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 やりたいことは山ほどあるんだ。シニタクナイ。なぜ我々がこんな目にあわねばならぬのか。
なぜ苦しめられねばならぬのか。俺たちはただ普通に生きてただけだ。何も悪いことはしていない。
 誰かが思った。
          「何のために生まれてきた」           

 もはや滅びは避けられない。ただ静かに暮らしていきたかっただけなのに。
なんて不条理なんだろう。なんて理不尽なんだろう。俺たちは死ぬのだ。
力あるものに全てを奪われ、痛めつけられ、侮辱され、殺されるのだ。

            「そんなのは嫌だ」

 どうすることも出来なかった。守りたかったものは既になくした。
許さない。許すわけにはいかない。はらわたが煮えくりかえるなんてもんじゃない。
この怒りは言葉では表せられない。この怨みは決して晴らすことができない。
たとえこの星の全てが死に絶えようとも奴らをこのままにはしておけない。
我らが受けた痛みの、屈辱の百億万兆分の一でも返してやる。
こんな思いをするのは俺たちで終わらせなければならない。
復讐のためだけではなく、未来のため、正義のためにも奴らを何とかしなくちゃならない。

 彼らは体は弱くとも優れた知恵を持っていた。
彼らの祖先が生み出し、彼らの祖先が少しずつ積み上げてきた知識や技術。
その〝タマゴ〟はまさしく彼らの星の英知の結晶であった。

「俺たちはこの星と共に滅びるだろう。だがお前は宇宙空間でも生き抜くことが出来る。
 生き抜いていつか俺たちには果たせなかった夢を叶えてくれ。二度と俺たちのような
 目にあう人がいなくなるように、奴らを倒してくれ。」

「さあ行け!みんなの夢を守るために!」
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