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恐怖の土曜日

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        2012年3月のことである

高校時代からの友人である、木村から相談があると夜中の二時に電話が来た。
めんどくさそうなので「あっ眠いから今日はパスで∩(^ω^)」なんて言える訳もなく仕方なく、相談に乗ってやることに。

どうやら簡単にまとめると最近引越しをした自宅から心霊現象が止まないらしい

俺の幽霊体験小学生の頃から始まった、そして高校生時代はその能力が爆発し幽霊が常時見えるといった普通の人に言ったら精神病院に連れてかれるような事態になっていた。
木村は高校1年の頃はまったく信じてなかったので仕方なく、木村「の」後ろに居る透けている方に、木村が何をする時によく使うオカズのネタなどを聞いて蒼井そらだということを聞いたと伝えたら信じてくれたのであった。

話が飛んだがどうやら俺に解決してくれということらしい。
無論俺は除霊の体験はない、深夜二時のテンションもあってか、「オッケー俺に任せとけ(^ω^)」と面白半分で答えた
「じゃぁ今週の土曜日に俺の家に来てくれ」どうやら現実のものになったらしい。

そして恐怖の土曜日
木村の引越し先を知らないため迎えに来てもらった、その車内での会話。
「で木村よ、具体的にどんなことが起きるんだよ」
「深夜に足音がしたり、家に帰ると微妙に家具の配置が変わってたり、ポルターガイストが起きる」
「ふーん、あんま面白そうじゃないな」
とそんな会話をしていたら着いていた。

木村の自宅のドアを開けたら女が居た
いやー木村に女が居るなんて話聞いてないし、最近引越ししたんだから部屋を間違えるなんてよくあることだよな、仕方ない仕方ないはっはっはっ(^ω^)
木村の顔が青ざめていた、どうやらこの部屋で間違いないらしい。
「てめぇ人の部屋で何してんだ!」と木村が女を捕まえた。

どうやら天井の裏に住み着いていたらしい、そしてこの女は木村の元同僚。
警察に身柄を引き渡し問題は解決した、そういえばさっきから木村の部屋に居る木村には見えていないこの女誰なんだろう(^ω^)
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