禁煙カフェ2/Sir.チンコレディブル
「安心したまえ、よく考えたらそろそろ打ち止めだ、赤玉が出て終わりだよ」
男の言葉に近くの席に座っていた女がピクリと眉を上げた。
「すみません、そういうのもちょっと」
「つまり、禁玉ということかね」
「ならばその赤玉、私がもらうわ!」
突然会話に乱入した女に男と店員が振り向く。
「何だね君は」
「あの、お客様……」
「私はサキュバス。そして赤玉コレクターよ」
「ほほう、淫魔というやつかね」
「そう。サキュバスにとって赤玉の数は有能の証。あなたの赤玉、私のコレクションに加えさせてもらうわ」
「あの、すみませんが店内でそういった話は……」
「ふっ……残念だったな。私は二次元でしか勃たない」
「なん……だと……」
「二次元サキュバスなら好物だったものを。三次元に出てきた時点でお前の負けだ!」