新都社作家の小説の書き方アンソロ自慰
あう編
こんにちは。小説書きでも漫画描きとしてもすごく投げ作家の中途半端作家です。
今回ダメな例として私の小説の書き方…をここに記します。
といっても、正直これといって決まった「書き方」はないです。
作品や気分によって色々なので…。
しかも私は漫画描きでもあるので、そのへんがちょっと他の方と全く手順がちがうかもしれません。
とりあえず私の新都社での唯一長めに続いているが更新の止まっている『うはw急に新しい家族が出来たww』を例にとります。
これは何年か前に新都社にきてすぐに、新都社が一体どういう場なのかイマイチわかってもいないのに、なんとなく書き始めたものです。
1キャラを考えればストーリーは動きだす
正月に、酔っぱらった頭で紅白をぼんやりみていて、「あーいま超漫画描きたい。漫画じゃなくても絵が描きたい気分」という衝動に駆られました。
正直そのときは漫画をあまり描いておらず、携帯小説を頻繁にかいていたころで、漫画の勘を完全に忘れていました。しかし酔った勢いで絵が描きたくなったのです。で、そのへんにあったDMの封筒に思うがままに描きました。
すると、自分好みの可愛い女の子が偶然かけました。あらいいかんじ。
ジト目で、無表情なのにかわいい、けど変な部屋着を着た女の子。
すごくいい雰囲気だわ。無表情なのに、奇抜な部屋着をきて、シャツもINしちゃってるわ。
偶然キャラが立ってるようなキャラがぽんと出てきた。
それで、その子はじゃあどんな家に住んでるのか、どんな風にくつろいでいるのか、無表情だけど何を考えてるのかと考えました。
普通の一軒家、パンツ一丁でベッドに足を引っ掛けて寝ていそうだ、部屋きたなそう、意外なもの…エロゲと辛いものが好きとかどうだ、と考えました。
するとこのキャラ一人いれば
それだけでストーリーがつくれそうだ、と思って来たので、これを小説にしようと考えました。
しかしこんな変なキャラを主人公にしたらストーリーは絶対に進まないと思ったので、無個性な、トラブル巻き込まれ型の少年を主人公にしました。
その少年を作ったら、その少年の家庭や家族、バックグラウンドをつけていきました。どんな家庭でそだったか?どんな親かどんな兄弟がいるか?
そうしてキャラクターのプロフィールを考えると、なんとなくそのキャラの性格もイメージできます。
そして、ではこの二人でどんな話をつくるか?
と考えたとき、せっかく作ったキャラクターの家族たち、友人を無駄にするのもアレだと考え、『家族もの』をテーマに、それプラスせっかくキャラが男女なので、最終的には『恋愛』もやれればいいなと思ったのです。
変わったキャラに主人公が翻弄されるタイプの話ですから、
ここはシリアスばかりでなく、コミカルに話をすすめようと考えました。
それから、せっかく2ch系、VIPの新都社という変わった場で書くのだから、
VIPっぽいノリで書こうと思いました。
こうなったら主人公がVIPPERって設定がよかろうと思いました。
漫画もそういう主人公多いみたいだしね。って。
せっかく文字媒体だし、小説の中に適当につくったスレをまぜようと思ったのは
まあいまではそう珍しくもないですが、何年か前は文芸ではすこし珍しくあったと思うので、良かったと思います。
そういう訳です。
つまり、
①キャラをつくり
②そのキャラで出来るストーリーテーマを明確にし、読者に伝えたい言いたいことをはっきりさせ、
③そして何か他作品と違うプラスアルファの何かを考え加える(アイディア)
という感じなのかもしれません。
私はそう意識して書いた訳ではありませんが。
あとは、もともと携帯小説をやっていたこともあって、
どう書いたら読者が読みやすいかというのが
なんとなくわかっていたと思います。
改行とか、会話文ばっかとかねw
あと漫画で培った奇抜なアイディアとか。
①②③の順番が違うこともあります。
正直書き方は意識していません。
キャラからではなく、一つの言葉から書くこともありますし、
アイディアから書くこともありますし、
伝えたいことから書くこともあります。
そういうものがはっきり決まったら、起承転結を考えプロットを練るなりして
頑張ってください。後は他の作家さんがおっしゃってることを参考にしてください。わたしも参考にします。
起承転結考えなくても別に良いと思いますけどね。
勘でおもうがままかいてもいいと。
ただ言えるのは…私は根気がないので、
自分で少しでも気に入らない感じに書いてしまうとすぐにああもうだめだとやめてしまったり、
新しいアイディアが浮かんでそっちをかいたりあっちをかいたりと、
兎に角、根性がないので、最後まであまり完結させたことがありません。
だからまあ…。理屈ではプロットをきっちり考えた方がいいと思うけど、
プロットを考えたところで私は飽き性なんで最後まで書けない。自分が何を書くのかはっきりすっきりしちゃって、飽きる。
自分自身が書きながら、うはwwやばいwwと思える飽きないものを書くのが
私的には目標です。
あとは日常で思ったり感じたこと、自分的にこれは、と思えるポエムや哲学を
しっかり持ち、めもったりしたらいいんじゃないですかね。昔はやってました。
そんな感じです。
一番大事なのは自己満足ですよ。私は自己満足すらできなくて最悪です。
読まれなくたっていいですよ。
自分がこのキャラ気に入った!とか、ここがうまくいった!とか感じるのが一番
幸せだと思うし。
そのうち自分のキャラやストーリーがまったくいいとおもわなくなりますよ。
そうなったら創作やる意味ないですからね。
難しく考えず好きなように、適当にやったらいいんじゃないですかね。
完