私たち一緒に成長して大きくなったね
その度にあなたは喜んでくれたね
季節が変わると色々な格好もさせてくれたね
街であなたと歩いてると
みんな私たちを見ているようだったね
私嬉しかったよ、本当に‥幸せだった
こんな時が永遠に続くと思ってた
あなたもきっと思ってた私たちは繋がってた
心も体も‥でも‥
幸せは続かないってよく言うよね‥
でもそんなのは嘘だってそんな事ある訳ないって
あなた泣いてくれたよね
私のために泣いてくれたよね
子供みたいにしわくちゃになっちゃって
ずっと泣いてそれを見てると私までいつの間にか
泣いちゃってたね‥
ごめんね病気になんかなっちゃって
日に日に私が痩せて細くなっていく
私苦しかった辛かったでもあなたが一緒だから
平気だったよ‥‥
ネットで調べてお薬をかえたり
体に良いって書いてある物をいっぱい持ってきてくれたね
毎日毎日心配そうな顔をして見つめてきて
でもごめん‥
わたしもう‥駄目なののかもしれない
わたし分かるんだ‥
でも少しだけこう思っちゃうんだ
私がいなくなればもうあなたの悲しむ顔を
見なくて良いって
あなたもきっと楽になれるはず
もう一回言わせて「ごめんなさい」
いつかまた会おうね
また一緒になろうね
ありがとう‥二人が出会ったのが運命だとしたら
これもきっと運命なんだろうね
‥‥さようなら、大好きだよ
タイトル とあるハゲの憂鬱