※この作品はフィクションです。登場人物名、ゲーム名、団体名は
リアルの世界とまったく関係ありません
『日常。非日常。』
私の名前は柏木奈菜(カシワギナナ)
コンビニでバイトしてる高2女子
今は家でごろごろしてます
(ッてうち誰に説明してんだろ;;)
その日は夏休み中旬の火曜日だった
バイトは休み
見た目も正確も普通ちょい下の奈菜には彼氏なんておらず
友達は実家に帰ったり補修があったりリア充してたり
誰とも暇な日がかぶらずただただ安いアパートで一人ごろごろしていた
「あぁ~ゲームでもしようかなぁ…」
そう言うと奈菜はシュミレーション系ゲーム
[あなたの王子様]とかいうゲームを取り出した
(なつきゅんと会うのひさしぶりだなぁ)
なつきゅんとはあなたの王子様の登場人物で
ツンデレな男の子である
奈菜はそのなつきゅんに夢中なのであった
「うははぁあッやっぱなつきゅん萌えるね!
やっぱ付き合うならなつきゅんみたいなツンデレ様がいいねッ」
テンションMAXになった奈菜はその後萌えを連発しながら
5時間ゲームをプレイしていた
「ん~そろそろ買い物行かなきゃなぁ」
時刻は午後4時をまわっていた
奈菜はゲームを片付け服を着替えようとしていた
その時である
《ガッシャーンッ》
「ひゃぁッな、なに!??」
いきなり食器だなから1枚だけ皿が落ちた
「あちゃぁ…置き方がいけなかったかな;
って…」
奈菜は皿を片付けようとしたとき
皿の破片の中にひときわ目立つ色をした物体があるのを見つけた
「何よこれ…おもちゃの鍵?」
君の悪い色をしたおもちゃの鍵みたいなものを手にした瞬間だった
いきなりそれは光だし
奈菜を包み込んだ
日常。非日常。
『日常。非日常。2』
「きゃぁッ」
奈菜は驚き急いで後ろに飛んだ
そして見た
目の前に現れたものを
「え…」
絶句した
なんと目の前にはなつきゅんのような
幽霊 が居た
「こんにちわ。奈菜ちゃん♪」
「ひぇっ?こ、こんにちわ…?」
訳がわからず幽霊に挨拶してしまった
「わぁ!やっと僕のこと見えるようになってくれたの!!?
やったぁ♪」
いきなり嬉しそうに飛びついてきた不可解なものを
奈菜は拒絶した
「いゃッ な、なんなのよ!??誰!?幽霊?!呪う気!?いやぁッ」
「奈菜ちゃん!??…ひどいよぉ…やっと話せたのにその反応…」
奈菜の慌て振りと拒絶に落ち込んだなつきゅん似は奈菜と間を取って
1から説明しだした
「少し長くなるけど聞いてね奈菜ちゃん。
僕の名前は桂木拓真。奈菜ちゃんの言う通り幽霊だよ。
僕は呪うために奈菜ちゃんの前に現れたわけじゃないんだ」
「・・・へ?」
桂木拓真(カツラギタクマ)と名乗った幽霊は
奈菜に続きを話し始めた
「まだ頭が混乱してるのかな…?
まぁ無理もないよね…いきなり幽霊が出てきたら誰だってそうなるよね…
・・・あのね、少しだけ聞いて
僕はこの部屋の前の前の住人なんだ…
この部屋で自殺した自縛霊…
前の住人は大家さんにこの話聞いちゃって出て居ちゃったけど
奈菜ちゃんは出て行かなかったから…お話したかったんだ
もしかしたら話し相手になってくれるかなって…
でも…邪魔みたいだったみたいだね…ごめんね。消えるよ」
「あ。え、あ!まって!!」
話を聞いてもまだ混乱していた奈菜は
何も考えず拓真を呼び止めてしまった
「え。何?」
「あ…の…ぅん…」
いい言葉が出てこず焦った
でも拓真のあの寂しそうで苦しそうで今にも泣きそうな顔…
ほっておけなかった
そう考えていると口が勝手に動いた
「い、一緒にすもうよ!!」
拓真は驚いている
言った本人も驚いている
二人のあいだの沈黙を破ったのは拓真だった
「…ハハッ自縛霊に一緒に住もうなんて言う人いるんだ。
ふふ…おかしいよ…あはは」
笑いをこらえながら拓真は続けて言った
「んッと…奈菜ちゃんがいいなら一緒に住まわせてもらうよ」
拓真は満面の笑みで
未だに座り込んでいた奈菜に手を差し伸べた
奈菜は何が何だかわからないまま首を縦に振り続けながら
拓真の手を握った
…握ったはずだった
拓真は幽霊だ
その手を掴めるはずなかった
拓真はとたんに手を引っ込め謝まり
奈菜が立ち上がるのを待ち
「買い物行くんだったよね?いってらっしゃい」
と言い
奈菜は気づいた
もう午後5時過ぎだということに
「あ・・・あぁああああああ!?」
叫びながら奈菜は財布と家の鍵を持ち
鍵を閉め飛び出した
タイムセールは5時15分からである
「きゃぁッ」
奈菜は驚き急いで後ろに飛んだ
そして見た
目の前に現れたものを
「え…」
絶句した
なんと目の前にはなつきゅんのような
幽霊 が居た
「こんにちわ。奈菜ちゃん♪」
「ひぇっ?こ、こんにちわ…?」
訳がわからず幽霊に挨拶してしまった
「わぁ!やっと僕のこと見えるようになってくれたの!!?
やったぁ♪」
いきなり嬉しそうに飛びついてきた不可解なものを
奈菜は拒絶した
「いゃッ な、なんなのよ!??誰!?幽霊?!呪う気!?いやぁッ」
「奈菜ちゃん!??…ひどいよぉ…やっと話せたのにその反応…」
奈菜の慌て振りと拒絶に落ち込んだなつきゅん似は奈菜と間を取って
1から説明しだした
「少し長くなるけど聞いてね奈菜ちゃん。
僕の名前は桂木拓真。奈菜ちゃんの言う通り幽霊だよ。
僕は呪うために奈菜ちゃんの前に現れたわけじゃないんだ」
「・・・へ?」
桂木拓真(カツラギタクマ)と名乗った幽霊は
奈菜に続きを話し始めた
「まだ頭が混乱してるのかな…?
まぁ無理もないよね…いきなり幽霊が出てきたら誰だってそうなるよね…
・・・あのね、少しだけ聞いて
僕はこの部屋の前の前の住人なんだ…
この部屋で自殺した自縛霊…
前の住人は大家さんにこの話聞いちゃって出て居ちゃったけど
奈菜ちゃんは出て行かなかったから…お話したかったんだ
もしかしたら話し相手になってくれるかなって…
でも…邪魔みたいだったみたいだね…ごめんね。消えるよ」
「あ。え、あ!まって!!」
話を聞いてもまだ混乱していた奈菜は
何も考えず拓真を呼び止めてしまった
「え。何?」
「あ…の…ぅん…」
いい言葉が出てこず焦った
でも拓真のあの寂しそうで苦しそうで今にも泣きそうな顔…
ほっておけなかった
そう考えていると口が勝手に動いた
「い、一緒にすもうよ!!」
拓真は驚いている
言った本人も驚いている
二人のあいだの沈黙を破ったのは拓真だった
「…ハハッ自縛霊に一緒に住もうなんて言う人いるんだ。
ふふ…おかしいよ…あはは」
笑いをこらえながら拓真は続けて言った
「んッと…奈菜ちゃんがいいなら一緒に住まわせてもらうよ」
拓真は満面の笑みで
未だに座り込んでいた奈菜に手を差し伸べた
奈菜は何が何だかわからないまま首を縦に振り続けながら
拓真の手を握った
…握ったはずだった
拓真は幽霊だ
その手を掴めるはずなかった
拓真はとたんに手を引っ込め謝まり
奈菜が立ち上がるのを待ち
「買い物行くんだったよね?いってらっしゃい」
と言い
奈菜は気づいた
もう午後5時過ぎだということに
「あ・・・あぁああああああ!?」
叫びながら奈菜は財布と家の鍵を持ち
鍵を閉め飛び出した
タイムセールは5時15分からである