Neetel Inside 文芸新都
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厨房時代に書いた突き抜け小説
第6話

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小説1・第6話

今日は、終業式だ。明日から夏休みだ。捻挫は何とか完治した。

あー、ゴロゴロできるーと思いたいのだが宿題がある。学生だから仕方無いが。

沙織:「橋本くん、一緒に帰らない?」

北条は、やけに俺に声を掛けるようになった。こっちとしては、うれしいが。

ファンクラブの人々:「あの野郎、北条さんに近づきやがって今度、ぶっつぶしてやる!」

俺は、ファンクラブの奴らにマークされているようだ。気をつけよう。

俺は、勇気を出してこう言った。

一樹:「あ、あのさ、北条。今度、図書館で一緒に宿題しない?」

沙織:「いいよー。じゃあまた今度ねー」

沙織:「じゃねー、橋本くーん」

一樹:「じゃ、じゃあ」

そして、当日。

一樹:「あっ、北条」

沙織:「橋本くんとまさか行く途中で会うとは」

北条の服装は、かわいい白いワンピース。それに比べ俺は(ry

強い強風が吹き、北条のワンピースが捲れ、可愛い水玉のパンツが丸見えになった。

俺は、心の中で物凄い興奮をしてしまった。仕組んだのは、ピーコなので責任は無い。

沙織:「きゃああああああ」

沙織:「橋本くん、もしかして見た?」

北条は、ちょっと泣きそうな表情で聞いた。

一樹:「見てないから安心して」

俺は、必死に否定した。

沙織:「そう...」

幸い、誰もいなかったので俺以外に被害は無かった。

図書館に着き、早速宿題を始める。

一樹:「北条、ここわかんないのだけど」

沙織:「ここはねー。こうなってこうなるの。わからなかったらまた聞いて」

北条の胸が俺の腕に当たる。気持ちよかー(ちょ

そういう北条の言葉に甘えるわけもいかず、参考書などを借りてくることにした。

トントンと誰かが背中を叩いて来たので振り返ると、

一樹:「何?」

榎本:「ヨッ! 一樹にしては、珍しいな。もしかして、北条と...」

一樹:「違うって!」

榎本:「ほぉー、それにしては、勉強道具が2人分あるのだけどー」

一樹:「そうですよ!2人で来たんですよ!」

榎本:「ヨシヨシ。これでいいのだ」

一樹:「ぜってー、邪魔すんなよ」

榎本:「しないしない。まあ頑張ってこいよ」

榎本の言葉を半信半疑に信じながら机に戻った。

参考書を見ながら宿題を何とか片付けた。

沙織:「お昼食べに行かない?」

一樹:「行く、行く」

沙織:「オススメ所があるの!」

北条は、俺の手を引っ張り図書館を去った。

榎本:「2人とも、青春してるねー。ヒューヒュー」

瑞穂:「ちょっと、幸司! また、2人のこと覗き見してー。」

榎本:「別にいーじゃんかー」

瑞穂:「ダメッ!北条さんばかり見ないの!」

この子は、塚本瑞穂。榎本の彼女だ。榎本、彼女のこと話してなかったようなー。

今度、無理にでも聴きだしてやる!

<第7話へ続く>

       

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