Neetel Inside 文芸新都
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伝説のバンド『セクシーブロス』
鋼鉄のサイコドッグ ヒデ

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~第三章~ 鋼鉄のサイコドッグ ヒデ



「ザザーンザザーン」


タケシとリョウは千○九十九里の海水浴場に来ていた。

『夏は良いね。無料で女の子の水着姿が見れるんだぜ!イコサーだな。』

タケシはかなりウキウキだが遊びに来た訳ではない。

『タケシ浮かれ過ぎだぜ。俺達は噂のベーシストを仲間にしに来たんたぞ。』

そんなことを言いながら、リョウは海パン一丁だ。胸毛がキモイ。

     

噂のベーシストとは、0歳で親にゴミ捨て場に捨てられ、狂犬病の犬に育てられた
「狂犬病のヒデ」と言う男だ。

ヒデは1歳の時にゴミ捨て場にあったベースを見つけ、
ベースを玩具がわりにしてて遊んでいた。

それから28年たち、狂ったベース弾きスタイルは、多くのバンドマンに注目されたが、
ライブ中に客を半殺しにしたり、対バンにウンコを投げるなどするので、
どのバンドもヒデを受け入れることはなかった。

     

『ウンコを投げ付けるだー!サイコーじゃねーか!!』

タケシはヒデの変態的な噂に最高の期待を抱いていた。

そんな期待満々のタケシにリョウは伝えてなくてはいけない事があったが、
水着の女性のケツに夢中なリョウは、勃起を押さえるのに必死でそれどころではなかった。

     

『タケシ、イカレタ野郎を仲間にするのは大変だぜ。』
『何かいい作戦でもあるのか?』

リョウは納まらない勃起をへし折り冷や汗をかきながらタケシに問いかけた。

『まー任せろよ!すげー作戦があるんだよ。聞いたら三年は勃起するぜ!』

タケシはリョウに意気揚々言うが、リョウはもう勃起が出来ない。

     

だが、リョウは手マン好きなので、チ○コの1本や2本関係なかった。
関係ないどころか、チ○コをへし折ったことにより、リョウの心の中に新しいなにかが芽生え始めていた。


タケシとリョウが、見事にへし折れたリョウのチ○コをつまみに、ビールを一杯ひっかけていると、
フナムシだらけの海の家から突然爆音が響きはじめた。

『タケシ!!この音はベースだ!なんてイカれた音なんだ!!』
『これは俺らの目的のヒデだぜ。タケシ、あの海の家に行ってみるぞ!!』

リョウは、見事にへし折れたチ○コをブランブランさせながら言うが、
タケシはフナムシ(虫全般)が嫌いなので行きたくねーなー、
ヒデとかどーでもいいやーって感じのテンションだ。

       

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