はたしてそれは過去か未来か現在か。
突如日本に謎の奇病が蔓延る。
それは主に女性が被害になりやすく、はたして病といって良いものか。
この奇病は異様なほどの執着心を持つというものである。
大抵のケースは恋からなる。浮気をされたとか、振られたというものだ。
主な実例を挙げると殺害やストーカー等である。
ちなみにこれを病とするかしないか大いに議論された。
そして政府は放置する事を決めたがそれを変えざるおえない事件がおきた。
大量殺人が起きたのだ。
被害は凄まじいものでたった一人の少女の手による犯行だった。
死亡者数約百人に及ぶこの大量殺人事件により政府は急遽世界でもトップを誇る遠山暁を筆頭に医療機関を設立。
恋病の感染者を隔離するための病院を作った。
国家機密であり国家最高の技術が集まるその病院は全部で五つの病棟がある。
Ａ棟、Ｂ棟、Ｃ棟、Ｄ棟、Ｅ棟という順番であり後ろに行くほど重度である。
Ｅ棟は別称ＥＮＤと呼ばれ回復する余地はなく隔離するだけの施設である。
ちなみに大量殺人犯はこの病院の院長である遠山暁の妹、遠山茜はこのＥ棟に隔離されている。
現在は大人しくしている模様である。
しかし中にはこのような危険人物は全員抹殺すべきと主張するものもおり、穏健派と過激派に分かれている。
現在この恋病病棟には４０名の患者が保護というなの隔離を受けている。
関東地方だけでもまだ、倍数近くの患者が潜んでいるらしいが、真意は定かでは無い
