第一話 -旋律!タマコが魔法使いに!?-
第一話 -旋律!タマコが魔法少女に!?-
「あははーもーやだーよしてよー。私が美人なわけないじゃなーい。」
「えー、だってサトシ君と付き合ってるんでしょ?いーなー。私もあんたみたいに可愛けりゃいいのになぁー。」
と、お嬢様私立女子中学三年生であるテルミ(14)と、同じくお嬢様私立女子中学三年生であるタマコ(17)が話しています。
タマコは心の中で「話しなれた会話だわ。正直言えばうざったいのよ。あんたが美人な訳は無いでしょ。このブスが。サトシ君なんてただの凡夫じゃない。もーやだやだ。」
と呟き、テルミの言動を「あー、うん。そうだよねー。」等と適当に返事をしています。
「それでさー、タマコはどうなの?いい人見つけたのー?」この発言に、タマコの脳が揺れてます。
眉間が痙攣を始め、手がぬめりだしましたね。そして、その脂ぎった手で、髪を梳かしながら何か言おうとしています。
「いい人が見つからないのよ。」と言いましたね。
もちろんこれは虚言です。好きな人はPC研究部の部長であり全日本タイピング選手権4位のイケメンの望月暁(もちづきさとる)、オタクであり、魔法少女モノが好きである。
ちなみにタマコのことは不潔で汚いブスだとしか思っていないんですね。あと魔法少女が現れたらなんとしてでも口説こうとしてます。
ちなみにイケメンなのに彼女に魔法少女モノの服を着せようとする性癖があるので、未だに童貞。趣味は2chのCCさくら板の徘徊ですね。
え?どうして私が彼についてこんなに知っているのかだって?
それは後ほどお伝えしますよ。それより見てください。タマコさんが何かいいますよ。
「決めた!今から探してくる!」と言いましたね。外に出て行ったようです。そろそろ私が動かなければいけません。
実は、私は神様です。目神様と親しまれています。それで、この世界はもうすぐ滅びようとしているのですね、その、悪の組織によって。
けれどそれはやっぱり神様として食い止めなければいけないので、魔法少女を作らなければいけなかったんです。
それで、私は千里眼を使えるわけですね。人の心とか、何でも見れるそれですね。それを使って、魔法少女にふさわしい人物を探していたんです。
神の世界の法律では、魔法少女は中学生以下であり、魔法の負荷に耐えうる人材でなくてはいけないのですね。
それで、魔法少女に適任の人物を探していたんですね。その、強いアコガレを持つ人というか、そういう人ですね。
そこで、魔法少女に最もアコガレている人を千里眼で調べたら、イケメンの望月暁が見えたわけです。
そして、その周囲で最も望月暁にアコガレを抱く人物が、ブスで望月暁に一目ぼれして2浪を決意したタマコだったわけです。
そんなことよりあの車を見てください。ホラ、タマコさんのほうに向かっていきますね。ホラ、3、2、1、 ぜろー。
あっちゃー結構強く轢いちゃいましたね。早く回収に行きましょう。手遅れになる前に。
「あははーもーやだーよしてよー。私が美人なわけないじゃなーい。」
「えー、だってサトシ君と付き合ってるんでしょ?いーなー。私もあんたみたいに可愛けりゃいいのになぁー。」
と、お嬢様私立女子中学三年生であるテルミ(14)と、同じくお嬢様私立女子中学三年生であるタマコ(17)が話しています。
タマコは心の中で「話しなれた会話だわ。正直言えばうざったいのよ。あんたが美人な訳は無いでしょ。このブスが。サトシ君なんてただの凡夫じゃない。もーやだやだ。」
と呟き、テルミの言動を「あー、うん。そうだよねー。」等と適当に返事をしています。
「それでさー、タマコはどうなの?いい人見つけたのー?」この発言に、タマコの脳が揺れてます。
眉間が痙攣を始め、手がぬめりだしましたね。そして、その脂ぎった手で、髪を梳かしながら何か言おうとしています。
「いい人が見つからないのよ。」と言いましたね。
もちろんこれは虚言です。好きな人はPC研究部の部長であり全日本タイピング選手権4位のイケメンの望月暁(もちづきさとる)、オタクであり、魔法少女モノが好きである。
ちなみにタマコのことは不潔で汚いブスだとしか思っていないんですね。あと魔法少女が現れたらなんとしてでも口説こうとしてます。
ちなみにイケメンなのに彼女に魔法少女モノの服を着せようとする性癖があるので、未だに童貞。趣味は2chのCCさくら板の徘徊ですね。
え?どうして私が彼についてこんなに知っているのかだって?
それは後ほどお伝えしますよ。それより見てください。タマコさんが何かいいますよ。
「決めた!今から探してくる!」と言いましたね。外に出て行ったようです。そろそろ私が動かなければいけません。
実は、私は神様です。目神様と親しまれています。それで、この世界はもうすぐ滅びようとしているのですね、その、悪の組織によって。
けれどそれはやっぱり神様として食い止めなければいけないので、魔法少女を作らなければいけなかったんです。
それで、私は千里眼を使えるわけですね。人の心とか、何でも見れるそれですね。それを使って、魔法少女にふさわしい人物を探していたんです。
神の世界の法律では、魔法少女は中学生以下であり、魔法の負荷に耐えうる人材でなくてはいけないのですね。
それで、魔法少女に適任の人物を探していたんですね。その、強いアコガレを持つ人というか、そういう人ですね。
そこで、魔法少女に最もアコガレている人を千里眼で調べたら、イケメンの望月暁が見えたわけです。
そして、その周囲で最も望月暁にアコガレを抱く人物が、ブスで望月暁に一目ぼれして2浪を決意したタマコだったわけです。
そんなことよりあの車を見てください。ホラ、タマコさんのほうに向かっていきますね。ホラ、3、2、1、 ぜろー。
あっちゃー結構強く轢いちゃいましたね。早く回収に行きましょう。手遅れになる前に。
ここはどこだろう。暗い。ああ、そうだわ。私、大きな車に轢かれちゃったんだった。ここが天国なのかなー。けど暗いから地獄ー?
もうちょっとハッキリしてよー。
「タマコさん、すみません、こんな呼び方をして。」
え?なにこれ、頭に入ってくる。何これ?
「落ち着いてください、私は、神です。正確に言えば目神です。」
女神っつっても男の声なんですけどー。それバリおかしくない?
「目玉の目に神と書いて目神です。それより、お話があってここにきました。」
えー、なにこいつ勝手に話すすめてるんですけどー。超ありえなくない?
「実は今日は、あなたに魔法少女になってもらいに来ました。」
え?マジ?それバリうれしいんですけど。事実だったらバリうれしいー。バリバリうれしいんだけどー。
「事実です。それでは、力を授けますね、ミグスタラパノチャ!」
あ、明るくなったーすごーい。つーかこいつマジきもくね?どう見てもただのリーマンじゃん。バリウケる。
「私は電気をつけていませんよ。あなたの目が暗闇でも見えるようになっています。魔法少女ですから。あとキモくは無いです。」
えーバリすごいじゃーん。夜中に絶対襲われないじゃーん。バリすごーい。
「あと頭に何か叫びたい単語が浮かべば口に出してください。」
えーそんなの浮かばんしーありえんしー。あ、あ、ヴェ・・・ヴェ・・・
「ヴェルガ(VERGA)!!!」
キャッ何!?火?怖いんですけど!?超怖いんですけど!?
「それがあなたの力です。さあ、これが最終試練です。私に向かって何か攻撃をしてきてください。」
そんなの簡単だわ。ボディを狙って・・・撃つ・・・・!えっ!?よけられ・・・た・・・?
ならば足に・・・当たらない。どうして?ハッ!
もしかして私の心、読まれてるの!?そういえば私はここに来てから何も喋ってない、つまり・・・読まれてる!
「なかなかいいところに気がつきましたね・・・タマコさん。その通りです。」
やはりか・・・
「ならば、こうするまでよ!靴くらいなあああああぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」
「無駄です、そんなものかんた」
「ヴェルガ(VERGA)!!!!!」
決まった・・・!焼いた!焼いてやったぞ!うおおお!!!!!
「やりますね、タマコさん。さすが私の見込んだ通りの方です。」
な・・・その声は・・・まだ生きているのか?
「あれは私の人形です。今度こそ正体を現しましょう。これが、私です。」
・・・・!?キモい!?
もうちょっとハッキリしてよー。
「タマコさん、すみません、こんな呼び方をして。」
え?なにこれ、頭に入ってくる。何これ?
「落ち着いてください、私は、神です。正確に言えば目神です。」
女神っつっても男の声なんですけどー。それバリおかしくない?
「目玉の目に神と書いて目神です。それより、お話があってここにきました。」
えー、なにこいつ勝手に話すすめてるんですけどー。超ありえなくない?
「実は今日は、あなたに魔法少女になってもらいに来ました。」
え?マジ?それバリうれしいんですけど。事実だったらバリうれしいー。バリバリうれしいんだけどー。
「事実です。それでは、力を授けますね、ミグスタラパノチャ!」
あ、明るくなったーすごーい。つーかこいつマジきもくね?どう見てもただのリーマンじゃん。バリウケる。
「私は電気をつけていませんよ。あなたの目が暗闇でも見えるようになっています。魔法少女ですから。あとキモくは無いです。」
えーバリすごいじゃーん。夜中に絶対襲われないじゃーん。バリすごーい。
「あと頭に何か叫びたい単語が浮かべば口に出してください。」
えーそんなの浮かばんしーありえんしー。あ、あ、ヴェ・・・ヴェ・・・
「ヴェルガ(VERGA)!!!」
キャッ何!?火?怖いんですけど!?超怖いんですけど!?
「それがあなたの力です。さあ、これが最終試練です。私に向かって何か攻撃をしてきてください。」
そんなの簡単だわ。ボディを狙って・・・撃つ・・・・!えっ!?よけられ・・・た・・・?
ならば足に・・・当たらない。どうして?ハッ!
もしかして私の心、読まれてるの!?そういえば私はここに来てから何も喋ってない、つまり・・・読まれてる!
「なかなかいいところに気がつきましたね・・・タマコさん。その通りです。」
やはりか・・・
「ならば、こうするまでよ!靴くらいなあああああぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」
「無駄です、そんなものかんた」
「ヴェルガ(VERGA)!!!!!」
決まった・・・!焼いた!焼いてやったぞ!うおおお!!!!!
「やりますね、タマコさん。さすが私の見込んだ通りの方です。」
な・・・その声は・・・まだ生きているのか?
「あれは私の人形です。今度こそ正体を現しましょう。これが、私です。」
・・・・!?キモい!?
人間界で一番醜い容姿をしているであろう女性にキモいと言われてしまった。
ふざけないで欲しい。確かに目は大きいのが一つだし、耳と手は左にしかないし、足と鼻の穴は右側だけだ。神になる修行の際に失ったのだが、馬鹿にされたのはこれが最初だ。
腹立たしい・・・消してしまおうか。いや、それではコレを選んだ理由が無い。残しておこう。
「ところでタマコさん、あなたはこれから魔法少女なわけなんですが。」
「え?マジー?魔法少女ってマジー?これで暁君と付き合えるしー!バリ最高じゃね?じゃね?」
思ったよりウザい。やはり消してしまおうか。いや、我慢だ。我慢が大切だ。それは修行で覚えたはずだ。
「タマコさん、それはいいですが、実はあなたは、他人に魔女であることをいえません。」
「は?何言ってんの?お前。バリおかしくない?それ?普通言ってもよくない?」
ウザい。自己中にも程がある。いくら手をちぎられる痛みに耐える試験に耐えた私でもこれは我慢できないかもしれない。
「駄目です。敵にバレてはいけませんので。」
「は?敵って何?誰?」
「はい、実は今、世界は危機に瀕しています。その、とても悪い組織によってですね。それを倒さなきゃいけないんですよ。魔法少女が。」
「は?バリふざけてるよね?私がそんなの助ける意味ないしー。バリウケるんですけどー。」
睾丸は片方潰された。実は目玉は片方抉られていて、これは左目だ。その痛みに耐えた私でも、これは辛い。殺してしまおうか、この自己中を。
「なら魔法少女止めますか?私になら暁君(笑)を消したり記憶を操作したりするのは簡単ですが。」
ちょっと苛立つ口調で言ったらタマコが黙った。黙るとただのキモい女なのに、喋るとどうしてあそこまで醜悪な人間になってしまうのだろう。
あ、タマコが何か喋ってる。
「今・・・今記憶を操作できるって言ったの!?それなら、暁君の記憶を操作して私の恋人にできるんじゃない!?だったらバリヤバいんですけど!?どーしよー暁君と結ばれちゃうー!」
気持ち悪い。
「そういうことも可能ですね、だったら魔法少女してくれます?」
今、暁君がとても可愛そうに思えた。面識は無いからどうでもいいが。
「やるわ。」
そういってタマコは、タマコ自信の頬を、バシン!バシン!と二発たたえ、「よっしゃあああああ殺してやるううううう!」と叫んだ。
これほどまでに怯えた瞬間は無い。そして暁君、ごめんなさい。
ああ、そうだ、確か私は渡さなければいけない物があった。どこに置いたっけ。ああ、尻ポッケだ。小さいから見失いそうになる。
「タマコさん、これどうぞ。」
タマコが素直に受け取る。キモい。そしてそのキモい口で言った。「これ何?バリウケる。」
「それは変身に使う薬です。錠剤ですけど、10秒くらいで変身できますね。大体30分は持続します。」
あ、飲んだ。普通飲む?貰ったものすぐに。うわ、目閉じとこう。あ、ヤバい。まぶたが無い───。
「キャアアアアアアアアアア!!!服が!服が破れるうううううう!!!バリエロい!!!!バリヤバアアアアアイ!!!!」
最悪だ。見てしまった。吐き気がする。気持ちが悪かった。帰ったらMEGAMI様(神様界のトップグラドル。)の画像を見よう。存分に見よう。これを忘れよう。
「もう・・・神様のバリエッチ///」
何か言ってるコイツ。マジなんなの。しかもピンクのヒラヒラとかねーよ。これ考えた神誰だよ。どうすんだよコレ。
強くて可愛い人間なんているわけないんだよ。後で苦情言おう。全身タイツでいいや。もう。一回帰ろう。MEGAMI様を見に行こう。
「タマコさん、ちょっと帰るんで、また会いましょう。明日のお昼くらいに呼びます。では。チュパミパノチャ!!!」
これでタマコさんは今頃家に居るはずですね。さて、帰ってMEGAMI様を見よう。それでは、また。
ふざけないで欲しい。確かに目は大きいのが一つだし、耳と手は左にしかないし、足と鼻の穴は右側だけだ。神になる修行の際に失ったのだが、馬鹿にされたのはこれが最初だ。
腹立たしい・・・消してしまおうか。いや、それではコレを選んだ理由が無い。残しておこう。
「ところでタマコさん、あなたはこれから魔法少女なわけなんですが。」
「え?マジー?魔法少女ってマジー?これで暁君と付き合えるしー!バリ最高じゃね?じゃね?」
思ったよりウザい。やはり消してしまおうか。いや、我慢だ。我慢が大切だ。それは修行で覚えたはずだ。
「タマコさん、それはいいですが、実はあなたは、他人に魔女であることをいえません。」
「は?何言ってんの?お前。バリおかしくない?それ?普通言ってもよくない?」
ウザい。自己中にも程がある。いくら手をちぎられる痛みに耐える試験に耐えた私でもこれは我慢できないかもしれない。
「駄目です。敵にバレてはいけませんので。」
「は?敵って何?誰?」
「はい、実は今、世界は危機に瀕しています。その、とても悪い組織によってですね。それを倒さなきゃいけないんですよ。魔法少女が。」
「は?バリふざけてるよね?私がそんなの助ける意味ないしー。バリウケるんですけどー。」
睾丸は片方潰された。実は目玉は片方抉られていて、これは左目だ。その痛みに耐えた私でも、これは辛い。殺してしまおうか、この自己中を。
「なら魔法少女止めますか?私になら暁君(笑)を消したり記憶を操作したりするのは簡単ですが。」
ちょっと苛立つ口調で言ったらタマコが黙った。黙るとただのキモい女なのに、喋るとどうしてあそこまで醜悪な人間になってしまうのだろう。
あ、タマコが何か喋ってる。
「今・・・今記憶を操作できるって言ったの!?それなら、暁君の記憶を操作して私の恋人にできるんじゃない!?だったらバリヤバいんですけど!?どーしよー暁君と結ばれちゃうー!」
気持ち悪い。
「そういうことも可能ですね、だったら魔法少女してくれます?」
今、暁君がとても可愛そうに思えた。面識は無いからどうでもいいが。
「やるわ。」
そういってタマコは、タマコ自信の頬を、バシン!バシン!と二発たたえ、「よっしゃあああああ殺してやるううううう!」と叫んだ。
これほどまでに怯えた瞬間は無い。そして暁君、ごめんなさい。
ああ、そうだ、確か私は渡さなければいけない物があった。どこに置いたっけ。ああ、尻ポッケだ。小さいから見失いそうになる。
「タマコさん、これどうぞ。」
タマコが素直に受け取る。キモい。そしてそのキモい口で言った。「これ何?バリウケる。」
「それは変身に使う薬です。錠剤ですけど、10秒くらいで変身できますね。大体30分は持続します。」
あ、飲んだ。普通飲む?貰ったものすぐに。うわ、目閉じとこう。あ、ヤバい。まぶたが無い───。
「キャアアアアアアアアアア!!!服が!服が破れるうううううう!!!バリエロい!!!!バリヤバアアアアアイ!!!!」
最悪だ。見てしまった。吐き気がする。気持ちが悪かった。帰ったらMEGAMI様(神様界のトップグラドル。)の画像を見よう。存分に見よう。これを忘れよう。
「もう・・・神様のバリエッチ///」
何か言ってるコイツ。マジなんなの。しかもピンクのヒラヒラとかねーよ。これ考えた神誰だよ。どうすんだよコレ。
強くて可愛い人間なんているわけないんだよ。後で苦情言おう。全身タイツでいいや。もう。一回帰ろう。MEGAMI様を見に行こう。
「タマコさん、ちょっと帰るんで、また会いましょう。明日のお昼くらいに呼びます。では。チュパミパノチャ!!!」
これでタマコさんは今頃家に居るはずですね。さて、帰ってMEGAMI様を見よう。それでは、また。