明日は入学式
俺も大学デビューするわけだ
高校生活、俺は地味に地味に生きていた
彼女とかつくりたかったのに…遊園地とか行きたかったのに…
だがこんな黒メガネで髪の毛もっさりしたメンズがそんな輝いた毎日を送れるわけがない
そんな俺とは大学デビューを期にオサラバだ
そう思った俺はイメージチェンジすることにした
まずは髪だ、なんだこの髪はもう…もっさもさして…なんか…
ふざけてんのか
そんな訳でひさしぶりに近場の床屋に行くことにした
『カットのスーパァノヴァ』
なんとも頼もしい名前だ
ここならきっと俺を変えてくれるかもしれない
あの床屋に置いてあるくるくる回っているヤツも心なしか他のよりも輝いて見えた
「いらっしゃい」
店に入るとなんと、美人だ、美人が出た
その床屋には少しボロい店内に一人だけその美人がいた
一話【イメチェン☆】
その美人はサラサラの白髪を一つに束ねポニーテールにしていた
さすが床屋の美人、サラっサラだ
「どうする?」
美人は流れるように俺のコートを取り、俺を椅子に座らせた
「ぁえ…っとですね…」
こんな美人と話すのは滅多にないので言葉が詰まってしまった
「あのさ、この店今日開いたんだ」
美人が俺の答えを待たずに言った
「そこで来客第一号の君にちょっとお願いがあるんだけど」
ガンガン話してくる、なんだこの美人
困る
「いきなり失敗なんてしたくないから私の一番得意な髪型にしてもいいかな?君の髪」
「え…どんな…」
「『超絶カット』」
すごい名前だ、しかしこの美人近い
「あぁ…じゃぁそれで…」
俺は思わず了解してしまった、だって近いんだもの
「本当!?ありがと―!」
そう言って美人は準備に取り掛かった
どんな髪型になってしまうのか
さすが床屋の美人、サラっサラだ
「どうする?」
美人は流れるように俺のコートを取り、俺を椅子に座らせた
「ぁえ…っとですね…」
こんな美人と話すのは滅多にないので言葉が詰まってしまった
「あのさ、この店今日開いたんだ」
美人が俺の答えを待たずに言った
「そこで来客第一号の君にちょっとお願いがあるんだけど」
ガンガン話してくる、なんだこの美人
困る
「いきなり失敗なんてしたくないから私の一番得意な髪型にしてもいいかな?君の髪」
「え…どんな…」
「『超絶カット』」
すごい名前だ、しかしこの美人近い
「あぁ…じゃぁそれで…」
俺は思わず了解してしまった、だって近いんだもの
「本当!?ありがと―!」
そう言って美人は準備に取り掛かった
どんな髪型になってしまうのか