「今日中におまえがおっぱいを揉まないと世界が滅ぶ」
朝。目が覚めて、布団から這い出たら。
突然現れた女に、突然そう言われて、俺はどうしたものかと心底悩んだ。
「いや、自慢じゃないけど俺は毎日おっぱいを揉みたいと思って生きてるよ。でも揉む機会が無いんだ」
とりあえず答えてみる。
「わかっておる。だからこそ貴様が選ばれたのだ。これは人間への試練なのだ。本来の運命通りであれば、貴様は一緒女人に触れる事無く人生を終える。そんな貴様が知恵と工夫を持って女人のおっぱいを揉めるかどうかで、人間の可能性を見出そうと言う我ら神の試みだ」
自称神様の女が偉そうに胸を張って答えた。
確かに俺はそうもてる方じゃない。顔も体格も平々凡々、成績もとくに良くも悪くも無く、スポーツが得意って訳でもない。いわゆる平凡な高校生そのものって感じの男だ。
当然女の子にもてた経験なんてまったく無く、彼女が一生できる事が無いと言われると、妙に説得力がある。
「神様のあんたが認めるほどの生粋の童貞男の俺に、おっぱい揉めとかハードル高すぎなんじゃないか?」
「だからこそ人間の可能性を見い出す指標になる」
俺の問いに、女はやはり胸を張って答えた。俺は少し黙って、改めて女を見てみる。やたらと美人すぎて、神様と言われても雰囲気的にすんなり信じられる。髪がやたらと長く、地面までつく程伸びている。背はそれ程高くはないが、スタイルはよく、来ている巫女服との相乗効果で妙にエロスだ。
「あんたのおっぱい揉んだら駄目なの?」
とりあえず、ムラムラしたので聞いてみた。
「うむ。私はどちらかと言えば人間の味方だからな。出来れば協力してやりたいのだが、自分の事を好いてくれている女子の胸を揉まないと駄目という条件設定があるのじゃ。犯罪覚悟でそこらの女子のおっぱいを揉んで課題を達成されると面白みが無いからの」
こうして俺のおっぱいを揉む為の一日がはじまった。