非常に気まずい。
でも世界の命運がかかっているのだ。聞かない訳にはいかないだろう。
「念のために聞きたいんだけど!」
「はい」
俺の気迫に負けてか、眼鏡っ子は一歩下がりつ返事をした。
「俺さっきちょっとかっこよくなかった?」
「え、ええ、とても強いんですね。助かりました」
「ちょっと俺に惚れたりしなかった?」
「え? それはその、ど、どうでしょうか」
どもる彼女。
少しは脈ありと見た。
俺はがしっと彼女の肩を掴んで頼んだ。
「お願いだからおっぱい揉ませてくれないか!」
また頬が赤く張れた。
ちなみにぶたれる瞬間、彼女の手を気遣って鋼解除してんだぜ俺。
こんな優しいのに何で俺はもていなのか疑問だ。