お詫び
今まで新都社で公開しているもどき先生の作品「お詫びとお知らせ」のコメント返信中の、不適切なコメントに心奪われてしまったことを深くお詫び申し上げます。
そのことで感動し、1月20日に思いうかんだ二次小説を発表するということを作者RespectMDKが決定しました。
小説は、このお詫びの文章の下に読み切り掲載していくつもりです。
どうか皆様よろしくお願いいたします。
「お詫びとお知らせ」という素晴らしい作品を世に残してくれた、もどき先生にこの作品を捧げます。
お詫びとお知らせの1ファン
RespectMDK
お詫びとお知らせ2 〜僕らのお詫び〜
お詫びとお知らせ
お知らせ
もどきが製作している小説に協力してくれる人物が2人現れました。
ペンネームは小鳥さんとウェオさんです。
二人にはストーリーを考えてもらいます。
小鳥さんはクラスメイトの女性です。
作者もどきが、モンハンをしているときに知り合いました。
放課後の教室で、もどきがティガレックスに狩られそうになったときに
「太刀ならもっと身軽に立ち回らなきゃ、ね?」
突然の後からの声。
振り向くとそこに、立っていたのが彼女、小鳥さんでした。
いつの間にか後ろにいた小鳥さん。もどきに微笑みかけるその姿が、ショートボブの揺れた前髪が、教室の窓から差す夕日の逆光に眩しくて。
もどきはつい、「え、小鳥さん、モンハン、やってるの?」と声をかけてしまいました。
小鳥さんは、もどきのクラスでも、いや、学年でも随分と成績優秀な方で、さらに塾とピアノと水泳の稽古を掛け持ちしている、と聞いたことがありました。
もちろんもどきが直接小鳥さんと話して、聞いたわけではないですけど。
明るくて社交的な性格の小鳥さんは、クラス委員で、人気者でした。それに比べてもどきは、授業中でも、先生やみんなに隠れてモンハン三昧。そんな二人に、接点なんてこれまで一つもありませんでした。
思い返してみたら、小鳥さんと話すのだって、今日が初めてかもしれません。そう思うと、夕日の猩々緋に染まる二人だけの教室というこの今の状態に、突然の恥ずかしさを覚えた事も、事実です。
「お兄ちゃんが好きなの。私も、ちょっと付き合ってるんだ。」
「ああ、そうなんだ」
「と、いっても、私がいっつもガンランスで特攻なんだけどね。それでお兄ちゃんがボウガンで支援なの。玄人でしょ?ふふっ」
そういって、小さく笑う小鳥さん。
もどきは、小鳥さんの性格でガンランスなんて、ちょっと意外だな、と思いました。
活発で溌剌だけど女らしいトコロもある小鳥さんは、控えめで手数の多い片手剣というイメージだったからです。
でも、机に腰かけて楽しそうに話す小鳥さんを見ていると、もどきがこうしていつもしているソロプレイとは違う世界で小鳥さんは遊んでいるんだな、と思いました。
「そうだ! せっかくなんだし……ちょっと、二人で、やってみようか?」
そういって、小鳥さんはカバンからPSPをとりだしました。
「学校に持って来てるの、内緒だよ?」
「えっ、でも小鳥さん、塾の時間じゃ……?」
「んー…今日は……、遅刻かなー。もどき君のせいだぞっ」
もどきの鼻頭を小突きながらPSPの電源を入れる小鳥さんの、可愛さといったら。
「な、なんでですk……さ」
「上位のティガレックスごときに狩られそうになってるから。助けてあげるよ」
「必要ないって!それより塾……」
「つ・よ・が・る・なっ♪ もう起動しちゃったも~ん」
「ああ、もう……」
この日から、もどきは小鳥さんとよくモンハンをやるようになりました。
プレイ中の、普段の立ち振る舞いからは考えられないような小鳥さんの豪快なアクション、そして、熱中しているときの、その真剣な眼差し。
もどきがこのとき、小鳥さんのその深い眼差しに恋をしていたのも、疑いようもなく、事実です。
ところが
親しくなるにつれ
小鳥さんには、付き合っている人がいる事がわかったのです。
いや、ガンランスを、突かれている人がいる事がわかったのです。
彼氏が。
小鳥さんの彼氏のペンネームは、ウェオです。
ウェオさんもガンランス使いです。
もどきは納得しました。小鳥さんがガンランスをあそこまで上手に使いこなせる理由。
きっと、自分の体で憶えているのでしょう。
突き刺さった後、体内で弾ける竜撃砲の威力。真っ白になって、飛んでいく記憶。
それでも作者もどきは、小鳥さんを、小鳥さんとのあの夕焼けの放課後の時間を手放したくない。
だから、太刀はやめて、片手剣に持ち替えました。
新しい片手剣はとても強くて、どんなG級モンスターも一撃です。
試しに、近所に出たナルガクルガで練習したのですが、簡単に倒せました。首輪の鈴を戦利品として剥いでおきました。
ハンターどうし戦ったとしても、大剣だろうがハンマーだろうが、ダメージは0です。ひるむだけ。
もしウェオさんが、小鳥さんに近づいたら、この片手剣で思いっきり―――
何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度もひるませ続ければウェオさんは小鳥さんには近づけないと思います。
小鳥さんとウェオさんに、もどきの、新都社で連載している小説の話をふってみました。
予定通りに、興味を持ってくれたみたいで、もどきの家に集まってくれるようです。
あとは、この最強の片手剣を、もどきの机の引き出しに。
小鳥さんとずっと二人だけでプレイしていたもどきは、既に☆8つのG級ハンターです。
もう、ティガレックスに負けてたあの頃の僕じゃない。
もどきの狩猟は失敗しないことは、紛れも無い事実です。
新たな仲間が増え、3人になったことは大変うれしく思っています。
これから、がんばりますのでどうぞ応援よろしくお願いします。
もどき 小鳥 ウェオ