★毒にも薬にもならない豆知識★
ゐ墨→ ヒッキー吸血鬼。ロリコン… ではない。
リコ→ 子供は好き。天使だけに。
テーマ4「子役」
「マルマルモリモリ♪」
「ご機嫌ですね、リコさん。何見てるんスか?」
「マルモだよー、マルモ」
「あぁ、再放送っスか? うわっ、一気に6話も放送するんですね」
「そうそう。ほら、ゐ墨君も隣に座って座って。一緒にみよーぜぃ」
「え? ぼ、僕も見るんスか? 正直言って僕、この手のドラマってあんまり見ないんですよ」
「ぶーぶー。なんだよぅ、アニメは何時間だろうとへーきで1日中見てるくせにぃ。それにさ、この間は君の趣味に付き合ったんだからさ、今度はゐ墨君の番だろぅ?」
「… アレは、付き合ったというか、付き合わされたというか、単にフルボッコにされただけというか」
「にゃっはっは。いーからいーから。ね? 食わず嫌いはよくないぜ、旦那。理由があるからこその高視聴率ですぜ」
「そこまで言うなら、分かりました。やれやれ、戦利品の薄い本を愛でるのは後回しにするしかないっスね、これは」
「…」
「…」
「ね? ね? 面白かったでしょ?」
「これは、確かに。本当に面白かったっス。今まで食わず嫌いしてたのが勿体無かったっスね」
「でしょ? 芦田愛菜ちゃんの演技が最高だよね?」
「はい。僕なんて、思わず何かに目覚めそうになりましたもん。何でしたっけ? マルマルロリロリ♪ でしたっけ?」
「ロリロリじゃねーよ!!!」
「勿論冗談ですよ、残念ながら僕はロリコンじゃねーですし。でもまぁ、去年は何だかんだで子役ブームでしたよね?」
「ん? うん。そうだねぇ。そういえば君は、ミタも見てなかったよね。それじゃ、本田望結ちゃんとか知らないでしょ? きぃちゃんだよ、きいちゃん。末っ子の。勿体無いなー。可愛かったのにぃ」
「幾ら僕だってそれくらいは知ってますよ、きぃちゃんでしょ? 確か…… 承知しました(ドヤッ って奴でしょ?」
「ゐ墨くーん、君ならそう言うと思ってたよ。それ、家政婦の方だからね? 後は、やっぱり大橋のぞみちゃんを忘れちゃいけないね」
「相棒にも出てましたね。あの回は最近の中ではダントツで面白かった」
「うんうん。でもみんな凄いよねー、とても小学1年とは思えないくらいしっかりしてるもん。インタビュー何かでもさ、時々スンゴイ大人びたセリフとか言動があったり」
「あれは強くてニューゲームとか、2週目とか、転生とか、サイボーグとかそういうレベルっスよ」
「案外私達と同類だったりして」
「え? でも鈴木福君はお仲間じゃないんスか?」
「いやいやいや、あれはあくまでドラマだからね?」
「僕も早く人間になりいなりたいっス」
「え? 無理でしょ」
「ハハッ。でも、そんな天才子役達も、ノートにアンパンマンの落書きして、母親に怒られたりするらしいですよ?」
「和むね」
「ちなみに、愛菜ちゃんと福君って同じ事務所らしいっスね?」
「そんな7歳児でさえ働いているってのに、君ときたら」
「…」
「何かコメントは無いのかい? ゐ墨君」
「リコさんって、僕が思ってたより子役好きだったんスね」
「そりゃそーだよ。子供が嫌いな天使なんていないよ?」
「…… そんな、子役大好きなリコさんにお勧めな映画があります」
「なになに? うさぎドロップ? あっ、リアルスティールとかかな?」
「エスターっス」
「うん。やっぱり君、子役嫌いでしょ?」
「(・ω<)」
お・し・ま・い