非公式：文藝新都の歩き方
他作家を尊重しよう

　新都社では文芸はアウェイ、ですが敵は漫画作家ではありません、文芸作家でもありません、己自身だけです。
　時としてスレッドやコメント欄で心無い言葉を見掛けるかもしれませんが、その正体は漫画作家でも文芸作家でも読者でもありません、唯の名無しさんです。　中の人など居ません。

　尤も、そうやって割り切れない事もあるやもしれませんが、その感情をぶつけていいのは己の作品にだけです。
　あくまで名無しさんに対してでも言い返すのはあまりお勧めしません、無駄に荒波を立てて終わるのが関の山です。

　さて、本題ですが折角色々な才能が集まっている新都社、他作家の良い所を吸収しない手はありません。
　「そんなん、プロから吸収したほうがいいじゃないか」と思われる方が沢山居ると思いますが、近しいレベルだからこそ、吸収し易いという部分もあります。
　例えるならば、原材料のカカオからチョコレートを何も知識がないまま連想するのはちょっと無理がありますが、その過程をテレビか何かで垣間見る事によってカカオ→チョコレートと連想し易くなります。
　同じように、漫画や小説が荒削りで未完成な状態だからこそ、過程を見受けられる機会があり、完成形への糸口になったりもするのです。
　
　勿論ある程度のレベルの方であればそういう機会はあまりないかもしれませんが、多種多様な人間の居る新都社、その作家の持ち得る個性も含めて見て回れば、何かしらの発見があると思います。
　比較だけでなく、尊重をもって自分以外の才能に触れてみるのも悪くないかもしれませんよ。