Neetel Inside 文芸新都
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誰にもわかる数学のはなし
【解説編】相対性理論

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聖書はもとはヘブライ語で書かれていますが、
現在では、英語、イタリア語、アイルランド語、日本語・・・
と世界各国の言語に翻訳されています。

聖書は神によってこの世界の真理を書かれていると主張する本です。


ところで


りんご=apple
これは正しいですか?・・・・多分、本当のところは、
少しだけ・・・ほんのすこうしだけ、違います。
(言葉の定義のもととなっているりんごが風土によって品種や味が違うから)


ヘブライ語から、別の言語に翻訳されれば、
その際、じつに少しなのですが意味が変わってしまうのです!


しかし聖書の内容は世界の真理なのですから、ほんのすこしでも間違ってしまっては困ります。
でも聖書は人類救済の書物なのですから、ヘブライ語しかないのでも困ります。


では、いったいどうすれば・・・・?






もし聖書のすべてのページが図で描かれていれば、この問題は解決していたでしょう!





ところで、田んぼの上を野球ボールが飛んでいるとします。
田んぼ沿いを時速50キロで走る電車の中からみるのと、田んぼの上から見るのでは、ボールの速度は違って見えます。
それでも、野球ボールが従う物理法則の方程式が Ma = F であるのは同じなのです。

ですが、電車の中でのみ強い重力場を発生させた場合、
電車の中では田んぼの上と違って物理法則の方程式が乱れてしまいます。

それでもやっぱり、どんな場所でも成立する、宇宙のただひとつの物理法則を発見したい。




このための物理学者アインシュタインのアイディアは




各々が数式を書くから物理法則がばらつくのだ
野球ボールが存在するのは事実なんだから、野球ボールそのものを方程式とみれば良い


だったのです。



       

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