切法師「ミッションアラート。ミッションアラート。コードブルー。三十分後にエリア8に全員で向かえ」
皇帝-2（コード*ブルー*ね）
切法師「コードイエロー。デルタ5・エコー6・アルファ8・デルタ60」
皇帝-2（今度はコード*イエロー*ね）
ジョー-3（これ*アレ*だな）
Ｋ-2（*アレ* だよなぁこれ……）
切法師「コードレッド。コードレッド」
Ｋ-2「ん？」
切法師「これでミッションアラートは終了です」
Ｋ-2「え？」
７-3「なるほど（よくわかんないけど）」
皇帝-2「も、もう少し聞けませんか？」
切法師「残念ながらあたりに集音機の様な物は見当たりませんね」
皇帝-2「まじかー（どうしよう）」
７-3「え、なに？ そんなにまずい状況なんですか？」
皇帝-2「んと、どう考えてもさっきのコード○○ってのはセキュリティクリアランスの色指定してたでしょ？ だから自分達のコードレッドを聞けなかったのはすごくまずい」
７-3「なるほど」
ジョー-3「ちなみにデルタ・エコー・アルファ・デルタってのは軍隊でつかうアルファベットの数え方で今回のをそれで訳すとＤＥＡＤな」
皇帝-2「それは気づかなかったわ」
Ｋ-2「おや市民皇帝？」
皇帝-2「な、なに？」ビクッ
Ｋ-2「先ほどミッションアラートが聞こえなかったと言いましたが。それは完璧なコンピューター様が作られた機材が完璧ではなかったとおっしゃりたいのですか？ それとも、聞こえなかったのを理由に任務を放棄するおつもりで？ といってレーザー銃を突きつけます」
皇帝-2「い、いや。そんな事はないよ？」
７-3「じゃあＫさんはミッションアラートの内容が分かるんですか？」
Ｋ-2「あ、俺？」
７-3「そうですよ。ミッションアラートを聞けなかったという皇帝さんをミッション内容把握できないからという理由でレーザー銃を突きつけるという事は自分は勿論分かっているんですよね？」
ジョー-3「ひゅう」
Ｋ-2「も、もちろんですとも。知っています。ただ、私はより完璧なミッションの遂行の為、確認にと聞いたまでですよ」
７-3「そうですね。それはいい考えです。私も確認しようと思いますのでＫさん。ぜひ我々にミッション内容を教えていただけますか？」
Ｋ-2「ちっ（面倒くさい事になった）」
７-3「どうしたんですか？ 答えられないのなら……」
Ｋ-2『GM、ここで読心を自分に使用する』
切法師『自分に、ですか？ 意味はありませんよ？』
Ｋ-2『それでいい。取りあえず*ダイスを振って*判定をお願いしたい』
切法師『別に意味がないから自動成功でもいいんですが、そこまで言うならまぁいいでしょう』
<コロコロ……>
皇帝-2（サイコロの音？！）
切法師5>>>>15
切法師『あらら、失敗です』
Ｋ-2『わかった』
皇帝-2『切法師さん。何が起こってもいいように身構えます！』
切法師『いいでしょう（サイコロによる警戒。なるほど、これが目的ですか。しかし何のために？）』
Ｋ-2「さて、アラート内容ですが我々五人のトラブルシューターだけに当てたもので、集合場所。つまりブリーフィングルームはエリア51という場所。そして集合時刻は今から3時間後。今回はみんなと一緒じゃなく個別に来てもいいらしい。つまりはそろって*全員で*いく必要はないよ（知らんけど）」
７-3「なるほど。といってレーザー銃をしまいます（どうやって知ったんだろう。さっきのサイコロで何かやったのかな？）」
皇帝-2（施設知識？ それとも何か他の手段を？ とりあえず道連れ目的の攻撃じゃなくてよかった）
切法師（ほう。サイコロを振ったのはキャラからだと分からない事になっていますがプレーヤーから見れば分かる。それを上手く利用したという事ですかね。ま、意味のないサイコロひとつで助かるとは流石は唯一の経験者といったところですかね）
Ｋ-2「内容を確認したところで私は少し準備をしてから向かおうと思いますので皆さんとは別行動を取ろうと思います」
切法師「いいでしょう」
小鳥「あ、じゃあ私もついていきます」
切法師「らしいですが市民Ｋはよろしいですか？」
Ｋ-2「うーん。まぁいいですよ。ついでに他の三人はどうしますか？」
７-3「完璧な市民である私はすばやく目的地に向かおうと思います」
ジョー-3「ワシもや！ 準備するなんて軟弱者の考えだ！ 完璧なる市民ならどんなミッションが来ても完璧にこなせるはずなんや！」
皇帝-2「と、言う事で僕も早めに目的地に向かおうと思います」
切法師「では、市民小鳥、Ｋと市民皇帝、ジョー、７が別々に行動するという事でよろしいですか？」
Ｋ-2「問題ないです」
皇帝-2「こっちも問題ないよ」
切法師「ではここでシーンをいったん切って個別シーンに移りましょう」
今回のまとめ
・全員ブリーフィングルームの位置を知らない
・小鳥＆Ｋと皇帝＆ジョー＆７の二組に分かれた
次回 五里霧中！ブリーフィングに向かえ！