琥珀色ロックグラスに揺れているカランと響く丸氷
腰を落とし体を預け目を閉じる固いソファで疲れを癒やす
天井の黄ばみが語る愛煙家脳が欲する紫煙の刺激
コーヒーと煙草で晴らす二日酔い枕にするは酒の空き瓶
優しさは見せずに隠す懐へ取り出す時は煙草と共に
バーボンをバーテンダーに告げる声氷に映る自分を見る
裏表コインのような二面性朝と夜では異なる街
責任だ男の仕事は背負うことその重みこそ自分を磨く
「確かにそう俺とアンタは他人だが。信頼こそが仕事の鍵だ」
土壇場で不適に笑うタフさこそ男の役得ハードボイルド