デュエおん!!
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『デュエおん!!」の遊び方
①ターン制バトルである。
②TR(ティールーム)に出せるキャラクターカードは1ターンにつきコスト2キャラは1人、コスト1キャラは2人出せる(特殊召喚除く)、アイテムカードは1ターンに何枚でも可
③先にLP(ライフポイント)が無くなった方が負け
④デッキ構成は20枚。開始時の手札は5枚、1ターン毎に山札から新たに1枚カードを引く
⑤アイテムカードの出し方は表向きに出す『通常使用』と裏向けで出す『裏向き配置』の2種類。『通常』は使用した瞬間発動。『裏向き』は好きな時に宣言した瞬間発動
⑥場に出ているキャラカードは1キャラにつき1ターンに1度、任意キャラ1体を攻撃出来る(特殊能力を除く)
1攻撃したキャラの攻撃力が攻撃されたキャラの守備力を上回った場合:守備側のキャラは放課後へ、攻撃力-守備力の値分相手のLPを減らす
2攻撃したキャラの攻撃力が攻撃されたキャラの守備力を下回った場合:守備力-攻撃力の値分攻撃した側のLPを減らす。この場合攻撃したキャラは放課後へは移動しない
3攻撃したキャラの攻撃力が攻撃された側の守備力と同じだった場合:お互いのLPの変化、キャラの放課後への移動は無い
今大会ローカルルール
①TT(ティータイム)開始前にお互いのデッキを確認することが出来る
②デッキ確認後5枚までカードを入れ替える事ができる(入れ替えなくてもいい)。入れ替えたカードは相手には分からない
③開始時の手札に2枚だけ任意のカードを入れる事ができる
④4ターン目の先行側までは相手を攻撃することは出来ない
①ターン制バトルである。
②TR(ティールーム)に出せるキャラクターカードは1ターンにつきコスト2キャラは1人、コスト1キャラは2人出せる(特殊召喚除く)、アイテムカードは1ターンに何枚でも可
③先にLP(ライフポイント)が無くなった方が負け
④デッキ構成は20枚。開始時の手札は5枚、1ターン毎に山札から新たに1枚カードを引く
⑤アイテムカードの出し方は表向きに出す『通常使用』と裏向けで出す『裏向き配置』の2種類。『通常』は使用した瞬間発動。『裏向き』は好きな時に宣言した瞬間発動
⑥場に出ているキャラカードは1キャラにつき1ターンに1度、任意キャラ1体を攻撃出来る(特殊能力を除く)
1攻撃したキャラの攻撃力が攻撃されたキャラの守備力を上回った場合:守備側のキャラは放課後へ、攻撃力-守備力の値分相手のLPを減らす
2攻撃したキャラの攻撃力が攻撃されたキャラの守備力を下回った場合:守備力-攻撃力の値分攻撃した側のLPを減らす。この場合攻撃したキャラは放課後へは移動しない
3攻撃したキャラの攻撃力が攻撃された側の守備力と同じだった場合:お互いのLPの変化、キャラの放課後への移動は無い
今大会ローカルルール
①TT(ティータイム)開始前にお互いのデッキを確認することが出来る
②デッキ確認後5枚までカードを入れ替える事ができる(入れ替えなくてもいい)。入れ替えたカードは相手には分からない
③開始時の手札に2枚だけ任意のカードを入れる事ができる
④4ターン目の先行側までは相手を攻撃することは出来ない
デュエおん!!
第一話「二回戦!!」
「俺のターン!!アイテムカード『むったん』にてあずにゃんの攻撃力UP!!」
梓攻撃力:1400→1700
「なっ、攻撃力1700だと!?」
「そして、あずにゃん、にて唯を攻撃!!」
梓攻撃力:1700 唯守備力:600
鎌瀬LP(ライフポイント)1000→0
「ぐぁーーっ!!唯ぃーーーー!!」
『TT(ティータイム)終了!!コイジ選手の勝利です!!』
「やったぞ! あずにゃん!」
俺の名は佐藤コイジ。『デュエおん!!』世界一を目指し戦いの日々を送っている。今日は世界大会の日本予選に参加している。もちろん、嫁のあずにゃんと一緒に。
――2010年、秋、第二期テレビシリーズを終え『けいおん!!』ブームも終焉を迎えると思われていたこの時期、けいおん!!を題材にしたカードゲーム『デュエおん!!』が発売された。当初、萌え豚から金を搾取するためだけに発売されたこのゲームだったが、自分の嫁と一緒に戦えるシステムがけいおん厨の心を掴み、瞬く間に萌え豚の間に浸透していった。ブームは日本だけにとどまらず、世界中のオタク共の心を掴み、程なく『第一回デュエおん!!世界大会』の開催が決定した――
「今回もよくやってくれたね、あずにゃん」
一回戦に勝った俺は中野梓を中心としたデッキ構成である、いわゆる『あずにゃんデッキ』こそ最強と確信していた
「俺のあずにゃんこそが最強だと世界中に知らしめてやる!!」
『ただいまより第二回戦8試合目、「蒸れ岡 サトシ」選手と「佐藤 コイジ」選手のTT(ティータイム)を開始します。選手のお二人は第4ルームへおこし下さい。繰り返します……』
館内放送が流れた時、俺は休憩ルームに整然と並べられているパイプイスに腰掛けギターの練習をしていた。(脳内で)
休憩室はTT(ティータイム)を待つ選手達、通称『デュおリスト』達が所狭しと詰め込められており、彼らの約八割は取得しているであろう特殊スキル『周りの気温、湿度を上昇させる能力』にてエアコンは無効化され、休憩室に掛けられている湿度計は92%を示していた。そんな環境の中においても、世界一を目指すデュおリスト達はまるで動揺する事も無く、それぞれの嫁と、思い思いの時間を過ごしていた。
あずにゃんにせがまれ渋々始めたギターだったが、あずにゃん先生による、献身的な指導により驚異的な早さでギターテクニックを身につけていた俺は、一通りのコードは弾けるくらいには成長していた。(妄想)
「やれやれ。もうTT(ティータイム)の時間か……ゆっくりベースの練習も出来ないね、あずにゃん。早く終わらせて、ふわふわ時間の練習しようね」
言いながら席を立ち歩き出した俺の表情は、嫁を前に鼻の下を伸ばしきったソレで無く、戦場へ向かう勝負師のソレへと変貌していた。
『佐藤 コイジ様ですね?』
「ああ」
『対戦相手の蒸れ岡様は既に準備が完了しています。佐藤様も準備が完了次第席に着いて下さい』
「ああ、俺も準備は出来ている。始めようか」
係員に促され席に着いた俺は休憩の間に構築したデッキをテーブルの上に静かに置いた。
『それでは、お互いにカードを確認してください』
今大会には何個かのローカル、ルールが設定されている。その一つがTT(ティータイム)前に実施する『お互いのカード確認』である。
30枚で構成するお互いのデッキの中身を事前に確認する事が出来る。ただしお互いのカードを確認し終わった後に5枚だけ好きなカードを変更する事ができる。交換したカードは相手には分からない。このカード確認によって的確に相手の戦略を予想し、5枚のカード変更によって相手の意表を付く……勝負は既に始まっている……
「よろしく」
「カカカ……よろしくざんす」
自分のデッキを差し出し、相手のカードを受け取る。ルールとはいえ、俺のあずにゃんが自分以外の手に触れるのは気分の良いものではない。サッサとカード確認を終わらせるため、すぐさま確認作業に入った。
「カカカ……コイジ君といったざんすか?」
カード交換を早く終わらせようとテンポ良くカードに目を通している俺を邪魔するように、蒸れ岡が薄ら笑いを浮かべながら話掛けてきた。
「残念ながらわしと対戦する事が決まった時点でコイジ君の敗北は決定ざんす。ハッキリ言うざんす。わしの『澪デッキ』は世界最強ざんす!!」
「なっ、『嫁宣言』だと!!」
思いもしていなかった『嫁宣言』により俺の手はカード確認を中断してしまう。
『嫁宣言』とは文字通り自分の嫁を宣言する事である。TT(ティータイム)が始まる前に『嫁宣言』をする事は相手に自分の戦略を教えてしまう行為と等しく、後のカード変更で嫁に対抗するカードを入れられてしまう危険もある。メリットが無いばかりか、デメリットしかない行為であり、通常はぎりぎりまで嫁を悟らせ無いのがセオリーとされている。あるとすれば、嫁に対する愛の深さを相手に見せ付ける事だけである。
(なにを考えている?ブラフの可能性もあるにはある、が、確かに俺が確認したカードは澪に対する強化系のカードを中心に構成されている……)
「キキキ……澪はわしの嫁ざんす!! 誰にも負けないざんすよ!!」
(なるほど、絶対に負け無いと言う自信、澪に対する信頼ゆえか……正直あのただパイオツがデカイだけのあざとい女を好きになる気持ちは全く分からない、が、コイツの愛の深さは本物か……
「いいだろう……ならば俺もここに宣言する!!俺は『あずにゃんデッキ』でお前を倒す!!俺のあずにゃんはあんなババアに負けはしない」
「ククク……コイジ君も『嫁宣言』ざんすか!! わしの嫁があんなウザブリッ小娘に負けるわけ無いざんす!!」
『相手カードの確認が終わりましたらお互いのデッキを戻し、カード交換を行って下さい』
バイトであろう係員は、まるで汚物でもみるかのような冷たい視線を俺達に向け、マニュアル通りの言葉で割り込んできた。蒸れ岡の湿った手から返って来たあずにゃんに「おかえり」と小さく声をかけ、5枚のカード交換後静かにTT開始の合図をまった
『それでは、TT(ティータイム)スタートです!!』
こうして、俺とあずにゃんによる本日ニ回目の戦いが始まった……
第一話「二回戦!!」
「俺のターン!!アイテムカード『むったん』にてあずにゃんの攻撃力UP!!」
梓攻撃力:1400→1700
「なっ、攻撃力1700だと!?」
「そして、あずにゃん、にて唯を攻撃!!」
梓攻撃力:1700 唯守備力:600
鎌瀬LP(ライフポイント)1000→0
「ぐぁーーっ!!唯ぃーーーー!!」
『TT(ティータイム)終了!!コイジ選手の勝利です!!』
「やったぞ! あずにゃん!」
俺の名は佐藤コイジ。『デュエおん!!』世界一を目指し戦いの日々を送っている。今日は世界大会の日本予選に参加している。もちろん、嫁のあずにゃんと一緒に。
――2010年、秋、第二期テレビシリーズを終え『けいおん!!』ブームも終焉を迎えると思われていたこの時期、けいおん!!を題材にしたカードゲーム『デュエおん!!』が発売された。当初、萌え豚から金を搾取するためだけに発売されたこのゲームだったが、自分の嫁と一緒に戦えるシステムがけいおん厨の心を掴み、瞬く間に萌え豚の間に浸透していった。ブームは日本だけにとどまらず、世界中のオタク共の心を掴み、程なく『第一回デュエおん!!世界大会』の開催が決定した――
「今回もよくやってくれたね、あずにゃん」
一回戦に勝った俺は中野梓を中心としたデッキ構成である、いわゆる『あずにゃんデッキ』こそ最強と確信していた
「俺のあずにゃんこそが最強だと世界中に知らしめてやる!!」
『ただいまより第二回戦8試合目、「蒸れ岡 サトシ」選手と「佐藤 コイジ」選手のTT(ティータイム)を開始します。選手のお二人は第4ルームへおこし下さい。繰り返します……』
館内放送が流れた時、俺は休憩ルームに整然と並べられているパイプイスに腰掛けギターの練習をしていた。(脳内で)
休憩室はTT(ティータイム)を待つ選手達、通称『デュおリスト』達が所狭しと詰め込められており、彼らの約八割は取得しているであろう特殊スキル『周りの気温、湿度を上昇させる能力』にてエアコンは無効化され、休憩室に掛けられている湿度計は92%を示していた。そんな環境の中においても、世界一を目指すデュおリスト達はまるで動揺する事も無く、それぞれの嫁と、思い思いの時間を過ごしていた。
あずにゃんにせがまれ渋々始めたギターだったが、あずにゃん先生による、献身的な指導により驚異的な早さでギターテクニックを身につけていた俺は、一通りのコードは弾けるくらいには成長していた。(妄想)
「やれやれ。もうTT(ティータイム)の時間か……ゆっくりベースの練習も出来ないね、あずにゃん。早く終わらせて、ふわふわ時間の練習しようね」
言いながら席を立ち歩き出した俺の表情は、嫁を前に鼻の下を伸ばしきったソレで無く、戦場へ向かう勝負師のソレへと変貌していた。
『佐藤 コイジ様ですね?』
「ああ」
『対戦相手の蒸れ岡様は既に準備が完了しています。佐藤様も準備が完了次第席に着いて下さい』
「ああ、俺も準備は出来ている。始めようか」
係員に促され席に着いた俺は休憩の間に構築したデッキをテーブルの上に静かに置いた。
『それでは、お互いにカードを確認してください』
今大会には何個かのローカル、ルールが設定されている。その一つがTT(ティータイム)前に実施する『お互いのカード確認』である。
30枚で構成するお互いのデッキの中身を事前に確認する事が出来る。ただしお互いのカードを確認し終わった後に5枚だけ好きなカードを変更する事ができる。交換したカードは相手には分からない。このカード確認によって的確に相手の戦略を予想し、5枚のカード変更によって相手の意表を付く……勝負は既に始まっている……
「よろしく」
「カカカ……よろしくざんす」
自分のデッキを差し出し、相手のカードを受け取る。ルールとはいえ、俺のあずにゃんが自分以外の手に触れるのは気分の良いものではない。サッサとカード確認を終わらせるため、すぐさま確認作業に入った。
「カカカ……コイジ君といったざんすか?」
カード交換を早く終わらせようとテンポ良くカードに目を通している俺を邪魔するように、蒸れ岡が薄ら笑いを浮かべながら話掛けてきた。
「残念ながらわしと対戦する事が決まった時点でコイジ君の敗北は決定ざんす。ハッキリ言うざんす。わしの『澪デッキ』は世界最強ざんす!!」
「なっ、『嫁宣言』だと!!」
思いもしていなかった『嫁宣言』により俺の手はカード確認を中断してしまう。
『嫁宣言』とは文字通り自分の嫁を宣言する事である。TT(ティータイム)が始まる前に『嫁宣言』をする事は相手に自分の戦略を教えてしまう行為と等しく、後のカード変更で嫁に対抗するカードを入れられてしまう危険もある。メリットが無いばかりか、デメリットしかない行為であり、通常はぎりぎりまで嫁を悟らせ無いのがセオリーとされている。あるとすれば、嫁に対する愛の深さを相手に見せ付ける事だけである。
(なにを考えている?ブラフの可能性もあるにはある、が、確かに俺が確認したカードは澪に対する強化系のカードを中心に構成されている……)
「キキキ……澪はわしの嫁ざんす!! 誰にも負けないざんすよ!!」
(なるほど、絶対に負け無いと言う自信、澪に対する信頼ゆえか……正直あのただパイオツがデカイだけのあざとい女を好きになる気持ちは全く分からない、が、コイツの愛の深さは本物か……
「いいだろう……ならば俺もここに宣言する!!俺は『あずにゃんデッキ』でお前を倒す!!俺のあずにゃんはあんなババアに負けはしない」
「ククク……コイジ君も『嫁宣言』ざんすか!! わしの嫁があんなウザブリッ小娘に負けるわけ無いざんす!!」
『相手カードの確認が終わりましたらお互いのデッキを戻し、カード交換を行って下さい』
バイトであろう係員は、まるで汚物でもみるかのような冷たい視線を俺達に向け、マニュアル通りの言葉で割り込んできた。蒸れ岡の湿った手から返って来たあずにゃんに「おかえり」と小さく声をかけ、5枚のカード交換後静かにTT開始の合図をまった
『それでは、TT(ティータイム)スタートです!!』
こうして、俺とあずにゃんによる本日ニ回目の戦いが始まった……
※作者都合でデッキ構成が30枚から20枚に変更しました…すいません
第二話「始動」
====1ターン目、先行、蒸れ岡ターン====
「ククク…わしの先行ざんすね? わしはもちろん澪をTR(ティールーム)に召喚するざんす!!わしの心はカラメルソースざんす!!澪の火加減でおいしくなるざんす!!キキキ…!」
――――――――――――――――――――――――――――――
蒸れ岡 LP:1500 手札:5枚 山札:14枚 放課後:0枚
澪 □ □ □ □
攻 1300
守 1100
攻
守
□ □ □ □ □
コイジ LP:1500 手札:5枚 山札:15枚 放課後:0枚
――――――――――――――――――――――――――――――
====1ターン目、後攻、コイジターン====
なんの迷いも無く、いきなり澪を出して来たか…今大会のルールでは初期手札5枚のうち2枚だけ好きなカードを入れる事ができる。もちろんそのうちの1枚はあずにゃんなんだが……澪は攻撃力1300、守備力は1100、現在発売されているカードの中で最強の攻撃力を持つ…やはり、腐っても元メインヒロインといったところか…確かに夏フェスの時の↑↓Tシャツのパイオツには破壊力があった…が…それだけだ…!!パイオツ以外はただの電波女じゃないか…!!こいつを倒さなければ俺のあずにゃんは真のメインヒロインになれない…か…ならばこちらも小細工は無しだ!!
「俺のターン!!俺はあずにゃんを召喚する!」
「カカカ…コイジ君もさっそく小娘を出して来たざんすか!でもいいざんすか?小娘の防御力は1000ざんしょ?わしの澪の攻撃力は1300ざんすよ?はみ出しちゃうかもねざんすよ…?」
そんな事は百も承知だ…だがここで引けばあずにゃんが澪に勝てないって事を証明する事になる…できるかよ!そんな事!!今大会のルールでは3ターン目が終了するまで相手を攻撃する事はできない。4ターン目が決戦の時だ…それまでに如何にあずにゃんを強化できるかにかかっている。
「さらにアイテムカード『ねこみみ』を発動!!あずにゃんの守備力を200UP、可愛さを500UP!」
(※当ゲームには可愛さの概念はありません。コイジ独自の判断です)
「さらにあずにゃんは唯一『コスチュームカードを使用するたびに攻撃力が200UP、可愛さが300UP』する特殊能力をもっている。これで澪と同等だ!」
――――――――――――――――――――――――――――――――
蒸れ岡 LP:1500 手札:5枚 山札:14枚 放課後:0枚
澪 □ □ □ □
攻 1300
守 1100
攻 1200
守 1200
梓 □ □ □ □
コイジ LP:1500 手札:4枚 山札:14枚 放課後:0枚
――――――――――――――――――――――――――――――――
(カッ…小娘のみの特殊能力ざんすと?カ~…!おかしいざんす…!コスプレキャラは澪の専売特許だったはずざんす…!そうざんしょ…?忘れたざんすか…!?世界中が澪のメイド姿にもえもえきゅん!だったざんしょ…?納得いかないざんす…)
「俺のターンは終了だ!!」
====2ターン目、先攻、蒸れ岡ターン====
「キキキ…そんなもので澪と同等ざんすか?笑わせるなざんす…!!NO,Thank Youざんす…!!」
「わしのターン、アイテムカード『エリザベス』を澪に使用するざんす…!澪の攻撃力300UPざんす!さらにアイテムカード『「お」ストラップ』を澪に使用ざんす!澪の防御力300UPざんす!カカカ…脳ある鷹は見えないところにピック隠すざんすよ…!」
――――――――――――――――――――――――――――――――
蒸れ岡 LP:1500 手札:4枚 山札:13枚 放課後:0枚
澪 □ □ □ □
攻 1600
守 1400
攻 1200
守 1200
梓 □ □ □ □
コイジ LP:1500 手札:4枚 山札:14枚 放課後:0枚
――――――――――――――――――――――――――――――――
====2ターン目、後攻、コイジターン====
くっ…攻撃力1600か…!まずいな…ここは守備を固めるべきか…
「俺のターン!ムギを召喚する!「けいおん部」属性ボーナスによりあずにゃん、紬の攻撃力、守備力を100UP!」
各カードにはそれぞれいくつかの属性がついている。「けいおん部」属性が付いているキャラは1人TRに出すたびに、けいおん部全員の攻撃力、守備力が100UPする!!これを使わない手はない…!!
――――――――――――――――――――――――――――――――
蒸れ岡 LP:1500 手札:4枚 山札:13枚 放課後:0枚
澪 □ □ □ □
攻 1600
守 1400
攻 1300 900
守 1300 1600
梓 紬 □ □ □
コイジ LP:1500 手札:4枚 山札:13枚 放課後:0枚
――――――――――――――――――――――――――――――――
「さらにアイテムカードを1枚裏向きで設置!!ターン終了だ!」
アイテムカードは一部のカードを除いて「通常使用」と「裏向き設置」をする事ができる。裏向きに設置したカードはいつでも使用する事ができる。相手の攻撃に合せてトラップ的に使用する事もできる。アイテムカードの使用方法が勝負の鍵を握っている…!!
====3ターン目、先攻、蒸れ岡ターン====
(たくあんを出して来たざんすか…カカカ…!!こざかしいざんす…!!認めたようなものざんすよ…!小娘1人では何もできないんざんしょ…?キャラが立って無いんざんすよ…せいぜいマジメくらいなもんざんしょ…?所詮バカ女共にイジられなきゃ何もできないモブキャラ扱いざんす…その点、澪はしっかりとキャラが立ってるざんす…!!あがり症…怖い話が大嫌い…天使の歌声…独創的な作詞能力…レフティー…ボインボイン!!キャラ立ちまくりざんす…澪1人だけで4クールは行けるざんすよ…!!)
「わしのターン!!アイテムカード「メイド服」を澪に使用ざんす!!攻撃力100UP!!防御力100UPざんす!!カカカ…もえもえきゅんざんす…!!君を見てるといつもハートドキドキざんすよ…!!」
「さらにアイテムカードを裏向きに設置するざんす…!!カカカカカ…」
――――――――――――――――――――――――――――――――
蒸れ岡 LP:1500 手札:3枚 山札:12枚 放課後:0枚
澪 律 □ □ □ アイテム ■
攻 1700
守 1500
攻 1300 900
守 1300 1600
梓 紬 □ □ □ アイテム ■
コイジ LP:1500 手札:3枚 山札:13枚 放課後:0枚
――――――――――――――――――――――――――――――――
「くっ!!攻撃力1700… 」
「カカカ…次のターンから攻撃可能ざんす…小娘の命日が近いざんすよ…?」
====3ターン目、後攻、コイジターン====
まずいな…これ以上攻撃力を上げられては…なんとかしないと…
「俺のターン!!カード、ドロー!……っ!!よし!!…キャラクターカード、佐々木さんを召喚!!」
「なんざんすと…!?」
フフフ…開始前の『嫁宣言』が災いしたな!!澪は確かに強力なキャラだが、それゆえ対澪カードも多く存在している…しっかり入れさせてもらったぜ…!!佐々木さんは『ファンクラブ会員』属性を持っている!!この属性のカードがTRに出ている間は澪の攻撃力が半減する!!」
====4ターン目、先攻、蒸れ岡ターン====
「ちっ…!!ファンクラブ会員…?あ…?どうせ澪を性的な目でしか見てない奴らなんしょ…?澪のなにを知ってるざんすか…?お風呂に入る時はシャワーヘッドから洗う事を知ってるだけざんしょ…?見るな…!!汚らわしい目でわしの澪を見やがるなざんす!!寒気がするざんす!!」
「わしのターンざんすか…!ファンクラブ会員ざんすか…しょうがないざんすね…!気が進まないざんすが…こちらもサブキャラを出すざんすか…!」
「デコスケを召喚するざんす…!!『けいおん部』属性ボーナスで澪、デコスケの攻撃力、守備力100UPざんす!!」
「なにっ!!」
――――――――――――――――――――――――――――――――
蒸れ岡 LP:1500 手札:3枚 山札:11枚 放課後:0枚
澪 律 □ □ □ アイテム ■
攻 900 1000
守 1600 1300
攻 1300 900 400
守 1300 1600 900
梓 紬 佐々木 □ □ アイテム ■
コイジ LP:1500 手札:3枚 山札:12枚 放課後:0枚
――――――――――――――――――――――――――――――――
「カカカ…まずはその薄汚い女に退場して頂くざんす…!!デコスケでミドリアタマを攻撃ざんす!!」
「ぐあっ…!!佐々木さんっ!!」
『コイジ選手。LP(ライフポイント)1500→1400です』
「カッカッカッ…!!これで澪の攻撃力は復活したざんすよ…!!攻撃力1800ざんす!!あっけないもんざんすね…!!これで小娘はおわりざんすね…ドリームタイムざんす…いい夢見ろざんす…!!」
「澪で小娘を攻撃ざんす!!カカカ…」
「くっ!!」
第二話「始動」
====1ターン目、先行、蒸れ岡ターン====
「ククク…わしの先行ざんすね? わしはもちろん澪をTR(ティールーム)に召喚するざんす!!わしの心はカラメルソースざんす!!澪の火加減でおいしくなるざんす!!キキキ…!」
――――――――――――――――――――――――――――――
蒸れ岡 LP:1500 手札:5枚 山札:14枚 放課後:0枚
澪 □ □ □ □
攻 1300
守 1100
攻
守
□ □ □ □ □
コイジ LP:1500 手札:5枚 山札:15枚 放課後:0枚
――――――――――――――――――――――――――――――
====1ターン目、後攻、コイジターン====
なんの迷いも無く、いきなり澪を出して来たか…今大会のルールでは初期手札5枚のうち2枚だけ好きなカードを入れる事ができる。もちろんそのうちの1枚はあずにゃんなんだが……澪は攻撃力1300、守備力は1100、現在発売されているカードの中で最強の攻撃力を持つ…やはり、腐っても元メインヒロインといったところか…確かに夏フェスの時の↑↓Tシャツのパイオツには破壊力があった…が…それだけだ…!!パイオツ以外はただの電波女じゃないか…!!こいつを倒さなければ俺のあずにゃんは真のメインヒロインになれない…か…ならばこちらも小細工は無しだ!!
「俺のターン!!俺はあずにゃんを召喚する!」
「カカカ…コイジ君もさっそく小娘を出して来たざんすか!でもいいざんすか?小娘の防御力は1000ざんしょ?わしの澪の攻撃力は1300ざんすよ?はみ出しちゃうかもねざんすよ…?」
そんな事は百も承知だ…だがここで引けばあずにゃんが澪に勝てないって事を証明する事になる…できるかよ!そんな事!!今大会のルールでは3ターン目が終了するまで相手を攻撃する事はできない。4ターン目が決戦の時だ…それまでに如何にあずにゃんを強化できるかにかかっている。
「さらにアイテムカード『ねこみみ』を発動!!あずにゃんの守備力を200UP、可愛さを500UP!」
(※当ゲームには可愛さの概念はありません。コイジ独自の判断です)
「さらにあずにゃんは唯一『コスチュームカードを使用するたびに攻撃力が200UP、可愛さが300UP』する特殊能力をもっている。これで澪と同等だ!」
――――――――――――――――――――――――――――――――
蒸れ岡 LP:1500 手札:5枚 山札:14枚 放課後:0枚
澪 □ □ □ □
攻 1300
守 1100
攻 1200
守 1200
梓 □ □ □ □
コイジ LP:1500 手札:4枚 山札:14枚 放課後:0枚
――――――――――――――――――――――――――――――――
(カッ…小娘のみの特殊能力ざんすと?カ~…!おかしいざんす…!コスプレキャラは澪の専売特許だったはずざんす…!そうざんしょ…?忘れたざんすか…!?世界中が澪のメイド姿にもえもえきゅん!だったざんしょ…?納得いかないざんす…)
「俺のターンは終了だ!!」
====2ターン目、先攻、蒸れ岡ターン====
「キキキ…そんなもので澪と同等ざんすか?笑わせるなざんす…!!NO,Thank Youざんす…!!」
「わしのターン、アイテムカード『エリザベス』を澪に使用するざんす…!澪の攻撃力300UPざんす!さらにアイテムカード『「お」ストラップ』を澪に使用ざんす!澪の防御力300UPざんす!カカカ…脳ある鷹は見えないところにピック隠すざんすよ…!」
――――――――――――――――――――――――――――――――
蒸れ岡 LP:1500 手札:4枚 山札:13枚 放課後:0枚
澪 □ □ □ □
攻 1600
守 1400
攻 1200
守 1200
梓 □ □ □ □
コイジ LP:1500 手札:4枚 山札:14枚 放課後:0枚
――――――――――――――――――――――――――――――――
====2ターン目、後攻、コイジターン====
くっ…攻撃力1600か…!まずいな…ここは守備を固めるべきか…
「俺のターン!ムギを召喚する!「けいおん部」属性ボーナスによりあずにゃん、紬の攻撃力、守備力を100UP!」
各カードにはそれぞれいくつかの属性がついている。「けいおん部」属性が付いているキャラは1人TRに出すたびに、けいおん部全員の攻撃力、守備力が100UPする!!これを使わない手はない…!!
――――――――――――――――――――――――――――――――
蒸れ岡 LP:1500 手札:4枚 山札:13枚 放課後:0枚
澪 □ □ □ □
攻 1600
守 1400
攻 1300 900
守 1300 1600
梓 紬 □ □ □
コイジ LP:1500 手札:4枚 山札:13枚 放課後:0枚
――――――――――――――――――――――――――――――――
「さらにアイテムカードを1枚裏向きで設置!!ターン終了だ!」
アイテムカードは一部のカードを除いて「通常使用」と「裏向き設置」をする事ができる。裏向きに設置したカードはいつでも使用する事ができる。相手の攻撃に合せてトラップ的に使用する事もできる。アイテムカードの使用方法が勝負の鍵を握っている…!!
====3ターン目、先攻、蒸れ岡ターン====
(たくあんを出して来たざんすか…カカカ…!!こざかしいざんす…!!認めたようなものざんすよ…!小娘1人では何もできないんざんしょ…?キャラが立って無いんざんすよ…せいぜいマジメくらいなもんざんしょ…?所詮バカ女共にイジられなきゃ何もできないモブキャラ扱いざんす…その点、澪はしっかりとキャラが立ってるざんす…!!あがり症…怖い話が大嫌い…天使の歌声…独創的な作詞能力…レフティー…ボインボイン!!キャラ立ちまくりざんす…澪1人だけで4クールは行けるざんすよ…!!)
「わしのターン!!アイテムカード「メイド服」を澪に使用ざんす!!攻撃力100UP!!防御力100UPざんす!!カカカ…もえもえきゅんざんす…!!君を見てるといつもハートドキドキざんすよ…!!」
「さらにアイテムカードを裏向きに設置するざんす…!!カカカカカ…」
――――――――――――――――――――――――――――――――
蒸れ岡 LP:1500 手札:3枚 山札:12枚 放課後:0枚
澪 律 □ □ □ アイテム ■
攻 1700
守 1500
攻 1300 900
守 1300 1600
梓 紬 □ □ □ アイテム ■
コイジ LP:1500 手札:3枚 山札:13枚 放課後:0枚
――――――――――――――――――――――――――――――――
「くっ!!攻撃力1700… 」
「カカカ…次のターンから攻撃可能ざんす…小娘の命日が近いざんすよ…?」
====3ターン目、後攻、コイジターン====
まずいな…これ以上攻撃力を上げられては…なんとかしないと…
「俺のターン!!カード、ドロー!……っ!!よし!!…キャラクターカード、佐々木さんを召喚!!」
「なんざんすと…!?」
フフフ…開始前の『嫁宣言』が災いしたな!!澪は確かに強力なキャラだが、それゆえ対澪カードも多く存在している…しっかり入れさせてもらったぜ…!!佐々木さんは『ファンクラブ会員』属性を持っている!!この属性のカードがTRに出ている間は澪の攻撃力が半減する!!」
====4ターン目、先攻、蒸れ岡ターン====
「ちっ…!!ファンクラブ会員…?あ…?どうせ澪を性的な目でしか見てない奴らなんしょ…?澪のなにを知ってるざんすか…?お風呂に入る時はシャワーヘッドから洗う事を知ってるだけざんしょ…?見るな…!!汚らわしい目でわしの澪を見やがるなざんす!!寒気がするざんす!!」
「わしのターンざんすか…!ファンクラブ会員ざんすか…しょうがないざんすね…!気が進まないざんすが…こちらもサブキャラを出すざんすか…!」
「デコスケを召喚するざんす…!!『けいおん部』属性ボーナスで澪、デコスケの攻撃力、守備力100UPざんす!!」
「なにっ!!」
――――――――――――――――――――――――――――――――
蒸れ岡 LP:1500 手札:3枚 山札:11枚 放課後:0枚
澪 律 □ □ □ アイテム ■
攻 900 1000
守 1600 1300
攻 1300 900 400
守 1300 1600 900
梓 紬 佐々木 □ □ アイテム ■
コイジ LP:1500 手札:3枚 山札:12枚 放課後:0枚
――――――――――――――――――――――――――――――――
「カカカ…まずはその薄汚い女に退場して頂くざんす…!!デコスケでミドリアタマを攻撃ざんす!!」
「ぐあっ…!!佐々木さんっ!!」
『コイジ選手。LP(ライフポイント)1500→1400です』
「カッカッカッ…!!これで澪の攻撃力は復活したざんすよ…!!攻撃力1800ざんす!!あっけないもんざんすね…!!これで小娘はおわりざんすね…ドリームタイムざんす…いい夢見ろざんす…!!」
「澪で小娘を攻撃ざんす!!カカカ…」
「くっ!!」
第三話「決着」
====4ターン目、先攻、蒸れ岡ターン====
「くっ!!トラップカード『縞々パンツ』発動!!」
「『縞々パンツ』ざんすと…!?」
このカードも澪対策の一つ…このカードにより澪は昔のトラウマを思い出し1ターン行動不能となる!!
「キキキ…小ざかしいざんすね…澪をお前らの汚い性欲の対象でみるなざんす!!吐き気がするざんす!!澪のパンツを見ていいのは、わしだけざんす!!」
これで澪の攻撃は防げた…しかし…
「まあいいざんす…小娘の寿命が1ターン伸びただけざんす…!!どのみちお前らではわしの澪は倒せないざんす…やはり澪が最強ざんす…」
====4ターン目、後攻、コイジターン====
奴の言う通りだ…このままではいつまでたっても澪は倒せない…なんとかあずにゃんの攻撃力を上げたい…
「俺のターン!!カードドロー!!ん…これは…」
「アイテムカード『執事斉藤』使用!!このカードはTRにいる自キャラ全員の守備力を100UP!!さらに紬が場にいる場合のみ全員の守備力を400UPする事ができる!!」
ここは守備力を上げ攻撃のチャンスを待つ…かならず勝機はくる…耐えるんだ!!あずにゃん!!
「さらにキャラクターカード唯を召喚!!『けいおん部』属性ボーナスによりけいおん部の攻撃力、守備力を100UP!!」
――――――――――――――――――――――――――――――――
蒸れ岡 LP:1500 手札:3枚 山札:11枚 放課後:0枚 4ターン目
澪 律 □ □ □ アイテム ■
攻 1800 1000
守 1600 1300
攻 1400 1000 800
守 1800 2100 1200
梓 紬 唯 □ □ アイテム 斉藤
コイジ LP:1400 手札:2枚 山札:11枚 放課後:2枚
――――――――――――――――――――――――――――――――
(ム…アホ娘までも出して来たざんすか…アホ娘は主人公補正だとかなんとかでいくら攻撃しても放課後送りに出来ないざんす。おかしな話ざんす…主人公は澪じゃなかったざんすか…?それにしても…コイジ君はひょっとして『けいおん部完成』を狙ってるざんすか?けいおん部全員をTRに出せば『けいおん部完成』ボーナスによってけいおん部全員の攻撃力、守備力が400UPするざんす。けいおん部の属性ボーナスと合せれば合計800ポイントUPざんす。あれを完成させるとやっかいざんすね…なによりも一番の危険は奴の手から澪が出る事ざんす…!!わし以外の手から澪が出る何て考えられないざんす…!!澪とわしは前世から一緒になる運命だったざんしょ…?他の男の手には触らせないざんす…)
「そして…あずにゃんで律を攻撃するぜっ!!」
「ところがどっこい…!!トラップカード『ティータイム』発動ざんす!!このカードにより1ターンけいおん部属性のカードは1ターン行動不能になるざんす…!!」
「くっ…」
====5ターン目、先攻、蒸れ岡ターン====
「わしのターンざんす…ドローざんす……カカカ…キキキ…ククク…どうやら無駄なあがきもこれで終わりざんす…!!
アイテムカード『↑↓ティーシャッツ』発動ざんす…!!このカードは好きなキャラ1体の攻撃力と防御力を入れ替える事ができるざんす…!!」
「↑↓Tシャツだとっ!!」
「カカカ…小娘に退場してもらってもいいざんすが…ここは目障りなたくあんに退場してもらうざんす…たくあんの攻撃力と守備力を入れ変え、澪で攻撃するざんす…!!」
「ぐはっ!!ムギーー!!」
『コイジ選手。LP(ライフポイント)1400→600です』
「カカカ…これで守備力はガタ落ちざんす…!!
「さらにデコスケでアホ女を攻撃ざんす!!」
『コイジ選手!!LP(ライフポイント)600→300です!!』
「くっ…」
――――――――――――――――――――――――――――――――
蒸れ岡 LP:1500 手札:3枚 山札:10枚 放課後:1枚
澪 律 □ □ □ アイテム
攻 1800 1000
守 1600 1300
攻 1300 700
守 1400 700
梓 唯 □ □ アイテム 斉藤
コイジ LP:300 手札:2枚 山札:11枚 放課後:3枚
―――――――――――――――――――――――――――――――
「くほっ…!くほっ…!くほっ…!残念ざんすね…けいおん部完成を狙っていたようざんすがこれでお終いざんす…守備力も大幅ダウンざんす…次のターンで全て終わりざんす…!!やはりわしの澪が最強ざんす…!!小娘ごときがわしの澪から主役を奪おうなんざ100万クールは早いざんす…」
====5ターン目、後攻、コイジターン====
くっ…やはりあのパイオツには勝てないのか…いや…あきらめるな…そうだ…弱気になっちゃいけないな…ゴメンね…あずにゃん…俺はあずにゃんを信じてる…まだあきらめるのは早い…俺にはまだキーカードが残っている…あれを引けば…たのむ…!!
「俺のターン!!ドロー!!……っ!!」
「フフフ…見誤ったよ…!あんた…!」
「は…?何が…?」
「さっきあんたは俺が『けいおん部完成』を狙っていると言った…そしてその計画は終わったと…まあ、確かに俺は『けいおん部完成』を狙っていた…それは間違い無い…だが、それで終わりじゃない…」
「カカカ…いやいやいや…!何が言いたい…?何がしたい…?
「何ていったらいいか…3年共が浮ついた気分で修学旅行などに行って枕投げなんぞしていた…圧倒的な萌えで萌え豚共はメロメロ…どう転んでもここから主役陥落など考えられない展開……ところが…そしたら突然…なんの前触れもなく…ダスキンのおばさんが新しいモップを持ってきて…一気に形勢逆転…!みたいな感じかな…!これは…!あんたからみたら…」
「くどぉ~~~い…!出せっ…!もういいから…!飽きたわいい加減…!下らぬ戯れ言…!」
「おっかねえってこと…!若さは…!」
「刮目せよっ…!キャラクターカード「純」召喚!!」
「あ…?そんなモップ頭なんぞ出したところで…あっ…!?……あっ…!!」
「フフフようやく気付いたか…純は「2年」属性をもっている…「2年」属性は「けいおん部」属性と同じように「2年」属性キャラクターの攻撃力、守備力を100UPさせる。さらにここで唯の特殊能力を発動するぜ!!
「フフ…あんたも知ってるだろ…?姉のためなら何処にでも駆けつける妹…唯を生贄にして憂を特殊召喚する!!」
「これで「あずにゃん」「純」「憂」の三人がTRに揃った…これが俺の切り札…『にねんズ』だ!!」
「なん…ですとっ…!?」
「『にねんズ』完成により特殊ボーナス発生!!二年全員の攻撃力、守備力が400アップするぜ!!」
――――――――――――――――――――――――――――――――
蒸れ岡 LP:1500 手札:3枚 山札:10枚 放課後:1枚
澪 律 □ □ □ アイテム
攻 1800 1000
守 1600 1300
攻 1800 1500 1400
守 1600 1500 1700
梓 純 憂 □ アイテム 斉藤
コイジ LP:300 手札:2枚 山札:9枚 放課後:4枚
―――――――――――――――――――――――――――――――
「なんと…!!攻撃力1800ざんすと…!!」
「純で律を攻撃!!」
『濡れ岡選手LP(ライフポイント)1500→1200です』
「くはっ…!!」
「そして…あずにゃんで澪を攻撃!!これで終わりだ」
「待つざんす…まっ…!!」
「…くらえ…!!「猫耳の寵愛」あずにゃんバスターぁ~~!!」
(※本ゲームに特有の攻撃名の概念はありません。コイジが独自で叫んでいます」)
『濡れ岡選手LP(ライフポイント)1200→1000です』
「澪…みお…みぉ~~~~~…!」
「…そして憂で蒸れ岡を直接…攻撃…!」
「あがっあがっあがっ…!」
『濡れ岡選手LP(ライフポイント)1000→0です。TT終了。コイジ選手の勝利です』
「これが俺の戦略…時にはけいおん部…時には2年ズ…状況によって変幻自在にカードを操る…これが俺の…いや…俺とあずにゃんの共同作業……『あずにゃんデッキ』だっ!!!!」
「がはっ…バカな…!!あるかっ…そんな事…!!澪が…わしの澪が…負けるはず無いざんす!!澪は主役ざんしょ…?オリコンチャート2位ざんすよ…?たかが1話、2話くらい出しゃばったくらいで…あんなポッと出の小娘共に負けるわけ無いざんす!!」
「ふ…現実を見るんだ…3年は…やつらはもう卒業したんだ…原作も終わった…もう終わりだ!!やつらの時代など!!100%妄想!ありえない話…!だが…あずにゃんはまだ2年だ…ある…可能性はある…憂は子守りをする必要が無くなった…純のけおん部入部フラグも立っている…!!決まりだ…決まってる!!新生けいおん部で三期!!決定!!あずにゃんが主役だ!!」
「終わりですと…!三期ですと…!バーカ!!ありえるかざんす…!そんな事!!わしの澪が小娘に主役を奪われるなど…無効ざんす!!こんな試合!!全て無し…!な――し…!!二期終了も…!!無効ざんす!!…!!…!!そうざんす…そうざんす…そうざんす!!そもそもまだ終わって無いザンス…!!まだ二期もやってるざんす!!卒業なんてしてないざんす…!!今週のテレビ欄にもちゃんとのってるざんしょ…!?」
「バカヤロウ…それは番外編だ…お前の家が地方だからだ…!!CBCだからだ…!!終わってるんだよ…とっくに…都会では…TBSでは!!」
「蒸れ岡……現実を…見ろ!!」
「無効ざんす…!!無効ざんす…!!無効ざんすーーーっ!!!!!!」
ジョジョジョ…ジョ…ジョオ――……愛する澪の敗北…突きつけられた現実…それらを否定する事ができず蒸れ岡は自らの股間からあふれ出てくるくやし涙を止める事も出来ず、その場に立ち尽くすだけであった…
「ふう危ない戦いだったねあずにゃん…」
激闘を制した俺は休憩ルームに戻り、嫁との束の間の休息を取っていた
「おいおい、さっきあんな戦い終えたばっかりなのにもうギターの練習かい?ほんとにあずにゃんは真面目だな」
激闘を終たばかりで痺れが抜け切れない俺の隣であずにゃんはもうギターを取り出していた。やれやれ…まあそこがあずにゃんのカワイイ所でもあるんだけどな。(妄想)
二回戦の開始前にはギッシリと詰め込まれていた『デュおリスト』共も半数くらいに減っており、設置されたエアコンもいくらばかりかは、その機能をとりもどしていた。
「先生!!今度は3Rで精神崩壊者ですぞ!!」
「またか!!」
万一の時のため、主催者側で用意された救命医(おもに精神科医)達の慌しく走りまわる姿が各ルームで繰り広げられている戦いの凄まじさを物語っていた。
『ただいまより第三回戦4試合目、「ゆたんぽZ」選手と「佐藤 コイジ」選手のTT(ティータイム)を開始します。選手のお二人は第2ルームへおこし下さい。繰り返します……』
館内放送が次の戦いを告げる
「なっ……次の対戦相手は……作者だと!!」
コイジの戦いは続く…
====4ターン目、先攻、蒸れ岡ターン====
「くっ!!トラップカード『縞々パンツ』発動!!」
「『縞々パンツ』ざんすと…!?」
このカードも澪対策の一つ…このカードにより澪は昔のトラウマを思い出し1ターン行動不能となる!!
「キキキ…小ざかしいざんすね…澪をお前らの汚い性欲の対象でみるなざんす!!吐き気がするざんす!!澪のパンツを見ていいのは、わしだけざんす!!」
これで澪の攻撃は防げた…しかし…
「まあいいざんす…小娘の寿命が1ターン伸びただけざんす…!!どのみちお前らではわしの澪は倒せないざんす…やはり澪が最強ざんす…」
====4ターン目、後攻、コイジターン====
奴の言う通りだ…このままではいつまでたっても澪は倒せない…なんとかあずにゃんの攻撃力を上げたい…
「俺のターン!!カードドロー!!ん…これは…」
「アイテムカード『執事斉藤』使用!!このカードはTRにいる自キャラ全員の守備力を100UP!!さらに紬が場にいる場合のみ全員の守備力を400UPする事ができる!!」
ここは守備力を上げ攻撃のチャンスを待つ…かならず勝機はくる…耐えるんだ!!あずにゃん!!
「さらにキャラクターカード唯を召喚!!『けいおん部』属性ボーナスによりけいおん部の攻撃力、守備力を100UP!!」
――――――――――――――――――――――――――――――――
蒸れ岡 LP:1500 手札:3枚 山札:11枚 放課後:0枚 4ターン目
澪 律 □ □ □ アイテム ■
攻 1800 1000
守 1600 1300
攻 1400 1000 800
守 1800 2100 1200
梓 紬 唯 □ □ アイテム 斉藤
コイジ LP:1400 手札:2枚 山札:11枚 放課後:2枚
――――――――――――――――――――――――――――――――
(ム…アホ娘までも出して来たざんすか…アホ娘は主人公補正だとかなんとかでいくら攻撃しても放課後送りに出来ないざんす。おかしな話ざんす…主人公は澪じゃなかったざんすか…?それにしても…コイジ君はひょっとして『けいおん部完成』を狙ってるざんすか?けいおん部全員をTRに出せば『けいおん部完成』ボーナスによってけいおん部全員の攻撃力、守備力が400UPするざんす。けいおん部の属性ボーナスと合せれば合計800ポイントUPざんす。あれを完成させるとやっかいざんすね…なによりも一番の危険は奴の手から澪が出る事ざんす…!!わし以外の手から澪が出る何て考えられないざんす…!!澪とわしは前世から一緒になる運命だったざんしょ…?他の男の手には触らせないざんす…)
「そして…あずにゃんで律を攻撃するぜっ!!」
「ところがどっこい…!!トラップカード『ティータイム』発動ざんす!!このカードにより1ターンけいおん部属性のカードは1ターン行動不能になるざんす…!!」
「くっ…」
====5ターン目、先攻、蒸れ岡ターン====
「わしのターンざんす…ドローざんす……カカカ…キキキ…ククク…どうやら無駄なあがきもこれで終わりざんす…!!
アイテムカード『↑↓ティーシャッツ』発動ざんす…!!このカードは好きなキャラ1体の攻撃力と防御力を入れ替える事ができるざんす…!!」
「↑↓Tシャツだとっ!!」
「カカカ…小娘に退場してもらってもいいざんすが…ここは目障りなたくあんに退場してもらうざんす…たくあんの攻撃力と守備力を入れ変え、澪で攻撃するざんす…!!」
「ぐはっ!!ムギーー!!」
『コイジ選手。LP(ライフポイント)1400→600です』
「カカカ…これで守備力はガタ落ちざんす…!!
「さらにデコスケでアホ女を攻撃ざんす!!」
『コイジ選手!!LP(ライフポイント)600→300です!!』
「くっ…」
――――――――――――――――――――――――――――――――
蒸れ岡 LP:1500 手札:3枚 山札:10枚 放課後:1枚
澪 律 □ □ □ アイテム
攻 1800 1000
守 1600 1300
攻 1300 700
守 1400 700
梓 唯 □ □ アイテム 斉藤
コイジ LP:300 手札:2枚 山札:11枚 放課後:3枚
―――――――――――――――――――――――――――――――
「くほっ…!くほっ…!くほっ…!残念ざんすね…けいおん部完成を狙っていたようざんすがこれでお終いざんす…守備力も大幅ダウンざんす…次のターンで全て終わりざんす…!!やはりわしの澪が最強ざんす…!!小娘ごときがわしの澪から主役を奪おうなんざ100万クールは早いざんす…」
====5ターン目、後攻、コイジターン====
くっ…やはりあのパイオツには勝てないのか…いや…あきらめるな…そうだ…弱気になっちゃいけないな…ゴメンね…あずにゃん…俺はあずにゃんを信じてる…まだあきらめるのは早い…俺にはまだキーカードが残っている…あれを引けば…たのむ…!!
「俺のターン!!ドロー!!……っ!!」
「フフフ…見誤ったよ…!あんた…!」
「は…?何が…?」
「さっきあんたは俺が『けいおん部完成』を狙っていると言った…そしてその計画は終わったと…まあ、確かに俺は『けいおん部完成』を狙っていた…それは間違い無い…だが、それで終わりじゃない…」
「カカカ…いやいやいや…!何が言いたい…?何がしたい…?
「何ていったらいいか…3年共が浮ついた気分で修学旅行などに行って枕投げなんぞしていた…圧倒的な萌えで萌え豚共はメロメロ…どう転んでもここから主役陥落など考えられない展開……ところが…そしたら突然…なんの前触れもなく…ダスキンのおばさんが新しいモップを持ってきて…一気に形勢逆転…!みたいな感じかな…!これは…!あんたからみたら…」
「くどぉ~~~い…!出せっ…!もういいから…!飽きたわいい加減…!下らぬ戯れ言…!」
「おっかねえってこと…!若さは…!」
「刮目せよっ…!キャラクターカード「純」召喚!!」
「あ…?そんなモップ頭なんぞ出したところで…あっ…!?……あっ…!!」
「フフフようやく気付いたか…純は「2年」属性をもっている…「2年」属性は「けいおん部」属性と同じように「2年」属性キャラクターの攻撃力、守備力を100UPさせる。さらにここで唯の特殊能力を発動するぜ!!
「フフ…あんたも知ってるだろ…?姉のためなら何処にでも駆けつける妹…唯を生贄にして憂を特殊召喚する!!」
「これで「あずにゃん」「純」「憂」の三人がTRに揃った…これが俺の切り札…『にねんズ』だ!!」
「なん…ですとっ…!?」
「『にねんズ』完成により特殊ボーナス発生!!二年全員の攻撃力、守備力が400アップするぜ!!」
――――――――――――――――――――――――――――――――
蒸れ岡 LP:1500 手札:3枚 山札:10枚 放課後:1枚
澪 律 □ □ □ アイテム
攻 1800 1000
守 1600 1300
攻 1800 1500 1400
守 1600 1500 1700
梓 純 憂 □ アイテム 斉藤
コイジ LP:300 手札:2枚 山札:9枚 放課後:4枚
―――――――――――――――――――――――――――――――
「なんと…!!攻撃力1800ざんすと…!!」
「純で律を攻撃!!」
『濡れ岡選手LP(ライフポイント)1500→1200です』
「くはっ…!!」
「そして…あずにゃんで澪を攻撃!!これで終わりだ」
「待つざんす…まっ…!!」
「…くらえ…!!「猫耳の寵愛」あずにゃんバスターぁ~~!!」
(※本ゲームに特有の攻撃名の概念はありません。コイジが独自で叫んでいます」)
『濡れ岡選手LP(ライフポイント)1200→1000です』
「澪…みお…みぉ~~~~~…!」
「…そして憂で蒸れ岡を直接…攻撃…!」
「あがっあがっあがっ…!」
『濡れ岡選手LP(ライフポイント)1000→0です。TT終了。コイジ選手の勝利です』
「これが俺の戦略…時にはけいおん部…時には2年ズ…状況によって変幻自在にカードを操る…これが俺の…いや…俺とあずにゃんの共同作業……『あずにゃんデッキ』だっ!!!!」
「がはっ…バカな…!!あるかっ…そんな事…!!澪が…わしの澪が…負けるはず無いざんす!!澪は主役ざんしょ…?オリコンチャート2位ざんすよ…?たかが1話、2話くらい出しゃばったくらいで…あんなポッと出の小娘共に負けるわけ無いざんす!!」
「ふ…現実を見るんだ…3年は…やつらはもう卒業したんだ…原作も終わった…もう終わりだ!!やつらの時代など!!100%妄想!ありえない話…!だが…あずにゃんはまだ2年だ…ある…可能性はある…憂は子守りをする必要が無くなった…純のけおん部入部フラグも立っている…!!決まりだ…決まってる!!新生けいおん部で三期!!決定!!あずにゃんが主役だ!!」
「終わりですと…!三期ですと…!バーカ!!ありえるかざんす…!そんな事!!わしの澪が小娘に主役を奪われるなど…無効ざんす!!こんな試合!!全て無し…!な――し…!!二期終了も…!!無効ざんす!!…!!…!!そうざんす…そうざんす…そうざんす!!そもそもまだ終わって無いザンス…!!まだ二期もやってるざんす!!卒業なんてしてないざんす…!!今週のテレビ欄にもちゃんとのってるざんしょ…!?」
「バカヤロウ…それは番外編だ…お前の家が地方だからだ…!!CBCだからだ…!!終わってるんだよ…とっくに…都会では…TBSでは!!」
「蒸れ岡……現実を…見ろ!!」
「無効ざんす…!!無効ざんす…!!無効ざんすーーーっ!!!!!!」
ジョジョジョ…ジョ…ジョオ――……愛する澪の敗北…突きつけられた現実…それらを否定する事ができず蒸れ岡は自らの股間からあふれ出てくるくやし涙を止める事も出来ず、その場に立ち尽くすだけであった…
「ふう危ない戦いだったねあずにゃん…」
激闘を制した俺は休憩ルームに戻り、嫁との束の間の休息を取っていた
「おいおい、さっきあんな戦い終えたばっかりなのにもうギターの練習かい?ほんとにあずにゃんは真面目だな」
激闘を終たばかりで痺れが抜け切れない俺の隣であずにゃんはもうギターを取り出していた。やれやれ…まあそこがあずにゃんのカワイイ所でもあるんだけどな。(妄想)
二回戦の開始前にはギッシリと詰め込まれていた『デュおリスト』共も半数くらいに減っており、設置されたエアコンもいくらばかりかは、その機能をとりもどしていた。
「先生!!今度は3Rで精神崩壊者ですぞ!!」
「またか!!」
万一の時のため、主催者側で用意された救命医(おもに精神科医)達の慌しく走りまわる姿が各ルームで繰り広げられている戦いの凄まじさを物語っていた。
『ただいまより第三回戦4試合目、「ゆたんぽZ」選手と「佐藤 コイジ」選手のTT(ティータイム)を開始します。選手のお二人は第2ルームへおこし下さい。繰り返します……』
館内放送が次の戦いを告げる
「なっ……次の対戦相手は……作者だと!!」
コイジの戦いは続く…