Neetel Inside 文芸新都
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報復
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この物語はフィクションです。 そしてここに示されている手段を試さないでください。犯罪になってしまいます。


東京都・郊外

青年は一人、誰も居なくなった夕方の公園で、必ずあの男に報復してやろうと強く考えていた。
その青年は今まで本気で怒ったことがなかった。
しかし、現在自分の脳内に憎たらしい笑みを浮かべてこちらを見ている男がいる。
青年はその男が憎くて仕方がなかった。殴るだけでは済まされない、深い深い憎しみだった。
本来ならば静かで平和な空間、そこへ青年の憎悪が混ざり公園は混沌としていた。

話は数時間前に遡る。
青年とその男は、1年前にインターネットのゲームサイトで知り合った。
2人はオセロをしていたのだが、ちょっとしたきっかけで意気投合した2人は、サイト内で友達となった。
それから月日が経つ。2人はさらに親交を深め、その他のゲームサイトやSNSサイトにも一緒に登録していた。

青年はある日、その友人と2人が初めて出会ったゲームサイト内のチャットで会話をしていた。

「なぁ漆黒の聖龍、相談があるんだ」
漆黒の聖龍とは、友人がゲームサイト内で使用しているハンドルネームである。
「相談?なんか珍しいね。キミが相談事を持ちかけてくるだなんて」
青年は日ごろ考えていたことを相談していた。彼ならきっと自分の考えを理解してくれるだろうと考えていたから。
「聖龍、お前は幼女は好きだろ?」
「あぁ、好きさ。でもそれはキミもでしょ?」
青年は幼女が大好きだった。そして同じく、友人も好きであった。だからこそ2人は惹かれあったのだ。
「まぁそうなんだが・・・ちょっと考えてたんだ。どうしたら」
そこまで文字を打ってキーボードの手を止める。

このことを言って彼は引いてしまわないだろうか。今後も自分と友達で居てくれるだろうか。
しかし青年は信じた。決して長い付き合いではないが、強い絆があるのだと信じたのだ。

「どうしたら、幼女のうんこを食べることができるのかな?」
青年はひどく後悔した。改めて文としてみると、ひどく変態じみていて間抜けだからだ。

だがもう遅い。こうしてチャットに表示されてしまったのだ。あとは彼次第なのだ。

青年は半分あきらめていた。やっと分かり合えたと思ったのに。大切な友人を自らの手で――
しかし、画面に現れた友人の発言を見て、青年は驚きと喜びが沸きあがった。

「それはボクも日ごろ考えていたんだけどね・・・やっぱり難しい問題だよね」
友人も同じことを考えていてくれた。それだけで青年は救われるような気がした。
「やっぱり聖龍も食べたいって思っていたんだな!」
「もちろんさ、幼女のうんこだぞ?食べたくない要素がない」
2人は熱く語り合った。幼女について、うんこについて・・・

そして先に結論を導き出したのは友人の方だった。
「わかったよ・・・!幼女のうんこを食べる方法・・・」
「本当か!?」
「あぁ、本当だよ。脳内シュミレーションでも成功率が高かったよ、まずは・・・」
青年はゴクリと喉を鳴らして友人の書き込みを待った。

「まず、うんこが漏れそうな幼女にアメをあげるんだ。
 そうすると、幼女はうんこよりもアメを優先するだろう。
 そしてアメに夢中な幼女はうんこを漏らしそうになる・・・
 そこで幼女は気付く、自分はうんこがしたかったことに。」
 幼女は言うわけだ『お兄ちゃん、うんちがしたいよ』と。
 でも口の中にはアメ。トイレに行くわけには行かない。汚いからね。
 そこでキミは幼女の口の中のアメを奪い取るんだ。」

友人の理論はほぼ正解だった。自分もシュミレートしてみたが95%成功だ。
しかし、問題が一つあった。
「アメを奪い取っても、それはアメであって、うんこじゃないのだろう?」
確かにそうすれば幼女の舐めたアメは入手できる。しかし、青年が食べたいのはうんこなのだ。

「まぁまぁ、話を最後まで聞いてくれよ(苦笑い」
友人は文字で自分の表情を表し、続けた。

「奪い取ったアメを、幼女の肛門に詰めるんだ。
 そうすることで幼女のうんこは止まる。
 幼女は安心するだろう。排泄の欲望が止まったのだから
 しかしせき止められたうんこは次第に後続のうんこと合わさり、
 とてつもない圧力を生む。それはもう、幼女の力じゃ抑えられないくらいに。
 したがってダムは決壊する。幼女はもう抑えられない。
 でも、そこでうんこを奪い取って逃げちゃったらただの犯罪者だ。
 そこで、キミは優しく幼女に話しかけるのさ。
 『あー、アメで塞いでも駄目だったね、このアメは俺が責任を持って処分しとく』と。
 幼女は喜ぶだろううんこのついたアメを舐めなくて済むのだから。
 でも幼女は大切なことに気付くよね?
 そう、お母さんにばれたらいけない――と。
 そこで幼女は9割、こう持ちかけてくるだろう
 『お兄ちゃん、うんちどうしよう?』
 そこまできたらもう詰みの段階だ。バシッと言いつけるんだ。
 『引き止めた俺が悪いんだ。そのうんこも俺が責任を持って処分しとく』と。」

青年は圧倒されていた。その文章量、そしてその理論の完璧さに。
「すごい・・・完璧だ」
「これなら、どちらも悲しまないよね。」
「うん。幼女はアメの甘みと、おもらしがばれない。そして俺は幼女のうんこを入手できる・・・!」
「どちらにもリターンがあることなんだ。誰も避難はしないよ」

青年は心のそこから沸き上がるものを感じていた。
友人への感謝と、希望である。

       

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