりゃそうだ。ロクなバイトなどしてなかった駱駝にとって、初めての仕事。
初めての社会生活。初めての独り暮らし。嗚呼、ママン・・・。

おっといけない。ホームシック。こいつは厄介だぞ。
たまに実家に帰るとなるんだな、これが。

「あの頃は良かった」
「学生の頃は良かった」
「楽しかったなぁ」
「楽だったよなぁ」

いかん!いかんぞ駱駝!現実から逃げるな!

まぁ時が過ぎれば自然に直るんだけどね。
仕事仕事の毎日過ぎてね。

       

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