Neetel Inside 文芸新都
表紙

短編小説っぽいもの
七変化のわかもと

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 七変化の男よしもとと町を散歩でトトカルチョ。
今日の気温はめったにないぐらい暑い、まるでサファリパークのようだ。
 そんなある日くまごろうという名のうさぎとくまがいた。
七変化のよしもとは二匹に変化の術をを教えているところだったが
カメ三郎という菜具羅準のペットがアメリカに逃亡した。
それを知ったくまごろううさぎは、くまに変化した。
そして、くまはうさぎに変化しようと草むらに行った。
しかし一国動につかまってしまった。
 よしもとは考えた。よしもとは何を思ったのか
老け顔の自分の息子、ワカモトを片手に腹話術を始めた。
それを見た一国動は、対抗して腹話術をあざやかにきめた。
よしもとのピンチにワカモトは目をしぶしぶさせた。
 そのころカメ三郎はスッポンを菜具羅準に食べさせてあげようと
鍋の中に入った。
 よしもとは負けました。
そして一国動はかろやかに去っていきます。
 二匹の動特(動物特別能力保持絶滅危惧種)が
わかもと(よしもととワカモトのコンビ名)に言いました。
「カメ三郎が危ない!」
「実は彼も動特なんだ。」
よしもとは力を使い果たしていましたが、最後の力を
カメ三郎のために使いました。
 その力でカメ三郎は、鍋の中でスッポンに変化した。
わかもとは最後に
「ほら、これで動特じゃなくなったから助けなくて
いいよね?」
といいました。
二匹の動特はわかもとに怒った。
「そーゆーもんだいじゃない。」
 よしもとは120%の力を使ってしまったがために、
今ようやく死にました。
二匹の動特はそれを見て、泣き崩れ
よく考えてみました。
よしもとを。
 この後、二匹の動特が一国動に弟子入りしたことは
言うまでもない。

            完

       

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