Neetel Inside 文芸新都
表紙

適当
意味の無い話。

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■ 意味の無い会話
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風俗に行くのはいかがなものか?
茶髪の男が言う。
「もし、彼女がそういう店に行ったということを知った場合、自分はどう思うか。それを考えると俺はいけないな。」
黒髪の男が言う。
「そう言われると、そんな気もするな。」
「まぁ、風俗自体を否定はしないし、あくまで俺の考えだけど。」
と、黒髪。
「俺は、相手の男がイかなければいいかな~。」
「どういう意味だ?」
茶髪の男は怪訝そうに問う。
「男は何て言うか・・・出したらある程度満足というかスッキリするじゃん。それがなんとなく・・・」
「許せない?」
「そうそう。」
黒髪は大きく首を縦に振り、
「あ、コーラ一口もらって良い?」
「ああ、ほれ。」
茶髪はペットボトルを手渡す。


「なぁ、さっきこんな話をしていたんだけど、お前はどう思う?」
黒髪が眼鏡の男に問う。
眼鏡は今しがたスッキリしてきたところだ。
元彼女、現セフレ。
百戦錬磨の男は答える。
「ん~、何て言うか、怒らないでくださいね?」
茶髪に言う。
「・・・さん(茶髪)はなんていうのかな、中2病なんですよね。」
茶髪は無言でうなずく。
「何て言うか、すごい純粋というか幼いというか・・・」
「まぁ、俺はガキのまんま大きくなったからねぇ・・」
茶髪は煙草に火をつける。
眼鏡は続けて
「結局、女がそういう店に行くのが嫌だって言うのは、男のエゴなんだと思いますよ。」
「ん~」
黒髪が曖昧に反応する。
「結局、良くあるじゃないですか。『私は昔あんたの浮気を許したのにあんたは私がちょっと浮気したら別れようってのはどういうことじゃ』みたいな?あんな感じなんだと思いますよ。」
「まぁねぇ」
黒髪も茶髪も納得したのだろうか。
「まぁ、男が風俗行ってないなら話は別になると思いますけど。」


「さてと、明日10時だっけ?泳ぎに行くの。」
茶髪が言う。
「そうですよ。」
携帯をいじりながら眼鏡は答える。
「寝るか~。もう外は明るいぜ。」
「やべ・・俺明日バン練やわ・・・」
黒髪がつぶやく。
「じゃあ、俺もう寝ますね。おやすみなさい。」
「ほい、おやすみ。」


特に意味は無い。

       

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