ヒッキーと女
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「凄いや!本当に実在していたんだ!」
その大声に多くの生徒が彼女に目が言った。
彼女はニコニコしながら、少年に言った。
「ずっと引きこもっていたんでしょ? 私君の事始めてみたよ!」
「あ…え…あの…えっと…」
長期にわたる引きこもりのせいか、人と会話する事に抵抗を覚えていた。
その馴れない口調で、少年は彼女に言い返す。
「あああああああああの・・・・何ですかあなた」
「私?私は愛と正義と友情の!史上最強の綾川姫子だ!!!」
こうして引きこもりクソ野郎と無駄に元気な少女が出会ってしまった…。