中学課程特別卒業試験 ルール
製作者 キタノ准尉
・はじめに
以下では、中学課程特別卒業試験のことを、試験と呼びます。
戦闘、自殺、その他もろもろの理由で死んじゃった人のことを、失格者と呼びます。覚えといてくださいね。
・敷地
試験エリアは学校の中だけなのです。
学校の敷地からは出られません。出た場合は処刑です。
ちなみに、校舎の色んな場所に監視カメラが設置してます。これは有料チャンネルに24時間流されてるんですよ。
・校内放送
毎日、午前9時におはようございますの放送をしますです。
失格者が出た場合は、午前0時に名前を放送するので聞いてくださいね。
・食事、武器
食事は各教室に一日分、三式用意されてます。どんな食事かは教室ごとにランダムですよ。腐っちゃう前に食べましょー。
各教室には食事以外にも、武器とか特別カードとか置いてるかもです。特別カードのことは後で書きますから見といてね。
・法律
敷地内での試験中は、「特卒法」以外のあらゆる法の裁きを受けません。ルールさえ守ってれば、なにしちゃっても大丈夫なのです!
・捕虜
敵チームの人間を捕虜にするときは、手錠をかけましょー。
捕虜にできる人数は、そのまま手錠の数と一緒です。手錠をかけなきゃ捕虜にはできないのですよ。
手錠は一個につき一度しか使えません。注意してくださいね。
手錠をかけられてから12時間を経過すると、その捕虜は仲間になります。ここ重要だよ。
捕虜を奪還するには、鍵で手錠を開けてください。なお、自分のチームに配られている手錠を、自分のチームに配られている鍵で開けることはできません。
・捕虜に対する罰則
捕虜になった人は、携帯電話の使用ができなくなります。
二回以上捕虜になった人は、特別カードの使用ができなくなります。
三回以上捕虜になった人は、手錠をかけられてから24時間を経過しなければ、そのチームの仲間になれません。これは三回目に手錠をかけられた瞬間から施行されます。
・支給品
試験開始時には全員に、一食分のパンと牛乳が支給されます。貰いましたよね?
他にも、各チームに3本ずつ、手錠と鍵が与えられます。その辺に置いてあると思うから、ちゃんと拾っといてくださいね。
それと各チームに人数分、携帯電話が与えられます。これも貰いましたよね?
携帯電話には自チーム全員の電話番号が登録されてます。登録している番号への発信、受信しかできません。それ以外の機能はついてないです。ごめんなさい。
・特別カード
校舎の色んな場所に、「特別カード」が隠されてますです。
そのカードには様々な効果が書かれてて、現在カードを持っている人に使用する権利、破棄する権利があります。
・特別カード使用法
カードを使う権利は七日間ずっと有効なのです。でも効果は一回だけ!
カードを使う時は、カードの表面を二回叩いてください。効果に対して制限がある時は、それを口にしてくださいね。
たとえば!
「捕虜交換カード(一人分)」の場合は、一人だけ捕虜を交換することができるんですけど。とんとんってカードを二回叩いて、そんでから誰と誰を交換するかを言葉にして言えば効果が発揮するよ。それ以外の方法は認めませんからね。
カードの使用は全部、監視カメラからの映像を頼りに行っています。つまりね、二枚とか三枚とかカードを持っている人が使用するときは、どのカードを使ったのか、ちゃんとわかるようにカメラに見せてほしいですってことですよ。わかったかな?
特別カードの破棄を宣言した場合は、そのカードの効力がすべて失われます。カードの破棄は、カードの使用前だけしかできませんですよ。
・合格条件
試験終了時(七日間経過後)までに、相手チームの人間を0人にしなくちゃいけません。
終了時、両チームに一人以上の生き残りがいる場合は、その場で全員処刑です。
試験終了時刻は、七日目の午前9時です。間違いのないように!
それでは、ルールとマナーを守って楽しい卒業試験を!