まとめて読む
この世界には、俗にいう『能力者』と言う不思議な力を持った人達が存在する
その『能力者』は、国が作った保護施設[ツーゾーン]で、不自由こそ無いが、自由の無い生活を強いられている
そして、この寝ている男もまた、その『能力者』の一人である────
( ・∀・)「で、あるからして、つまりここの公式は──────」
黒板にはずらっと数学の公式であろうものが書かれている
( ・∀・)「つまりここを代入して───………」
男は話を止め、伏せて寝ている男の机に向かって歩いていく
( ・∀・)「で、貴様はまた居眠りな訳ですか」
持っていたタクトで思いっきり叩く
叩く
叩く
叩く
叩くたびに『バシっ』と音がする
(;'A`)「痛いから、それすんげぇ痛いから、モララー先生まじ痛いです」
男は急いで起きる、頭にはタクトで叩かれた後があるが気にしないでおこう
( ・∀・)「次寝たらこのタクトを貴様の脳天に刺す」
凄く真面目な顔してそんなこと言うもんだからクラスの人達はドン引きだ
よほど怖いんだろう、周りからは「あぁ、アイツ死んだな、氏んだじゃなくて死んだな」等の声がちらほらとする
そう言って、ちじめたタクトを回しながら黒板のところまで男は戻っていく
ここは、国が作った能力者のための施設である
そして、能力者である子供達は、ここで教育を受けるのである
きーん(はぅっ)こーんかーんこーん きーん(はうっ)こーんかーんこーん
( ・∀・)「今日の授業はここまで、ここでやった所はテストに出るから抑えておくように、俺が抑えろって行った所は特にだぞ」
そう言って男はドアを開けて出て行く
('A`)「やっと帰ったよ、あの鬼教師」
さっきまで寝てた男がぼやく
この男の名前はドクオ、成績は良い方なのだが、内心が良くない
(*゚ー゚)「今のはドクオ君が悪いよww」
若干笑いながら女の子がドクオに言う
この女の子はしぃ、このこもまた能力者だ
('A`)「しかたねーじゃん、眠いんだし」
そんなこんなで会話をしていく
ガラガラと、教室のドアが開く
( ・∀・)「ドクオ君?後で職員室に来るように、僕がみっっっっっっっっちり教育してあげるよ、フフフフフフフ………」
そして男は帰っていく
('A`)「誕生日には、あの丘でないてね☆」
ドクオが変な口調で答える
ぶっちゃけ言おう、キモイ
('A`)「ナレーションが俺の悪口を言ってる件について」
(*゚ー゚)「?」
('A`)「いや、なんでもない、気にしないでくれ」
(*゚ー゚)「変なの~」
('A`)「で、だ、しぃ、次の時間ってなんだっけ?」
やっぱコイツ馬鹿じゃね?
('A`)「可笑しいな、目から汗が出てきたよ」
(*゚ー゚)「次は身体検査だけど、どうしたの?今日何か変だよ?」
('A`)「キニシナイでくれ、ちょっとガラスのハートに傷がついただけだから」
きーんこーんかーんk(ry
(*゚ー゚)「チャイムなったよ、急がなくちゃ」
('A`)「っていつの間にかだれもいねーし、んじゃ最期鍵しめるのヨロシクな!!」
そう言ってドクオはダッシュで教室から出て行く
(*゚ー゚)「もぉ、しょうがないな、ドクオ君は」
そう言いながら鍵を閉めて、しぃもダッシュで保健室へ向って行った
(-_-)「次の方どうぞ」
('A`)「ヒッキー先生こんちゃーっす」
(-_-)「次はドクオ君か、血液検査するから腕出して」
そう言いながら先生はドクオの服の袖をめくる
(-_-)「ちょっと痛いけど我慢してね、それじゃ行くよ」
('A`)「アッ── こんな奴に、悔しいでm(ry」
(;-_-)「そのネタは多分わかんないと思うよ?」
('A`)「そうっすねwwwwwwwwwwサーセンwwwwwwwwwwwwww」
全くコイツは、思考回路がイカれてるんじゃないか?だれかネジ一本もってこい、埋め込んでやる」
('A`)「そんなことしちゃらめえええええええええええ」
(;-_-)「ドクオ君、もしかして吸ってる?」
('A`)「へ?あ、いやいやそんなことは無いくぁwせdr(ry」
そんな下らない会話をしてるうちに、血液の採取が終ったようだ
ヒッキーは変な機械にドクオの血液を入れる
(-_-)「うん、以上は無いね、けど能力者としての覚醒もまだだから、もしかしたらもう来ないかもよ?ww」
('A`)「言わんで下さいよ、結構気にしてるんですから」
(;-_-)「あ、ごめん…………けど、異常は無いから、健康そのものだよ」
('A`)「顔色は全然健康じゃないんですがね」
(;-_-)「うん、本当に顔色悪いよね、ドクオ君は」
たしかに、ドクオは死にそうな顔してる、いかにも死にそうだ、っつか死ぬんじゃね?近いうちに
('A`)「ナレーションてめwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
(;-_-)「ほんとにドクオ君大丈夫?オススメの精神科医教えようか?」
('A`)「それはそれでさりげなく酷いですね、ぉーん」
(-_-)「とりあえず後ろ皆待ってるから、出て行って」
('A`)「そうっすねwwwwwサーセンwwwwwwwwwwwwww」
変な挨拶をしながらドクオは出て行く
中庭の噴水前のベンチにしぃが座ってる
そこにダッシュで現れる男の影が
(*゚ー゚)「ドクオ君遅いよ~」
('A`)「ごめんごめん、ちょっと色々あってさ」
(*゚ー゚)「色々って?」
('A`)「色々は色々だよ、そんじゃもう授業終わりだし、宿舎帰ろうぜ
(*゚ー゚)「けどドクオ君ってモララー先生に呼び出されてなかったっけ?」
('A`)「いいよいいよ、無視しとけば、さっさと宿舎帰っちまおうぜ」
と、そのときドクオの後ろに影が現れる
(;゚ー゚)「ドクオ君、後ろ後ろ………」
('A`)「ん?後ろに何があるn……………」
( ・∀・)「僕の補習をサボろうとはねぇ………、度胸だけは買ってあげるよ、度胸だけはね」
時が止まる
1秒が何時間にも取れるくらい長く感じる
('A`)「す…………………すいませんでしたああああああああああああああああああああああ」
ドクオはダッシュで逃げ出す
そりゃもう50メートル4秒台で行けそうなくらいだ
( ・∀・)「逃げ足だけは早いんだから、んじゃ追いかけるからしぃちゃんは先に宿舎戻っておいて、じゃ」
そう言いながらモララーはドクオを追いかける
そりゃもうドクオに負けず劣らず早い早い
そうして、モララーも消えていった
(;゚ー゚)「2人とも早いよ……………」
ミ,,゚Д゚彡「ここが、国が作った施設とやらか………」
黒いコートを羽織った怪しい男が、施設を守ってる壁の外でぼやく
そこで、一人の警備員がその男に近づく
警備員「そこで何をしている?ちょっとなかm」
男が何か言いかけたその瞬間急にバタリと倒れた
警備員「ぐっ、貴様!何をした!!」
ミ,,゚Д゚彡「安心しろ、体の自由を奪っただけだ、時期に戻る が、もしまた邪魔をするようだったら、命は無いと思え」
男は再び、歩いていく
ミ,,゚Д゚彡「まってろ、国家権力の手下共、今すぐ地獄を見せてやるからな」
男は口元に怪しい笑みを浮かべながら、施設に入っていくのだった
一話、終了 二話に続く
その『能力者』は、国が作った保護施設[ツーゾーン]で、不自由こそ無いが、自由の無い生活を強いられている
そして、この寝ている男もまた、その『能力者』の一人である────
( ・∀・)「で、あるからして、つまりここの公式は──────」
黒板にはずらっと数学の公式であろうものが書かれている
( ・∀・)「つまりここを代入して───………」
男は話を止め、伏せて寝ている男の机に向かって歩いていく
( ・∀・)「で、貴様はまた居眠りな訳ですか」
持っていたタクトで思いっきり叩く
叩く
叩く
叩く
叩くたびに『バシっ』と音がする
(;'A`)「痛いから、それすんげぇ痛いから、モララー先生まじ痛いです」
男は急いで起きる、頭にはタクトで叩かれた後があるが気にしないでおこう
( ・∀・)「次寝たらこのタクトを貴様の脳天に刺す」
凄く真面目な顔してそんなこと言うもんだからクラスの人達はドン引きだ
よほど怖いんだろう、周りからは「あぁ、アイツ死んだな、氏んだじゃなくて死んだな」等の声がちらほらとする
そう言って、ちじめたタクトを回しながら黒板のところまで男は戻っていく
ここは、国が作った能力者のための施設である
そして、能力者である子供達は、ここで教育を受けるのである
きーん(はぅっ)こーんかーんこーん きーん(はうっ)こーんかーんこーん
( ・∀・)「今日の授業はここまで、ここでやった所はテストに出るから抑えておくように、俺が抑えろって行った所は特にだぞ」
そう言って男はドアを開けて出て行く
('A`)「やっと帰ったよ、あの鬼教師」
さっきまで寝てた男がぼやく
この男の名前はドクオ、成績は良い方なのだが、内心が良くない
(*゚ー゚)「今のはドクオ君が悪いよww」
若干笑いながら女の子がドクオに言う
この女の子はしぃ、このこもまた能力者だ
('A`)「しかたねーじゃん、眠いんだし」
そんなこんなで会話をしていく
ガラガラと、教室のドアが開く
( ・∀・)「ドクオ君?後で職員室に来るように、僕がみっっっっっっっっちり教育してあげるよ、フフフフフフフ………」
そして男は帰っていく
('A`)「誕生日には、あの丘でないてね☆」
ドクオが変な口調で答える
ぶっちゃけ言おう、キモイ
('A`)「ナレーションが俺の悪口を言ってる件について」
(*゚ー゚)「?」
('A`)「いや、なんでもない、気にしないでくれ」
(*゚ー゚)「変なの~」
('A`)「で、だ、しぃ、次の時間ってなんだっけ?」
やっぱコイツ馬鹿じゃね?
('A`)「可笑しいな、目から汗が出てきたよ」
(*゚ー゚)「次は身体検査だけど、どうしたの?今日何か変だよ?」
('A`)「キニシナイでくれ、ちょっとガラスのハートに傷がついただけだから」
きーんこーんかーんk(ry
(*゚ー゚)「チャイムなったよ、急がなくちゃ」
('A`)「っていつの間にかだれもいねーし、んじゃ最期鍵しめるのヨロシクな!!」
そう言ってドクオはダッシュで教室から出て行く
(*゚ー゚)「もぉ、しょうがないな、ドクオ君は」
そう言いながら鍵を閉めて、しぃもダッシュで保健室へ向って行った
(-_-)「次の方どうぞ」
('A`)「ヒッキー先生こんちゃーっす」
(-_-)「次はドクオ君か、血液検査するから腕出して」
そう言いながら先生はドクオの服の袖をめくる
(-_-)「ちょっと痛いけど我慢してね、それじゃ行くよ」
('A`)「アッ── こんな奴に、悔しいでm(ry」
(;-_-)「そのネタは多分わかんないと思うよ?」
('A`)「そうっすねwwwwwwwwwwサーセンwwwwwwwwwwwwww」
全くコイツは、思考回路がイカれてるんじゃないか?だれかネジ一本もってこい、埋め込んでやる」
('A`)「そんなことしちゃらめえええええええええええ」
(;-_-)「ドクオ君、もしかして吸ってる?」
('A`)「へ?あ、いやいやそんなことは無いくぁwせdr(ry」
そんな下らない会話をしてるうちに、血液の採取が終ったようだ
ヒッキーは変な機械にドクオの血液を入れる
(-_-)「うん、以上は無いね、けど能力者としての覚醒もまだだから、もしかしたらもう来ないかもよ?ww」
('A`)「言わんで下さいよ、結構気にしてるんですから」
(;-_-)「あ、ごめん…………けど、異常は無いから、健康そのものだよ」
('A`)「顔色は全然健康じゃないんですがね」
(;-_-)「うん、本当に顔色悪いよね、ドクオ君は」
たしかに、ドクオは死にそうな顔してる、いかにも死にそうだ、っつか死ぬんじゃね?近いうちに
('A`)「ナレーションてめwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
(;-_-)「ほんとにドクオ君大丈夫?オススメの精神科医教えようか?」
('A`)「それはそれでさりげなく酷いですね、ぉーん」
(-_-)「とりあえず後ろ皆待ってるから、出て行って」
('A`)「そうっすねwwwwwサーセンwwwwwwwwwwwwww」
変な挨拶をしながらドクオは出て行く
中庭の噴水前のベンチにしぃが座ってる
そこにダッシュで現れる男の影が
(*゚ー゚)「ドクオ君遅いよ~」
('A`)「ごめんごめん、ちょっと色々あってさ」
(*゚ー゚)「色々って?」
('A`)「色々は色々だよ、そんじゃもう授業終わりだし、宿舎帰ろうぜ
(*゚ー゚)「けどドクオ君ってモララー先生に呼び出されてなかったっけ?」
('A`)「いいよいいよ、無視しとけば、さっさと宿舎帰っちまおうぜ」
と、そのときドクオの後ろに影が現れる
(;゚ー゚)「ドクオ君、後ろ後ろ………」
('A`)「ん?後ろに何があるn……………」
( ・∀・)「僕の補習をサボろうとはねぇ………、度胸だけは買ってあげるよ、度胸だけはね」
時が止まる
1秒が何時間にも取れるくらい長く感じる
('A`)「す…………………すいませんでしたああああああああああああああああああああああ」
ドクオはダッシュで逃げ出す
そりゃもう50メートル4秒台で行けそうなくらいだ
( ・∀・)「逃げ足だけは早いんだから、んじゃ追いかけるからしぃちゃんは先に宿舎戻っておいて、じゃ」
そう言いながらモララーはドクオを追いかける
そりゃもうドクオに負けず劣らず早い早い
そうして、モララーも消えていった
(;゚ー゚)「2人とも早いよ……………」
ミ,,゚Д゚彡「ここが、国が作った施設とやらか………」
黒いコートを羽織った怪しい男が、施設を守ってる壁の外でぼやく
そこで、一人の警備員がその男に近づく
警備員「そこで何をしている?ちょっとなかm」
男が何か言いかけたその瞬間急にバタリと倒れた
警備員「ぐっ、貴様!何をした!!」
ミ,,゚Д゚彡「安心しろ、体の自由を奪っただけだ、時期に戻る が、もしまた邪魔をするようだったら、命は無いと思え」
男は再び、歩いていく
ミ,,゚Д゚彡「まってろ、国家権力の手下共、今すぐ地獄を見せてやるからな」
男は口元に怪しい笑みを浮かべながら、施設に入っていくのだった
一話、終了 二話に続く
ここは能力者のための保護施設[ツーゾーン]
そして、その入り口の前では、壮絶な戦いが繰り広げられていた
(;'A`)「いい加減諦めましょうよ、モララー先生!!」
息を切らしながら相手の男に説得を試みる男───ドクオが言う
( ・∀・)「だが断る、さぁ観念するんだ」
しかし、その説得も虚しくモララーは冷淡に言い放つ
そして、その時だった
(;'A`)(こうなりゃだまし討ちだ!)
(;'A`)「あ!!不審者発見!」
今更古い手口である
( ・∀・)「何?不審者なんて居るはず無いんだがなぁ………」
そしてひっかかるコイツもコイツである
そしてドクオが指差した先には
ミ,,゚Д゚彡「………………」
見事なまでに不審者が居た、狙ってやったんじゃね?
(;'A`)・(;・∀・)「あ………………」
ミ,,゚Д゚彡「まぁ言いたい事は色々あるが、一つだけシンプルに言わせて貰おう。」
怪しさ満点の男が言い放つ
ミ,,゚Д゚彡「ここらへん地図とか無いか?」
もっと別のところ突っ込めよ
('A`)・( ・∀・)「それなら左のほうにありますよ」
答えんのかよおい
ミ,,゚Д゚彡「そうか、ありがとう親切な人達」
あ、お礼は言うんだね
('A`)・( ・∀・)「いえいえ如何致しまして」
もう何がなんだか
ミ,,゚Д゚彡「せめてもの侘びだ、苦しまずにすぐに痺れさせてやるからな」
そう言って、男は片手をバチバチと光らす
( ・∀・)「ドクオ、お前は下がっていろ、こいつどうやら不法侵入者のようだ」
そう言いながら、モララーはタクトを伸ばし、タクトに電流を走らせる
ミ,,゚Д゚彡「どうやら同じタイプのようだな」
( ・∀・)「そうみたいだな」
まさに一触即発と言った雰囲気だ
今にも両者とも走り出しそうである
しかし、ドクオは
(;'A`)「あわ………あわわわわ…………」
どうやら腰が抜けて立てないようだ
しりもちをついてただ2人を見ているだけしかできない
それもそのはず、まだ彼は能力者保護施設に居るはずなのに、能力が覚醒してないからだ
( ・∀・)「戦う前に、一つ頼みがある」
ミ,,゚Д゚彡「なんだ?言ってみろ。」
( ・∀・)「俺の後ろで腰を抜かしてしりもちついてる奴は、まだ能力が覚醒してない、だからこいつだけは見逃して欲しい」
ミ,,゚Д゚彡「わかった、俺も戦えない奴を相手にするほど外道じゃないんでね、約束は守る」
( ・∀・)「そうか、ありがとう」
お互いにともにいつでも本気で戦えるように体制を整える
まるで、西部劇のガンマンのようだ
そして───────
ミ,,゚Д゚彡「うぅおおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉおおおお!!!!」
両手にでんげきを走らせながら、黒いコートを羽織った男が走り出す
そして、一気にモララーめがけて殴りかかったが
( ・∀・)「よっと」
モララーは軽く男のジャブを回避する
ミ,,゚Д゚彡「あまい!!」
そして男はもう片方の手でモララーの胴体を殴りにかかる
しかし
( ・∀・)「あらよっと」
モララーは華麗なフットワークで見事に二発とも避けた
そしてモララーは空中で二回転半アクセルをしながら見事に着地する
( ・∀・)「筋もいいし中々鍛えたように見えるね、けど、能力を生かしきれてない所はマイナスだよ」
モララーはいかにもな口調で喋る
しかし、喋ってる間にも相手の男は
ミ,,゚Д゚彡「うおおぉぉぉお!!!」
また両手に電気をため、走り出す
( ・∀・)「人の話は最期まで聞きなよ、全く…………」
ぼやきながらもモララーは見事なまでに回避する
( ・∀・)「そんじゃ今度は僕の番かな」
モララーはタクトを構え、そして
( ・∀・)「てりゃ!」
電気の球タクトにのせ相手をめがけて投げる
しかし、結構動きが遅い
ミ,,゚Д゚彡「こんな玉、いつでも回避できる!」
そう言いながら男はモララーが投げた電気球を軽く避けようとしたその時だった
( ・∀・)「あ、そうそういいこと教えてあげるよ、その電気球ね、爆発するよ♪」
そういった途端に男の近くで爆発する
男はでんげきをモロに喰らった
ミ,,゚Д゚彡「ぐわあああぁぁぁぁあ」
耐電用に作られてたのか、ダメージはあまりなさそうだ
( ・∀・)「あらら、ダメージそんなになかったね、残念残念」
モララーはいかにも余裕な感じで答える
( ・∀・)「まだまだいくよー」
モララーは今度は小型の電気球を投げて投げて投げまくった
今度は大型のと比べかなり早い
ミ,,゚Д゚彡「なっ」
男が何か言おうとした瞬間男に無数の電気球が当たる
ミ,,゚Д゚彡「ぐわああああぁぁぁぁあぁぁぁあ!」
今度は大ダメージのようだ
( ・∀・)「大きさで駄目なら数で攻めないとね」
モララーはニヤニヤしながら相手を眺めている
そして、全ての電気球をぶつけ終えた直後、相手はバタリと倒れてしまった
(;・∀・)「ありゃりゃ、ちょっとやりすぎたかな?」
モララーは相手の男に近寄り、そしてしゃがみながら相手の男を突付く
( ・∀・)「もしもーし、元気ですかー」
と、その時だった
ミ,,゚Д゚彡「かかったな!」
男はモララーの足を掴み、思い切り電流を流した
( ・∀・)「うわああああぁぁぁぁ!」
モララーに電流が走る
そして、男は手を離し、立つ
ミ,,゚Д゚彡「中々梃子摺ったが、もう立てんだろう」
男は軽くコートを掃い、そして歩こうとするが
( ・∀・)「ここから先には…………行かせんよ…………」
ボロボロになりながらも、モララーは答える
ミ,,゚Д゚彡「ほぅ、アレだけ喰らいながらも立てるとは驚きだな」
男は驚いたように言った
ミ,,゚Д゚彡「だが、これで終わりだ」
( ・∀・)「……………っ」
男は片手を構え、そして一気にモララーへと殴りかかろうとしたその瞬間
ズギュゥン
巨大な銃声が鳴り響くとともに、男の頬に巨大な何かが当たり、男の頬から血筋がたれる
男にもモララーにも何が起こったかわからない
男は、その巨大な何かがとんで来た方を見る
そこには─────
(;'A`)「あ………あわわわ……・・・…」
腰を抜かして怯えていたドクオの姿があった
しかし、一つだけ違っている
違っているのは、片腕が巨大な銃にかわっていて、その銃口から少しばかり煙が出ていることだった
二話終了 三話に続く
そして、その入り口の前では、壮絶な戦いが繰り広げられていた
(;'A`)「いい加減諦めましょうよ、モララー先生!!」
息を切らしながら相手の男に説得を試みる男───ドクオが言う
( ・∀・)「だが断る、さぁ観念するんだ」
しかし、その説得も虚しくモララーは冷淡に言い放つ
そして、その時だった
(;'A`)(こうなりゃだまし討ちだ!)
(;'A`)「あ!!不審者発見!」
今更古い手口である
( ・∀・)「何?不審者なんて居るはず無いんだがなぁ………」
そしてひっかかるコイツもコイツである
そしてドクオが指差した先には
ミ,,゚Д゚彡「………………」
見事なまでに不審者が居た、狙ってやったんじゃね?
(;'A`)・(;・∀・)「あ………………」
ミ,,゚Д゚彡「まぁ言いたい事は色々あるが、一つだけシンプルに言わせて貰おう。」
怪しさ満点の男が言い放つ
ミ,,゚Д゚彡「ここらへん地図とか無いか?」
もっと別のところ突っ込めよ
('A`)・( ・∀・)「それなら左のほうにありますよ」
答えんのかよおい
ミ,,゚Д゚彡「そうか、ありがとう親切な人達」
あ、お礼は言うんだね
('A`)・( ・∀・)「いえいえ如何致しまして」
もう何がなんだか
ミ,,゚Д゚彡「せめてもの侘びだ、苦しまずにすぐに痺れさせてやるからな」
そう言って、男は片手をバチバチと光らす
( ・∀・)「ドクオ、お前は下がっていろ、こいつどうやら不法侵入者のようだ」
そう言いながら、モララーはタクトを伸ばし、タクトに電流を走らせる
ミ,,゚Д゚彡「どうやら同じタイプのようだな」
( ・∀・)「そうみたいだな」
まさに一触即発と言った雰囲気だ
今にも両者とも走り出しそうである
しかし、ドクオは
(;'A`)「あわ………あわわわわ…………」
どうやら腰が抜けて立てないようだ
しりもちをついてただ2人を見ているだけしかできない
それもそのはず、まだ彼は能力者保護施設に居るはずなのに、能力が覚醒してないからだ
( ・∀・)「戦う前に、一つ頼みがある」
ミ,,゚Д゚彡「なんだ?言ってみろ。」
( ・∀・)「俺の後ろで腰を抜かしてしりもちついてる奴は、まだ能力が覚醒してない、だからこいつだけは見逃して欲しい」
ミ,,゚Д゚彡「わかった、俺も戦えない奴を相手にするほど外道じゃないんでね、約束は守る」
( ・∀・)「そうか、ありがとう」
お互いにともにいつでも本気で戦えるように体制を整える
まるで、西部劇のガンマンのようだ
そして───────
ミ,,゚Д゚彡「うぅおおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉおおおお!!!!」
両手にでんげきを走らせながら、黒いコートを羽織った男が走り出す
そして、一気にモララーめがけて殴りかかったが
( ・∀・)「よっと」
モララーは軽く男のジャブを回避する
ミ,,゚Д゚彡「あまい!!」
そして男はもう片方の手でモララーの胴体を殴りにかかる
しかし
( ・∀・)「あらよっと」
モララーは華麗なフットワークで見事に二発とも避けた
そしてモララーは空中で二回転半アクセルをしながら見事に着地する
( ・∀・)「筋もいいし中々鍛えたように見えるね、けど、能力を生かしきれてない所はマイナスだよ」
モララーはいかにもな口調で喋る
しかし、喋ってる間にも相手の男は
ミ,,゚Д゚彡「うおおぉぉぉお!!!」
また両手に電気をため、走り出す
( ・∀・)「人の話は最期まで聞きなよ、全く…………」
ぼやきながらもモララーは見事なまでに回避する
( ・∀・)「そんじゃ今度は僕の番かな」
モララーはタクトを構え、そして
( ・∀・)「てりゃ!」
電気の球タクトにのせ相手をめがけて投げる
しかし、結構動きが遅い
ミ,,゚Д゚彡「こんな玉、いつでも回避できる!」
そう言いながら男はモララーが投げた電気球を軽く避けようとしたその時だった
( ・∀・)「あ、そうそういいこと教えてあげるよ、その電気球ね、爆発するよ♪」
そういった途端に男の近くで爆発する
男はでんげきをモロに喰らった
ミ,,゚Д゚彡「ぐわあああぁぁぁぁあ」
耐電用に作られてたのか、ダメージはあまりなさそうだ
( ・∀・)「あらら、ダメージそんなになかったね、残念残念」
モララーはいかにも余裕な感じで答える
( ・∀・)「まだまだいくよー」
モララーは今度は小型の電気球を投げて投げて投げまくった
今度は大型のと比べかなり早い
ミ,,゚Д゚彡「なっ」
男が何か言おうとした瞬間男に無数の電気球が当たる
ミ,,゚Д゚彡「ぐわああああぁぁぁぁあぁぁぁあ!」
今度は大ダメージのようだ
( ・∀・)「大きさで駄目なら数で攻めないとね」
モララーはニヤニヤしながら相手を眺めている
そして、全ての電気球をぶつけ終えた直後、相手はバタリと倒れてしまった
(;・∀・)「ありゃりゃ、ちょっとやりすぎたかな?」
モララーは相手の男に近寄り、そしてしゃがみながら相手の男を突付く
( ・∀・)「もしもーし、元気ですかー」
と、その時だった
ミ,,゚Д゚彡「かかったな!」
男はモララーの足を掴み、思い切り電流を流した
( ・∀・)「うわああああぁぁぁぁ!」
モララーに電流が走る
そして、男は手を離し、立つ
ミ,,゚Д゚彡「中々梃子摺ったが、もう立てんだろう」
男は軽くコートを掃い、そして歩こうとするが
( ・∀・)「ここから先には…………行かせんよ…………」
ボロボロになりながらも、モララーは答える
ミ,,゚Д゚彡「ほぅ、アレだけ喰らいながらも立てるとは驚きだな」
男は驚いたように言った
ミ,,゚Д゚彡「だが、これで終わりだ」
( ・∀・)「……………っ」
男は片手を構え、そして一気にモララーへと殴りかかろうとしたその瞬間
ズギュゥン
巨大な銃声が鳴り響くとともに、男の頬に巨大な何かが当たり、男の頬から血筋がたれる
男にもモララーにも何が起こったかわからない
男は、その巨大な何かがとんで来た方を見る
そこには─────
(;'A`)「あ………あわわわ……・・・…」
腰を抜かして怯えていたドクオの姿があった
しかし、一つだけ違っている
違っているのは、片腕が巨大な銃にかわっていて、その銃口から少しばかり煙が出ていることだった
二話終了 三話に続く
(;'A`)「なんだよこれ…………なにがどうなってるんだよ…………」
ドクオは驚いたように言う
それもそうだ、急に能力が覚醒したのだから
そして、ドクオに撃たれて頬を掠った男は、静に傷口に触れる
怪我はたいして酷くないが、いきなり撃たれた事に驚きを隠せないようだ
ミ,,゚Д゚彡「……………」
男は黙ったままドクオの方を見る
ミ,,゚Д゚彡「はは、ははは、はっはっはっはっはっはっは」
男は急に狂ったかのように笑い出す
(;'A`)「な、ななな、何が、おお、可笑しいんだよ」
震えた声でドクオは言い返す
迫力のカケラも無いが、これでも現状では精一杯なのだろう
ミ,,゚Д゚彡「そうか、貴様レアか、レアタイプなのか、こいつは思わぬ収穫だ」
男は笑いながらドクオに言う
しかし、ドクオは何のことだか分かってないようだ
そして、男は少し笑ったような表情で、ドクオに手を差し伸べ言った
ミ,,゚Д゚彡「少年よ、俺と共に来ないか?」
(;'A`)「なっ………」
余りにも突然だったのでドクオは戸惑っているようだ、驚きを隠せていない
その時だった
警備員全員「動くな!!」
沢山の警備員が先ほどの銃声を聞いて集まってきたようだ
ミ,,゚Д゚彡「チッ、多勢に無勢……か、さらに特殊銃とまで来たか、少年、ここはひとまず退散させてもらう、返事はまた聞きにくるよ」
警備員全員「動くんじゃない、動くと撃つぞ」
特殊銃を構える警備員達、だが次の瞬間男は空高くジャンプし、そしていなくなっていった
そして、どこからともなく男が喋る
ミ,,゚Д゚彡「俺の名前はフサギコ、アベンジャーズのフサギコだ、覚えておけ、少年」
そう言って、男は消え去って行った
( ゚д゚ )「A班は逃げた男を追え、B班は怪我人の救助を!」
隊長らしき男は各班に指示を出し、指示を出し終えたらA班と共に黒服の男───フサギコを追いかけていった
(;'A`)「何が…………どうなってんだよ……………」
ドクオは、そう言った後に、地面にばたりと倒れた
━━━━━━━━━━━━━
「………オ君、……クオ君………」
('A`)「ん………おぉ………」
(*゚ー゚)「ドクオ君!!」
('A`)「おはぁ!!」
ドクオは勢い良く目覚める
(*゚ー゚)「うわぁ!」
そしてしぃはドクオが勢い良く起きた所為で驚いて後ろに少しのけぞる
('A`)「あ、しぃ…………、っつか此処どこだよ」
ドクオはキョロキョロしながらしぃに訊ねる
(*゚ー゚)「ここは医務室だよ、ドクオ君が急に倒れちゃったもんだから、皆心配してたんだよ」
('A`)「そ、そうだ!モララー先生はどうなったんだよ」
(*゚ー゚)「モララー先生は………………モララー先生は………」
しぃは下を向き、少し体を震わせてる
('A`)「そんな………嘘だろ、おい、嘘なんだよな」
ドクオはしぃの肩を掴み、乱暴に振る
そのとき、ドクオの部屋のドアが開く
( ・∀・)「フツーこんな古典的なのにひっかかるか?バーカ」
モララーが現れる
('A`)「……………ウヴォアー」
ドクオは驚いたのかキョトンとしながら変な言葉を発している
(*゚ー゚)「プッwwあははwwあははははははははwwwwwwwww」
しぃはドクオを見て笑いをこらえ切れなかったので大爆笑してる
んまぁこんなアホ面みたら誰だって笑うわな
('A`)「ナレーション本気で怒っちゃうゾ♪」
きめぇ、まじきめぇ、4回抜いて2回吐いた まじくやしーし
(*゚ー゚)「まぁ、モララー先生も無事だったんだし、いいじゃないww」
('A`)「それもそうだな、けどアイツまた来るって言ってたぞ?」
( ・∀・)「そん時はそん時で追い返せばいいさ」
('A`)「ボロ負けしてたのになwwwwwwプッwwwwwwwwwwww」
( ・∀・)「ぶっころ」
('A`)「フヒヒwwwwwwサーセンwwwwwwwwwwwwww」
なにこいつ、まじキモイ
('A`)「お前あんまなめてっと、殺っぞ?」
( ・∀・)「んまぁ、お前はなんもねーかもしれないけど、いきなり能力が覚醒したんだ、少し激しい運動居は控えて寝てろ」
('A`)「わーったよ、先生も結構酷いんだから、無茶すんなよ」
( ・∀・)「わかったわかった、んじゃ、体が治ったらんみっっっっっっっっちり補習してやるからなwwwww」
そう言いながらモララーは部屋を出て行った
(*゚ー゚)「そういえば、ドクオ君ってどんな能力を手に入れたの?」
('A`)「また今度教えてやっから、今は寝かせてくれ」
(*゚ー゚)「……………そうだね、おやすみ、ドクオ君」
('A`)「あぁ、おやすみ」
(*゚ー゚)「今度からは、あんな無茶しないでね」
('A`)「………………あぁ…………」
そう言って、しぃは部屋から出て行き、ドクオはもう一度眠りについた
第三話完 第四話に続く
ドクオは驚いたように言う
それもそうだ、急に能力が覚醒したのだから
そして、ドクオに撃たれて頬を掠った男は、静に傷口に触れる
怪我はたいして酷くないが、いきなり撃たれた事に驚きを隠せないようだ
ミ,,゚Д゚彡「……………」
男は黙ったままドクオの方を見る
ミ,,゚Д゚彡「はは、ははは、はっはっはっはっはっはっは」
男は急に狂ったかのように笑い出す
(;'A`)「な、ななな、何が、おお、可笑しいんだよ」
震えた声でドクオは言い返す
迫力のカケラも無いが、これでも現状では精一杯なのだろう
ミ,,゚Д゚彡「そうか、貴様レアか、レアタイプなのか、こいつは思わぬ収穫だ」
男は笑いながらドクオに言う
しかし、ドクオは何のことだか分かってないようだ
そして、男は少し笑ったような表情で、ドクオに手を差し伸べ言った
ミ,,゚Д゚彡「少年よ、俺と共に来ないか?」
(;'A`)「なっ………」
余りにも突然だったのでドクオは戸惑っているようだ、驚きを隠せていない
その時だった
警備員全員「動くな!!」
沢山の警備員が先ほどの銃声を聞いて集まってきたようだ
ミ,,゚Д゚彡「チッ、多勢に無勢……か、さらに特殊銃とまで来たか、少年、ここはひとまず退散させてもらう、返事はまた聞きにくるよ」
警備員全員「動くんじゃない、動くと撃つぞ」
特殊銃を構える警備員達、だが次の瞬間男は空高くジャンプし、そしていなくなっていった
そして、どこからともなく男が喋る
ミ,,゚Д゚彡「俺の名前はフサギコ、アベンジャーズのフサギコだ、覚えておけ、少年」
そう言って、男は消え去って行った
( ゚д゚ )「A班は逃げた男を追え、B班は怪我人の救助を!」
隊長らしき男は各班に指示を出し、指示を出し終えたらA班と共に黒服の男───フサギコを追いかけていった
(;'A`)「何が…………どうなってんだよ……………」
ドクオは、そう言った後に、地面にばたりと倒れた
━━━━━━━━━━━━━
「………オ君、……クオ君………」
('A`)「ん………おぉ………」
(*゚ー゚)「ドクオ君!!」
('A`)「おはぁ!!」
ドクオは勢い良く目覚める
(*゚ー゚)「うわぁ!」
そしてしぃはドクオが勢い良く起きた所為で驚いて後ろに少しのけぞる
('A`)「あ、しぃ…………、っつか此処どこだよ」
ドクオはキョロキョロしながらしぃに訊ねる
(*゚ー゚)「ここは医務室だよ、ドクオ君が急に倒れちゃったもんだから、皆心配してたんだよ」
('A`)「そ、そうだ!モララー先生はどうなったんだよ」
(*゚ー゚)「モララー先生は………………モララー先生は………」
しぃは下を向き、少し体を震わせてる
('A`)「そんな………嘘だろ、おい、嘘なんだよな」
ドクオはしぃの肩を掴み、乱暴に振る
そのとき、ドクオの部屋のドアが開く
( ・∀・)「フツーこんな古典的なのにひっかかるか?バーカ」
モララーが現れる
('A`)「……………ウヴォアー」
ドクオは驚いたのかキョトンとしながら変な言葉を発している
(*゚ー゚)「プッwwあははwwあははははははははwwwwwwwww」
しぃはドクオを見て笑いをこらえ切れなかったので大爆笑してる
んまぁこんなアホ面みたら誰だって笑うわな
('A`)「ナレーション本気で怒っちゃうゾ♪」
きめぇ、まじきめぇ、4回抜いて2回吐いた まじくやしーし
(*゚ー゚)「まぁ、モララー先生も無事だったんだし、いいじゃないww」
('A`)「それもそうだな、けどアイツまた来るって言ってたぞ?」
( ・∀・)「そん時はそん時で追い返せばいいさ」
('A`)「ボロ負けしてたのになwwwwwwプッwwwwwwwwwwww」
( ・∀・)「ぶっころ」
('A`)「フヒヒwwwwwwサーセンwwwwwwwwwwwwww」
なにこいつ、まじキモイ
('A`)「お前あんまなめてっと、殺っぞ?」
( ・∀・)「んまぁ、お前はなんもねーかもしれないけど、いきなり能力が覚醒したんだ、少し激しい運動居は控えて寝てろ」
('A`)「わーったよ、先生も結構酷いんだから、無茶すんなよ」
( ・∀・)「わかったわかった、んじゃ、体が治ったらんみっっっっっっっっちり補習してやるからなwwwww」
そう言いながらモララーは部屋を出て行った
(*゚ー゚)「そういえば、ドクオ君ってどんな能力を手に入れたの?」
('A`)「また今度教えてやっから、今は寝かせてくれ」
(*゚ー゚)「……………そうだね、おやすみ、ドクオ君」
('A`)「あぁ、おやすみ」
(*゚ー゚)「今度からは、あんな無茶しないでね」
('A`)「………………あぁ…………」
そう言って、しぃは部屋から出て行き、ドクオはもう一度眠りについた
第三話完 第四話に続く
アレから三日が立った
モララーもドクオもすっかり元気になり、ドクオはモララーからんみっっっっっっっっっちり補習を受けた
そして──────────
(;゚ー゚)「ドクオ君、それなに?」
ドクオの部屋の前で、しぃはドクオが大量に持ってる物について訊ねる
('A`)「何って、無印ビーストウォーズのビデオセットに決まってるだろ、苦労したんだぞ、いやまじで」
ドクオは持ってるビデオについて答える
っつかそんな一気にもてるか?普通
(;゚ー゚)「そ、そうなんだ、で、何で急に全部集めたの?」
('A`)「いや、もうすぐ夏休みだろ?オールでこれ全部見ようと思って
(;゚ー゚)「それって結構キツイよ?」
('A`)「人間体力使わなかったら睡眠なんてたいして必要じゃねーんだよ」
全くコイツは何言ってるんだ、馬鹿じゃないか?
と、そんな会話をしてると、遠くからモララーがやってきた
( ・∀・)「おい、お前等、作者のつg………げふんげふん、もといあいつ等についてちょっと会議するぞ、その荷物おいたら俺の部屋に来い」
そう言って、モララーはどっかに行ってしまった
('A`)「と、言うわけだ、これおいてくるからちょっと待ってろ」
そう言って、ドクオは自分の部屋に入り、ビーストウォーズ全巻をベッドの上において
しぃと共にモララーの部屋に向った
モララーの部屋の前
('A`)「とうとう来ちまったな」
(*゚ー゚)「うん、そうだね」
('A`)「こっからは無事に帰れる保障はない、それでも行くのか?しぃ」
(*゚ー゚)「うん、だって、いつだってドクオ君と一緒だって、約束したもん」
('A`)「しぃ………」
(*゚ー゚)「ドクオ君………」
( ・∀・)「早く入ればか、お前等のいちゃいちゃシーンなんざ誰も楽しみにしてねーんだよ」
モララーがドアから顔を出し、しぃとドクオにつっこむ
('A`)「彼女がいねー奴の僻みか、愚かですよねーぉーん」
と、ドクオがドアノブに触れた瞬間
('A`)「あびばあああああああああああああああああああああああっ!!!!!!」
突如電流が流れる
('A`)「あば………あばば…………かゆ……うま………………」
( ・∀・)「おおドクオよ、死んでしまうとは情けない」
モララーはにやけた面でそう言う
('A`)「死んでねぇ」
ドクオは立ち上がって、モララーに言い返す
( ・∀・)「とりあえず中に入れ」
そして、しぃとドクオは中に入っていく
そう、悪魔のすむ城へ…………
( ・∀・)「誰が悪魔だ誰が」
フヒヒwwwwwwwwwwwサーセンwwwwwwwwww
( ・∀・)「で、だ、マズ最初にこの世界についておさらいしようか」
('A`)「なんで?」
( ・∀・)「読者のためだ」
(;゚ー゚)「読者って………」
( ・∀・)「じゃあ、世界観について教えようか」
( ・∀・)「この世界には、『能力者』と言う不思議な力を持った人が居るのは分かるな?」
('A`)「まぁ、で、その能力者を保護してるのが、この国が作った[ツーゾーン]な訳ね」
( ・∀・)「その通り、けど[ツーゾーン]には居ない能力者だっていっぱい居るぞ、そういった能力者は俗に言う[はぐれ]と言うんだ」
( ・∀・)「で、あの男、フサギコが属してるアヴェンジャースは、その[はぐれ]によって構成された簡単に言えばテロ集団だ」
(*゚ー゚)「国に恨みを持ってる人達が、いっぱい居るんだよね」
( ・∀・)「そうだ、[はぐれ]の集団では一番大きい集団だ」
('A`)「テロ集団ねぇ、俺はそのテロ集団に誘われたわけだ」
( ・∀・)「んまぁ、お前が間違った方向に進まないよう願ってるよ、俺は」
('A`)「俺はそういうのあんま好きじゃないから」
( ・∀・)「んじゃ次は能力についてだ」
( ・∀・)「能力の種類には大きく分けて6種類ある」
( ・∀・)「一つ目は錬金術師(アルケミスト)だ、これはある一定の物質を別の形に変化させるんだ」
( ・∀・)「どこでも即席で武器を作れたりするが、相性が悪い物質しかないときはまるっきり役に立たない」
( ・∀・)「二つ目は召喚師(サモナー)だ、これは想像した召喚獣を実体化できるんだ」
(*゚ー゚)「私の能力はこの召喚師なんだ」
( ・∀・)「召喚するには[アクセサリ]と言うのが必要で、これが無かったら召喚できない、なお、上級召喚師は『介護用』と『戦闘用』の二種類をうまく使い分ける事ができる」
( ・∀・)「問題は、召喚獣は[アクセサリ]を壊されるとこの世界にはこれない、つまり死ぬことに値するんだ」
('A`)「けどそうしねぇと召喚獣ってのは倒せねえんだろ?」
( ・∀・)「そうだ、召喚獣ってのはどれだけ人間に近い姿をしていても人間とは桁違いに頑丈で強いからね、その[アクセサリ]を壊さない限り、勝ち目はないよ」
(*゚ー゚)「けど[アクセサリ]は壊れにくくなってるから、中途半端な攻撃じゃ倒せないよ」
('A`)「んじゃ召喚師が一番強いって事になるじゃねえか」
( ・∀・)「ところがそうでもないんだ、召喚師ってのは体力の消費が極端に激しいからね、さらに言えば召喚獣ごとにじゃくてんだって存在するから、一番強いって事は無いんだよ」
( ・∀・)「で、三番目が魔術師(マジシャン)だよ、これは俺の種類だね」
( ・∀・)「その名の通り、炎からカミナリまで、ありとあらゆる魔法攻撃を繰り出す事ができる」
( ・∀・)「けど、じゃくてんがあってね、同じ種類の能力者だったら[キャンセル]ってワザを使える事ができるんだ」
('A`)「キャンセル?」
( ・∀・)「うん、キャンセルってのは、どんな魔術師でも使えて、相手の攻撃をその通り攻撃させれなくなるんだ」
( ・∀・)「魔術師って言うのは魔法を出す際に少しばかり隙ができるんだ、その隙に付け込んで、魔法の発動をキャンセルさせる事ができるんだ」
('A`)「けど、他の種類の能力者には出来ないんだろ?」
( ・∀・)「そうだよ、さらに言えば、魔術師ってのは一番平均攻撃力が低いからね、上級者向けって言えるだろうね」
('A`)「へぇ~」
( ・∀・)「そして四番目が肉体強化(ボディレインフォースメント)だよ」
( ・∀・)「これは特に説明することは無いね、その名の通り肉体を強化するだけだし、個人個人によって違ってくるから」
( ・∀・)「ただ、この能力ってのは一番最初に発動してた時の感情がキーワードになるんだ」
( ・∀・)「で、五番目が武器使い(ウェポンズ)だ」
( ・∀・)「これも特に変わりないね、ただ武器を作る事ができるだけ、これも最初に発動した時の感情がキーワードになるけどね」
( ・∀・)「で、最期は希少種(レア)だよ、これが一番恐ろしいかもね」
('A`)「俺はあのフサギコって奴に希少種って言われたぞ」
( ・∀・)「あぁ、君は希少種のひとりさ、能力者の事を研究してる所では、レアは現在三種類しかないらしい」
( ・∀・)「一つ目は武器使いのレア、聖剣か何かだすだけらしい」
( ・∀・)「そして二つ目は重火器を装備する、武器使いと肉体強化の合成種だ」
(*゚ー゚)「合成種?」
( ・∀・)「あぁ、突然変異種でな、能力二つもって生まれてくることがあるんだ、と言っても極々希だが」
('A`)「希少種で合成種ってねぇ…………どれだけ運いいんだよ…………」
( ・∀・)「お前のは希少種で、纏められてるから、合成種とは少し違うな」
('A`)「ウヴァー」
( ・∀・)「最期は肉体強化だ、これは一番詳細が分かってないんだ」
( ・∀・)「とまぁ、これくらいだな、他にも種類が無いとは限らないけど、今はこれだけしかわかって無いらしい」
(*゚ー゚)「じゃあ、他にも希少種はあるってことですね」
( ・∀・)「希少種って呼ばれるくらいだからそう沢山あるわけじゃないが、確かにあると思うぞ」
('A`)「俺ってやっぱ二番目なのかな、銃器とかでてるし」
( ・∀・)「お前に銃器なんて厄介そうなものはにあわねぇと思うがな」
('A`)「俺だってそう思ってるよ」
( ・∀・)「とまぁ、粗方説明は終ったな」
('A`)「俺たちって意外と知らない事あるんだよな」
(*゚ー゚)「そうだね」
( ・∀・)「じゃ、そろそろカエレ、もうすぐ下宿時間だしな」
('A`)「んじゃ帰るか、しぃ」
(*゚ー゚)「うん帰ろっか」
そう言いながら、二人はドアを開けて、出て行った
アヴェンジャーズ本拠地
(,,゚Д゚)「ふ~ん、希少種ねぇ…………俄には信じがたいな」
ミ,,゚Д゚彡「ほれ、百聞は一見にしかずって言うだろ?行って見ろよ」
(,,゚Д゚)「んまぁ、暇つぶし程度にはなるかな、行くぞ、モッキー」
モッキー「うきゃっ」
第四話完 第五話に続く
モララーもドクオもすっかり元気になり、ドクオはモララーからんみっっっっっっっっっちり補習を受けた
そして──────────
(;゚ー゚)「ドクオ君、それなに?」
ドクオの部屋の前で、しぃはドクオが大量に持ってる物について訊ねる
('A`)「何って、無印ビーストウォーズのビデオセットに決まってるだろ、苦労したんだぞ、いやまじで」
ドクオは持ってるビデオについて答える
っつかそんな一気にもてるか?普通
(;゚ー゚)「そ、そうなんだ、で、何で急に全部集めたの?」
('A`)「いや、もうすぐ夏休みだろ?オールでこれ全部見ようと思って
(;゚ー゚)「それって結構キツイよ?」
('A`)「人間体力使わなかったら睡眠なんてたいして必要じゃねーんだよ」
全くコイツは何言ってるんだ、馬鹿じゃないか?
と、そんな会話をしてると、遠くからモララーがやってきた
( ・∀・)「おい、お前等、作者のつg………げふんげふん、もといあいつ等についてちょっと会議するぞ、その荷物おいたら俺の部屋に来い」
そう言って、モララーはどっかに行ってしまった
('A`)「と、言うわけだ、これおいてくるからちょっと待ってろ」
そう言って、ドクオは自分の部屋に入り、ビーストウォーズ全巻をベッドの上において
しぃと共にモララーの部屋に向った
モララーの部屋の前
('A`)「とうとう来ちまったな」
(*゚ー゚)「うん、そうだね」
('A`)「こっからは無事に帰れる保障はない、それでも行くのか?しぃ」
(*゚ー゚)「うん、だって、いつだってドクオ君と一緒だって、約束したもん」
('A`)「しぃ………」
(*゚ー゚)「ドクオ君………」
( ・∀・)「早く入ればか、お前等のいちゃいちゃシーンなんざ誰も楽しみにしてねーんだよ」
モララーがドアから顔を出し、しぃとドクオにつっこむ
('A`)「彼女がいねー奴の僻みか、愚かですよねーぉーん」
と、ドクオがドアノブに触れた瞬間
('A`)「あびばあああああああああああああああああああああああっ!!!!!!」
突如電流が流れる
('A`)「あば………あばば…………かゆ……うま………………」
( ・∀・)「おおドクオよ、死んでしまうとは情けない」
モララーはにやけた面でそう言う
('A`)「死んでねぇ」
ドクオは立ち上がって、モララーに言い返す
( ・∀・)「とりあえず中に入れ」
そして、しぃとドクオは中に入っていく
そう、悪魔のすむ城へ…………
( ・∀・)「誰が悪魔だ誰が」
フヒヒwwwwwwwwwwwサーセンwwwwwwwwww
( ・∀・)「で、だ、マズ最初にこの世界についておさらいしようか」
('A`)「なんで?」
( ・∀・)「読者のためだ」
(;゚ー゚)「読者って………」
( ・∀・)「じゃあ、世界観について教えようか」
( ・∀・)「この世界には、『能力者』と言う不思議な力を持った人が居るのは分かるな?」
('A`)「まぁ、で、その能力者を保護してるのが、この国が作った[ツーゾーン]な訳ね」
( ・∀・)「その通り、けど[ツーゾーン]には居ない能力者だっていっぱい居るぞ、そういった能力者は俗に言う[はぐれ]と言うんだ」
( ・∀・)「で、あの男、フサギコが属してるアヴェンジャースは、その[はぐれ]によって構成された簡単に言えばテロ集団だ」
(*゚ー゚)「国に恨みを持ってる人達が、いっぱい居るんだよね」
( ・∀・)「そうだ、[はぐれ]の集団では一番大きい集団だ」
('A`)「テロ集団ねぇ、俺はそのテロ集団に誘われたわけだ」
( ・∀・)「んまぁ、お前が間違った方向に進まないよう願ってるよ、俺は」
('A`)「俺はそういうのあんま好きじゃないから」
( ・∀・)「んじゃ次は能力についてだ」
( ・∀・)「能力の種類には大きく分けて6種類ある」
( ・∀・)「一つ目は錬金術師(アルケミスト)だ、これはある一定の物質を別の形に変化させるんだ」
( ・∀・)「どこでも即席で武器を作れたりするが、相性が悪い物質しかないときはまるっきり役に立たない」
( ・∀・)「二つ目は召喚師(サモナー)だ、これは想像した召喚獣を実体化できるんだ」
(*゚ー゚)「私の能力はこの召喚師なんだ」
( ・∀・)「召喚するには[アクセサリ]と言うのが必要で、これが無かったら召喚できない、なお、上級召喚師は『介護用』と『戦闘用』の二種類をうまく使い分ける事ができる」
( ・∀・)「問題は、召喚獣は[アクセサリ]を壊されるとこの世界にはこれない、つまり死ぬことに値するんだ」
('A`)「けどそうしねぇと召喚獣ってのは倒せねえんだろ?」
( ・∀・)「そうだ、召喚獣ってのはどれだけ人間に近い姿をしていても人間とは桁違いに頑丈で強いからね、その[アクセサリ]を壊さない限り、勝ち目はないよ」
(*゚ー゚)「けど[アクセサリ]は壊れにくくなってるから、中途半端な攻撃じゃ倒せないよ」
('A`)「んじゃ召喚師が一番強いって事になるじゃねえか」
( ・∀・)「ところがそうでもないんだ、召喚師ってのは体力の消費が極端に激しいからね、さらに言えば召喚獣ごとにじゃくてんだって存在するから、一番強いって事は無いんだよ」
( ・∀・)「で、三番目が魔術師(マジシャン)だよ、これは俺の種類だね」
( ・∀・)「その名の通り、炎からカミナリまで、ありとあらゆる魔法攻撃を繰り出す事ができる」
( ・∀・)「けど、じゃくてんがあってね、同じ種類の能力者だったら[キャンセル]ってワザを使える事ができるんだ」
('A`)「キャンセル?」
( ・∀・)「うん、キャンセルってのは、どんな魔術師でも使えて、相手の攻撃をその通り攻撃させれなくなるんだ」
( ・∀・)「魔術師って言うのは魔法を出す際に少しばかり隙ができるんだ、その隙に付け込んで、魔法の発動をキャンセルさせる事ができるんだ」
('A`)「けど、他の種類の能力者には出来ないんだろ?」
( ・∀・)「そうだよ、さらに言えば、魔術師ってのは一番平均攻撃力が低いからね、上級者向けって言えるだろうね」
('A`)「へぇ~」
( ・∀・)「そして四番目が肉体強化(ボディレインフォースメント)だよ」
( ・∀・)「これは特に説明することは無いね、その名の通り肉体を強化するだけだし、個人個人によって違ってくるから」
( ・∀・)「ただ、この能力ってのは一番最初に発動してた時の感情がキーワードになるんだ」
( ・∀・)「で、五番目が武器使い(ウェポンズ)だ」
( ・∀・)「これも特に変わりないね、ただ武器を作る事ができるだけ、これも最初に発動した時の感情がキーワードになるけどね」
( ・∀・)「で、最期は希少種(レア)だよ、これが一番恐ろしいかもね」
('A`)「俺はあのフサギコって奴に希少種って言われたぞ」
( ・∀・)「あぁ、君は希少種のひとりさ、能力者の事を研究してる所では、レアは現在三種類しかないらしい」
( ・∀・)「一つ目は武器使いのレア、聖剣か何かだすだけらしい」
( ・∀・)「そして二つ目は重火器を装備する、武器使いと肉体強化の合成種だ」
(*゚ー゚)「合成種?」
( ・∀・)「あぁ、突然変異種でな、能力二つもって生まれてくることがあるんだ、と言っても極々希だが」
('A`)「希少種で合成種ってねぇ…………どれだけ運いいんだよ…………」
( ・∀・)「お前のは希少種で、纏められてるから、合成種とは少し違うな」
('A`)「ウヴァー」
( ・∀・)「最期は肉体強化だ、これは一番詳細が分かってないんだ」
( ・∀・)「とまぁ、これくらいだな、他にも種類が無いとは限らないけど、今はこれだけしかわかって無いらしい」
(*゚ー゚)「じゃあ、他にも希少種はあるってことですね」
( ・∀・)「希少種って呼ばれるくらいだからそう沢山あるわけじゃないが、確かにあると思うぞ」
('A`)「俺ってやっぱ二番目なのかな、銃器とかでてるし」
( ・∀・)「お前に銃器なんて厄介そうなものはにあわねぇと思うがな」
('A`)「俺だってそう思ってるよ」
( ・∀・)「とまぁ、粗方説明は終ったな」
('A`)「俺たちって意外と知らない事あるんだよな」
(*゚ー゚)「そうだね」
( ・∀・)「じゃ、そろそろカエレ、もうすぐ下宿時間だしな」
('A`)「んじゃ帰るか、しぃ」
(*゚ー゚)「うん帰ろっか」
そう言いながら、二人はドアを開けて、出て行った
アヴェンジャーズ本拠地
(,,゚Д゚)「ふ~ん、希少種ねぇ…………俄には信じがたいな」
ミ,,゚Д゚彡「ほれ、百聞は一見にしかずって言うだろ?行って見ろよ」
(,,゚Д゚)「んまぁ、暇つぶし程度にはなるかな、行くぞ、モッキー」
モッキー「うきゃっ」
第四話完 第五話に続く
('A`)「やっぱビーストウォーズはいいわ~、子供から大人まで楽しめる」
ドクオはテレビにかじりつくように見てる
独り言をたまに呟く様が少しキモイ
('A`)「やっぱメガトロンはかっこいいよな、いやでもコンボイも捨てがたいしライノックスとかテラザウラーも(ry」
そのとき、ドクオの部屋のドアが開く音がする
(*゚ー゚)「ドクオ君、そんなテレビに近づいて見ると目が悪くなるよ」
('A`)「ビーストウォーズみて目が悪くなるなら本望だ!」
こいつ馬鹿か?
('A`)「って、もうこんな時間か、そろそろ準備しなきゃ」
ドクオは時計を少し見てビデオデッキの停止ボタンを押して準備をする
(*゚ー゚)「どこ行くの?」
('A`)「んぁ、ちょっとな」
基本的に[ツーゾーン]は外出が不可能になってるわけでもなく、担当の管理員(先生)が付き添いで居ればいつだって遠出は出来るのだ
だが、管理員の都合が悪いときは外出は出来ないが
(*゚ー゚)「ねぇ、ドクオ君」
('A`)「なんだ?」
(*゚ー゚)「私も付いて行っていいかな」
('A`)「ぶほおおおおおおおおおおおおっ!!」
いきなりなのでドクオも驚いたのだろう、何も飲んでないのに急に何かを噴出す
(;゚ー゚)「だ、大丈夫?」
(;'A`)「いや、大丈夫だけど、なんで急に?」
(*゚ー゚)「なんとなく♪」
(;'A`)「おいおい…………」
で、チキンなドクオだから断れるわけも無く、そのまましぃも付いていく事に
出入り口管理員「では、保護者モララーと生徒ドクオ、しぃ、両名共に外出することを許可します では良い旅を」
出入り口を封鎖してる大きな門が開き、ドクオ達は門の外へ出る
(*゚ー゚)「楽しみだね、ドクオ君♪」
(;'A`)「あ、あぁ、そうだな、楽しみだな」
ハイテンションなしぃに比べ、ドクオはあまり楽しそうではない
( ・∀・)「あ~、楽しんでる所悪いが、車取りに行くから駐車場までついて来い
(*゚ー゚)「は~い!」
(;'A`)「へいへい」
そういって、三人は駐車場まで歩いていく
そして、駐車場について
( ・∀・)「これが俺の愛車だ」
(*゚ー゚)「…………結構普通だね」
( ・∀・)「どんなのを想像してたんだお前は」
(*゚ー゚)「思い切りど派手なデコトラとかそんなのを」
( ・∀・)「俺はノーマルだ、肝に銘じておけ」
(*゚ー゚)「は~い」
(;'A`)「どうでもいいけど、早く乗ろうぜ」
( ・∀・)「ちったぁ愛車の事を自慢させろ」
(;・∀・)「っておい」
いつの間にかしぃが鍵を取って、車のドアを開けていた
(*゚ー゚)「へ~、これ電動ドアなんだ~」
(;'A`)「あうあう、もう疲れたよ、早く乗せてくれ」
(*゚ー゚)「んじゃ乗っちゃおうか」
(;・∀・)「お、おいお前等、ソレ俺の車アッ───」
勝手知ったる人の家、いや、車かこれは
ドクオとしぃは、遠慮と言う言葉を知らないのか?と思わせるほど堂々とモララーの車に乗る
(;・∀・)「ったく、お前等なぁ………」
(*゚ー゚)「せんせー、早く出発しよー」
後方の席からしぃが言う
(;・∀・)「もういいや、んじゃ出発するか」
そう言って、モララーは車に乗り、車のドアをしめて、駐車場を出る、そして、目的地に向かって出発した
車は順調に目的地に向っている
少し窓をあけて入ってくる風がなんとも心地よい
(*゚ー゚)「すぅ、すぅ」
しぃは寝ているようだ、あれだけはしゃげばそりゃ疲れるわな
そしてドクオは、寝ているしぃをちら見する
('A`)(やっぱしぃって可愛いよな………スタイルも悪くないし………)
(;'A`)(って俺はなに考えてるんだー)
ドクオは自分の考えた事に少し自己嫌悪してるようだ
('A`)「すぅ、すぅ」
どうやらドクオも寝たようだ
しぃとドクオ、ふたり寄り添いあって寝ている
( ・∀・)「全く、暢気なもんだよな………」
( ・∀・)「希少種…………かぁ…………」
そして、目的地に到着する
どうやら目的地は墓地だったようだ
駐車場の隣には墓石や卒塔婆が並んでる所がある
( ・∀・)「おいお前等起きろ、到着したぞ」
モララーは寝ている二人を起こす
('A`)「ん………ふぁぁぁ………」
(*゚ー゚)「ふぁぁぁ………」
ドクオとしぃは車からでて、そして大きく伸びをする
( ・∀・)「お前等2人とも寄り添いながらすーすー寝てやんのwwwwwwwカポーみてぇwwwwwww」
(*'A`)「な、なに言うんだよ、先生」
(*////)「も、もぉモララーせんせー」
ドクオもしぃも顔を赤らめて反論する
初々しいねチキショー
('A`)「んじゃ、俺墓参り行ってくるから、じゃ!」
そういってドクオはバケツ諸々を持って墓地のほうへダッシュで逃げて行った
( ・∀・)「逃げやがった………まぁいいか………お前もドクオと一緒に行ってやれ、アイツひとりじゃどうなるかわからん」
(*゚ー゚)「は、はい!」
そしてしぃはドクオの後を追いかけていった
( ・∀・)「楽しい休日だ、誰にも邪魔はさせない、あんたにもな」
モララーは振り向く、そこには肩に猿を乗せた男が居た
(,,゚Д゚)「なんだ、気づいてたのか、つまらん」
( ・∀・)「気づかないほうが可笑しいっての」
(,,゚Д゚)「おーおー言ってくれるねー」
( ・∀・)「あいつ等の楽しい休日だ、あんたに邪魔させねーよ」
(,,゚Д゚)「おーかっこいいねー、先生さんwww」
(,,゚Д゚)「けどこっちだって、あの坊主と遊びたいんでね、それにあんた程度には負けないよ」
モララーはタクトを取り出しそして伸ばす
(,,゚Д゚)「モッキー、行くぞ!」
肩に乗ってた猿が飛び降り、そしてどんどん風貌が変わっていく
( ・∀・)「行くぞ、いんちき猿使い」
(,,゚Д゚)「こいよ、へっぽこ教師」
モララーはタクトを構え、謎の男は大きくなった猿に魔力を注ぎ込む
( ・∀・)・(,,゚Д゚)「うおおおおおおおおおおおおおおお!!」
第五話完 第六話に続く
ドクオはテレビにかじりつくように見てる
独り言をたまに呟く様が少しキモイ
('A`)「やっぱメガトロンはかっこいいよな、いやでもコンボイも捨てがたいしライノックスとかテラザウラーも(ry」
そのとき、ドクオの部屋のドアが開く音がする
(*゚ー゚)「ドクオ君、そんなテレビに近づいて見ると目が悪くなるよ」
('A`)「ビーストウォーズみて目が悪くなるなら本望だ!」
こいつ馬鹿か?
('A`)「って、もうこんな時間か、そろそろ準備しなきゃ」
ドクオは時計を少し見てビデオデッキの停止ボタンを押して準備をする
(*゚ー゚)「どこ行くの?」
('A`)「んぁ、ちょっとな」
基本的に[ツーゾーン]は外出が不可能になってるわけでもなく、担当の管理員(先生)が付き添いで居ればいつだって遠出は出来るのだ
だが、管理員の都合が悪いときは外出は出来ないが
(*゚ー゚)「ねぇ、ドクオ君」
('A`)「なんだ?」
(*゚ー゚)「私も付いて行っていいかな」
('A`)「ぶほおおおおおおおおおおおおっ!!」
いきなりなのでドクオも驚いたのだろう、何も飲んでないのに急に何かを噴出す
(;゚ー゚)「だ、大丈夫?」
(;'A`)「いや、大丈夫だけど、なんで急に?」
(*゚ー゚)「なんとなく♪」
(;'A`)「おいおい…………」
で、チキンなドクオだから断れるわけも無く、そのまましぃも付いていく事に
出入り口管理員「では、保護者モララーと生徒ドクオ、しぃ、両名共に外出することを許可します では良い旅を」
出入り口を封鎖してる大きな門が開き、ドクオ達は門の外へ出る
(*゚ー゚)「楽しみだね、ドクオ君♪」
(;'A`)「あ、あぁ、そうだな、楽しみだな」
ハイテンションなしぃに比べ、ドクオはあまり楽しそうではない
( ・∀・)「あ~、楽しんでる所悪いが、車取りに行くから駐車場までついて来い
(*゚ー゚)「は~い!」
(;'A`)「へいへい」
そういって、三人は駐車場まで歩いていく
そして、駐車場について
( ・∀・)「これが俺の愛車だ」
(*゚ー゚)「…………結構普通だね」
( ・∀・)「どんなのを想像してたんだお前は」
(*゚ー゚)「思い切りど派手なデコトラとかそんなのを」
( ・∀・)「俺はノーマルだ、肝に銘じておけ」
(*゚ー゚)「は~い」
(;'A`)「どうでもいいけど、早く乗ろうぜ」
( ・∀・)「ちったぁ愛車の事を自慢させろ」
(;・∀・)「っておい」
いつの間にかしぃが鍵を取って、車のドアを開けていた
(*゚ー゚)「へ~、これ電動ドアなんだ~」
(;'A`)「あうあう、もう疲れたよ、早く乗せてくれ」
(*゚ー゚)「んじゃ乗っちゃおうか」
(;・∀・)「お、おいお前等、ソレ俺の車アッ───」
勝手知ったる人の家、いや、車かこれは
ドクオとしぃは、遠慮と言う言葉を知らないのか?と思わせるほど堂々とモララーの車に乗る
(;・∀・)「ったく、お前等なぁ………」
(*゚ー゚)「せんせー、早く出発しよー」
後方の席からしぃが言う
(;・∀・)「もういいや、んじゃ出発するか」
そう言って、モララーは車に乗り、車のドアをしめて、駐車場を出る、そして、目的地に向かって出発した
車は順調に目的地に向っている
少し窓をあけて入ってくる風がなんとも心地よい
(*゚ー゚)「すぅ、すぅ」
しぃは寝ているようだ、あれだけはしゃげばそりゃ疲れるわな
そしてドクオは、寝ているしぃをちら見する
('A`)(やっぱしぃって可愛いよな………スタイルも悪くないし………)
(;'A`)(って俺はなに考えてるんだー)
ドクオは自分の考えた事に少し自己嫌悪してるようだ
('A`)「すぅ、すぅ」
どうやらドクオも寝たようだ
しぃとドクオ、ふたり寄り添いあって寝ている
( ・∀・)「全く、暢気なもんだよな………」
( ・∀・)「希少種…………かぁ…………」
そして、目的地に到着する
どうやら目的地は墓地だったようだ
駐車場の隣には墓石や卒塔婆が並んでる所がある
( ・∀・)「おいお前等起きろ、到着したぞ」
モララーは寝ている二人を起こす
('A`)「ん………ふぁぁぁ………」
(*゚ー゚)「ふぁぁぁ………」
ドクオとしぃは車からでて、そして大きく伸びをする
( ・∀・)「お前等2人とも寄り添いながらすーすー寝てやんのwwwwwwwカポーみてぇwwwwwww」
(*'A`)「な、なに言うんだよ、先生」
(*////)「も、もぉモララーせんせー」
ドクオもしぃも顔を赤らめて反論する
初々しいねチキショー
('A`)「んじゃ、俺墓参り行ってくるから、じゃ!」
そういってドクオはバケツ諸々を持って墓地のほうへダッシュで逃げて行った
( ・∀・)「逃げやがった………まぁいいか………お前もドクオと一緒に行ってやれ、アイツひとりじゃどうなるかわからん」
(*゚ー゚)「は、はい!」
そしてしぃはドクオの後を追いかけていった
( ・∀・)「楽しい休日だ、誰にも邪魔はさせない、あんたにもな」
モララーは振り向く、そこには肩に猿を乗せた男が居た
(,,゚Д゚)「なんだ、気づいてたのか、つまらん」
( ・∀・)「気づかないほうが可笑しいっての」
(,,゚Д゚)「おーおー言ってくれるねー」
( ・∀・)「あいつ等の楽しい休日だ、あんたに邪魔させねーよ」
(,,゚Д゚)「おーかっこいいねー、先生さんwww」
(,,゚Д゚)「けどこっちだって、あの坊主と遊びたいんでね、それにあんた程度には負けないよ」
モララーはタクトを取り出しそして伸ばす
(,,゚Д゚)「モッキー、行くぞ!」
肩に乗ってた猿が飛び降り、そしてどんどん風貌が変わっていく
( ・∀・)「行くぞ、いんちき猿使い」
(,,゚Д゚)「こいよ、へっぽこ教師」
モララーはタクトを構え、謎の男は大きくなった猿に魔力を注ぎ込む
( ・∀・)・(,,゚Д゚)「うおおおおおおおおおおおおおおお!!」
第五話完 第六話に続く
('A`)「っつかなんでしぃは俺についてきたかったんだ?」
墓石掃除をする道具を持ってるドクオは言う
(*゚ー゚)「ん~、なんとなくかな」
ドクオの隣を歩いているしぃは言う
此処は墓地で、ドクオとしぃは、墓参りに来ている
こうして外の空気を吸える機会は能力者たちにはあまり無いので
墓参りと言えど楽しい休日と言えるだろう
ドクオは向ってる途中の水道で桶に水を入れる
(;'A`)「なんとなくって………」
ドクオは桶に水を入れ終え、ドクオ達は再び歩き出す
ドクオ達は楽しんでるが、駐車場では死闘が繰り広げられてた
( ・∀・)「おらっ」
モララーはタクトから無数の電気球を猿使いに投げつける
だが、ことごとく猿使いの猿に握りつぶされてる
(,,゚Д゚)「その程度か?んじゃこっちも行かせて貰うぜ、行くぞ、モッキー」
モッキーと呼ばれた猿はモララーの電気球を物ともせずに突進していく
そして、モララーに殴りかかろうとするが
( ・∀・)「あらよっと」
モララーは間一髪回避する
モララーが居た場所には、殴った後が付いてる
(;・∀・)「なんて馬鹿力だよおい、こんなんに殴られたら即死だぞ」
と、愚痴を言ってる暇も無く、モッキーはどんどん殴りかかってくる
だが、狙いが曖昧な所為か、フットワークの軽いモララーに中々当たらない
(,,゚Д゚)「モッキー、戻れ」
猿使いに呼ばれると、モッキーは殴りかかるのをやめ、素早く猿使いのところへ戻る
すると、モララーはタクトに思い切り電気をためる
しかし、ギコは
(,,゚Д゚)「どれモッキー、一回喰らってみろ」
と、随分と余裕そうだ
( ・∀・)「随分と余裕だな」
モララーはでんげきを貯めながらも、ギコに話しかける
モッキーは隣で大人しくしている、構えから見ても襲ってくることはなさそうだ
( ・∀・)「おらぁ、喰らえ!」
でんげきが溜まり、モララーはタクトを上に上げる、そしたら、急にギコに雷鳴が落ちる
召喚獣は、召喚師が気絶や死んだりすると、強制的に送還されてしまう
だから、召喚獣よりも、召喚師を狙った方が、効率が良いだと言えるだろう
モララーの雷鳴は、当たった、だが、それはギコではなくモッキーだった
モッキーはあの雷鳴を食らったのに平然としている
(,,゚Д゚)「モッキー、本領発揮だ」
モッキーは、一刺し指を立てて、モララーの方に向ける
(,,゚Д゚)「モッキーの特殊効果はな」
モッキーの人差し指に電流が溜まっていく
(,,゚Д゚)「相手の能力の一時的なコピーだ」
モッキーは人差し指を上にあげ
モララーに雷鳴が落ちる
('A`)「何か凄い音聞こえなかったか?」
墓石を洗っているドクオは言う
ここは大型だし、さらに言えば人が居ないので、騒ぎを起こすにはうってつけの場所なんだろう
(*゚ー゚)「駐車場の方からだよ、ちょっと心配だから行ってみようよ」
('A`)「そうだな」
ドクオ達は掃除道具を墓石の前に置いて
駐車場に走っていった
( ・∀・)「はぁ…………はぁ………」
モララーはあの雷鳴を喰らいながらも立っている
しかし、もう動く事もままならないようだ
(,,゚Д゚)「ほぉ、アレを喰らって生きてられんのね、凄い凄い」
猿使いは驚いたように拍手をしながら言う
(,,゚Д゚)「そのしぶとさに免じて、俺がトドメをさしてやるよ」
猿使いは、ナイフを取り出し、モララーの所へ向っていく
その時だった
猿使いの頬に巨大な何かが当たる
そして、それが飛んできたほうには
('A`)「それ以上先生に手をだすと、当てるぞ」
片手をリボルバーに変えて、もう片方の手でしっかり狙いを定めてるドクオが居た
(*゚ー゚)「モララーせんせー、大丈夫ですか?」
しぃは、ボロボロのモララーに駆け寄る
( ・∀・)「キツイっつか、死にそう」
('A`)「しぃ、せんせーはお前に任せる」
(*゚ー゚)「分かったよ、ドクオ君も気を付けてね」
モララーは、しぃの肩を借りて、墓地の方へ向っていく
(,,゚Д゚)「よぅ、坊主、会いたかったぜ」
猿使いは、ドクオにあたかも知り合いかの如く話しかける
('A`)「お前もアヴェンジャーズの一員か?」
ドクオは猿使いに銃口を向けたまま、話しかける
(,,゚Д゚)「まずその厄介なのおろせってww」
猿使いは余裕そうだ
(,,゚Д゚)「俺はアヴェンジャーズのギコさ、種類は召喚師だ」
猿使い────ギコはそう答える
(,,゚Д゚)「こっちの猿はモッキー、俺の相方さ」
ギコは、ご丁寧にモッキーの自己紹介までしている
その時だった
ギコの顔の真横に何かが早く通る
そして、ドクオの銃口からは、少しだけ煙が出ている
('A`)「わかった、んじゃ、先生の弔い合戦とでも行こうか」
ドクオは、表情にこそ出さないが、内心凄く怒っている様に見える
(,,゚Д゚)「ひょー怖い怖い、じゃ、モッキー頑張って来い」
('A`)「覚悟しやがれ」
第六話完 第七話に続く
墓石掃除をする道具を持ってるドクオは言う
(*゚ー゚)「ん~、なんとなくかな」
ドクオの隣を歩いているしぃは言う
此処は墓地で、ドクオとしぃは、墓参りに来ている
こうして外の空気を吸える機会は能力者たちにはあまり無いので
墓参りと言えど楽しい休日と言えるだろう
ドクオは向ってる途中の水道で桶に水を入れる
(;'A`)「なんとなくって………」
ドクオは桶に水を入れ終え、ドクオ達は再び歩き出す
ドクオ達は楽しんでるが、駐車場では死闘が繰り広げられてた
( ・∀・)「おらっ」
モララーはタクトから無数の電気球を猿使いに投げつける
だが、ことごとく猿使いの猿に握りつぶされてる
(,,゚Д゚)「その程度か?んじゃこっちも行かせて貰うぜ、行くぞ、モッキー」
モッキーと呼ばれた猿はモララーの電気球を物ともせずに突進していく
そして、モララーに殴りかかろうとするが
( ・∀・)「あらよっと」
モララーは間一髪回避する
モララーが居た場所には、殴った後が付いてる
(;・∀・)「なんて馬鹿力だよおい、こんなんに殴られたら即死だぞ」
と、愚痴を言ってる暇も無く、モッキーはどんどん殴りかかってくる
だが、狙いが曖昧な所為か、フットワークの軽いモララーに中々当たらない
(,,゚Д゚)「モッキー、戻れ」
猿使いに呼ばれると、モッキーは殴りかかるのをやめ、素早く猿使いのところへ戻る
すると、モララーはタクトに思い切り電気をためる
しかし、ギコは
(,,゚Д゚)「どれモッキー、一回喰らってみろ」
と、随分と余裕そうだ
( ・∀・)「随分と余裕だな」
モララーはでんげきを貯めながらも、ギコに話しかける
モッキーは隣で大人しくしている、構えから見ても襲ってくることはなさそうだ
( ・∀・)「おらぁ、喰らえ!」
でんげきが溜まり、モララーはタクトを上に上げる、そしたら、急にギコに雷鳴が落ちる
召喚獣は、召喚師が気絶や死んだりすると、強制的に送還されてしまう
だから、召喚獣よりも、召喚師を狙った方が、効率が良いだと言えるだろう
モララーの雷鳴は、当たった、だが、それはギコではなくモッキーだった
モッキーはあの雷鳴を食らったのに平然としている
(,,゚Д゚)「モッキー、本領発揮だ」
モッキーは、一刺し指を立てて、モララーの方に向ける
(,,゚Д゚)「モッキーの特殊効果はな」
モッキーの人差し指に電流が溜まっていく
(,,゚Д゚)「相手の能力の一時的なコピーだ」
モッキーは人差し指を上にあげ
モララーに雷鳴が落ちる
('A`)「何か凄い音聞こえなかったか?」
墓石を洗っているドクオは言う
ここは大型だし、さらに言えば人が居ないので、騒ぎを起こすにはうってつけの場所なんだろう
(*゚ー゚)「駐車場の方からだよ、ちょっと心配だから行ってみようよ」
('A`)「そうだな」
ドクオ達は掃除道具を墓石の前に置いて
駐車場に走っていった
( ・∀・)「はぁ…………はぁ………」
モララーはあの雷鳴を喰らいながらも立っている
しかし、もう動く事もままならないようだ
(,,゚Д゚)「ほぉ、アレを喰らって生きてられんのね、凄い凄い」
猿使いは驚いたように拍手をしながら言う
(,,゚Д゚)「そのしぶとさに免じて、俺がトドメをさしてやるよ」
猿使いは、ナイフを取り出し、モララーの所へ向っていく
その時だった
猿使いの頬に巨大な何かが当たる
そして、それが飛んできたほうには
('A`)「それ以上先生に手をだすと、当てるぞ」
片手をリボルバーに変えて、もう片方の手でしっかり狙いを定めてるドクオが居た
(*゚ー゚)「モララーせんせー、大丈夫ですか?」
しぃは、ボロボロのモララーに駆け寄る
( ・∀・)「キツイっつか、死にそう」
('A`)「しぃ、せんせーはお前に任せる」
(*゚ー゚)「分かったよ、ドクオ君も気を付けてね」
モララーは、しぃの肩を借りて、墓地の方へ向っていく
(,,゚Д゚)「よぅ、坊主、会いたかったぜ」
猿使いは、ドクオにあたかも知り合いかの如く話しかける
('A`)「お前もアヴェンジャーズの一員か?」
ドクオは猿使いに銃口を向けたまま、話しかける
(,,゚Д゚)「まずその厄介なのおろせってww」
猿使いは余裕そうだ
(,,゚Д゚)「俺はアヴェンジャーズのギコさ、種類は召喚師だ」
猿使い────ギコはそう答える
(,,゚Д゚)「こっちの猿はモッキー、俺の相方さ」
ギコは、ご丁寧にモッキーの自己紹介までしている
その時だった
ギコの顔の真横に何かが早く通る
そして、ドクオの銃口からは、少しだけ煙が出ている
('A`)「わかった、んじゃ、先生の弔い合戦とでも行こうか」
ドクオは、表情にこそ出さないが、内心凄く怒っている様に見える
(,,゚Д゚)「ひょー怖い怖い、じゃ、モッキー頑張って来い」
('A`)「覚悟しやがれ」
第六話完 第七話に続く
('A`)「おらぁ!」
ドクオが一声あげるたびに、ドクオの片手から弾が発射される
しかし、猿使い───ギコは
(,,゚Д゚)「おほっ、怖い怖い」
余裕そうに回避している
それもそのはず、ドクオの銃はでかく、重くて正確な狙いが定まらない
さらに、ドクオは人を傷つけるのが好きじゃないのだろう、急所じゃ無いところばかり狙っているからだ
(,,゚Д゚)「モッキー、行け!」
ギコは、モッキーに命令を出す
すると、モッキーは勢い良く走り出し、ドクオ目掛けて思い切り殴りかかる
しかし、モッキーの攻撃も、狙いが正確ではないので、ドクオにやすやすと回避される
(,,゚Д゚)「銃器じゃ近接戦闘は不利だろう」
モッキーは思い切り殴る、殴る、回避こそされてるが、殴り続ける
近接戦闘をさせることによってドクオのスタミナを減らそうという作戦だろう
ドクオだって馬鹿ではないから気が付いてはいるが
遠くに離れると言っても、モッキーの足の早さには適わず
さらに言えば敵に後ろを見せるから危険だ
向こうは、どんな策略を用意してるか分からないのだから
現状では、何も手立てが無いと言えるだろう
まさに、最悪といった状況だ
('A`)「くっ」
ドクオはモッキーに銃口を向けようとするが、下手に手を出すとモッキーに殴られてしまう
そして、後ろに下がり続けて居ると
後ろに何かが当たる、そう、壁だ
壁に追い込まれて、後ろに下がれなくなったドクオは見事にモッキーに殴られ、宙を舞う
そして、地面に勢い良く叩きつけられる
墓地の駐車場は、小石で埋められてるから
勢い良く地面に叩きつけられたときの痛さは半端じゃない
('A`)「ぐっ」
ドクオはあまりの痛さにすこし声を上げる
(,,゚Д゚)「どうした?その程度か?」
ギコは余裕そうにドクオに言う
(,,゚Д゚)「モッキー、そのまま踏みつけろ」
ギコは冷淡にモッキーに命令する
モッキーは静に頷き
ドクオを思い切り踏む
('A`)「ぐあっ」
思い切り踏まれ、凄く苦しそうな表情をする
(,,゚Д゚)「ほらどうした、このままだとぺちゃんこだぞ?」
ギコはドクオに言う
モッキーは、ギコの表情を読み取ったのか、さらに力を入れてドクオを踏みつける
('A`)「ぐあぁっ」
ドクオは、何とか跳ね除けようとするが、召喚獣の力に適うはずも無く
ドクオの必死の抵抗も無駄でしかない
('A`)(畜生、先生の敵かたきすらもとれねぇのかよ)
('A`)(何が希少種だよ、全然役にたたねぇじゃねぇか)
('A`)(強く………強くなりてぇよ………強く………」
そのときだった、リボルバーになったドクオの腕が激しく光りだす
(,,゚Д゚)「!! モッキー、離れろ」
モッキーは素早く離れる
そして、光り終わった後にドクオの手を見ると
そこには、リボルバーではなく、光学兵器に変わっていた
('A`)「これは…………」
ドクオは、突然の変形に呆けている
と、その隙を逃さず、ギコは、モッキーに命令を出す
(,,゚Д゚)「モッキー、早めにあいつにトドメをさせ」
光学兵器のヤバさが分かったのだろう、ギコは先ほどの余裕の表情ではなく、少し真剣な表情で
モッキーに命令する
モッキーは素早く行動に入り、ドクオに殴りかかろうとする
('A`)「……………………」
ビシュゥッ
ドクオは、何も言わず、モッキーの手を目掛けてレーザーを撃つ
モッキーは殴りかかるのを途中でやめ、しゃがんで撃たれた方の手をおさえ、痛がってる
しかし、それも一時的なので、今度は反対側の手でドクオに殴りかかる
しかし、ドクオは今度はモッキーの脇腹にレーザーを放つ
モッキーの横腹には風穴が開き、殴りかかろうとした方の手で横腹をおさえている
ドクオは何も言わずに、今度は頭に銃口を向けてる
モッキーは抵抗を止める
そして、ドクオはギコに言い放つ
('A`)「どうする?降参するか?」
(,,゚Д゚)「グッ」
先ほどとは形勢が逆転してる
今度はドクオが余裕で、ギコがピンチな状況に追い込まれている
そして、ギコは静に、ドクオに答えた
(,,゚Д゚)「…………………負けだ………」
モッキー「うきゅぅ…………」
モッキーは、普通の小猿の状態に戻っていった
そして、ドクオもモッキーから狙いを外す
もう襲ってこないことを確認したのだろう
(,,゚Д゚)「……………次は負けない………」
ギコはドクオにそう言って、去って行った
('A`)「………………」
ドクオは、ギコの後姿を見ていた
('A`)「っと、そうだ先生見に行かなくちゃ」
ドクオは、モララーの事を思い出し、早足で墓地の方に向う
( ・∀・)「もう大丈夫だ、安心しろ、帰り帰れる位までは回復した」
座りながら、モララーはしぃに答える
そして、向こうから誰かの足音が
('A`)「よぉ、先生大丈夫か?」
ドクオだった、まだ光学兵器のままの手をぶんぶんふってる
(*゚ー゚)「ドクオ君………それ……」
しぃは、ドクオの片手の光学兵器を指差し、ドクオに質問する
そりゃリボルバーから光学兵器に変わってれば誰だって驚くだろう
('A`)「戦闘中に変わったんだ、ほかにも変わるパターンはあるかもな」
ドクオはあっけなく答える
('A`)「先生の怪我の方もどうやら治ったみたいだな」
ドクオは安心したようにモララーに言う
( ・∀・)「あぁ、しぃの治療のおかげでな、それよりあの猿使いはどうした?」
モララーは座りながらドクオに質問する
('A`)「アイツなら帰って行きました、ぎりぎりでしたけど、何とか追い払えましたよ」
( ・∀・)「そうか…………っよっと」
モララーは立ち上がる、怪我の方もある程度治ってるから立ったり歩いたりする事も平気なんだろう
( ・∀・)「お前、用事まだだろ?行ってこいよ」
モララーはポケットからタバコとライターを取り出し、ドクオにそう言ってから一本取り出し、銜えてタバコに火をつける
('A`)「そうします」
ドクオはそう言って、早足に目的の墓石のところに向かう
( ・∀・)「そういやアイツ、何でこの日になったら墓に来るんだ?」
モララーはタバコの煙を吹き、しぃに質問する
(*゚ー゚)「お父さんとお母さんの命日らしいです」
しぃは、静かに口を開き、モララーの問いに答える
そして、続ける
(*゚ー゚)「ドクオ君、自分の能力の暴走で、お父さんとお母さんを殺してしまったらしいです、裁判とかでは事故で結論が出てますけど」
能力の暴走、それは能力者なら誰だってあり得る事だ
自分の力を制御しきれず、全ての力を解放し、周りにある全てのものを破壊しつくす
暴走は能力が覚醒しててもしてなくてもありえることで、それは能力の開花とは繋がらず、暴走しただけで一生を終えてしまう人も居る
だが、自分の能力をうまく使えるにつれ、暴走は無くなっていく
暴走と言うのは、そういうものである
(*゚ー゚)「ドクオ君は………今でもきっとその事を悔いてるんだと思います………」
( ・∀・)「そう…………か………」
モララーはタバコを吸い終わったのだろう、携帯灰皿を取り出し、タバコを灰皿の中に入れる
そして────
('A`)「お~い、待たせた、すまん」
ドクオが走ってやってきた、少し息を切らしている
( ・∀・)「じゃ、行くか」
モララー達は、駐車場へ行き、そして、帰っていった
('A`)「ぐが~、ぐご~」
ドクオは豪快な鼾をかいて寝ている
(;゚ー゚)「すごい鼾ですね………」
( ・∀・)「疲れたんだろう、寝かしといてやれ」
モララーは素っ気無く答える
(*゚ー゚)(私もすこし寝ようかn…………あれ?)
車の篭に一つの写真が置いてある
しぃは少し反省しながらも、好奇心には勝てずその写真を見る
そこには、モララーと綺麗な女性が寄り添いあって寝ている
(*゚ー゚)「せんせーって、彼女いたんですね」
しぃは、モララーに言う
( ・∀・)「! 見たのか………」
モララーは少し驚いたようにしぃに答える
(*゚ー゚)「あ、すいません………」
しぃは、少し反省しがちに答える
(*゚ー゚)「けど、せんせーって、あんまり彼女の事とか話さないから………」
(*゚ー゚)「今度で良いから、この人の事聞かせてもらえませんか?」
( ・∀・)「…………わーったよ、そのうち話してやるよ」
モララーは頭をぼりぼりとかきながら、しぃに答える
(*゚ー゚)「ありがとうございます」
しぃはそう言って、少し眠りについた
第七話完 第八話に続く
ドクオが一声あげるたびに、ドクオの片手から弾が発射される
しかし、猿使い───ギコは
(,,゚Д゚)「おほっ、怖い怖い」
余裕そうに回避している
それもそのはず、ドクオの銃はでかく、重くて正確な狙いが定まらない
さらに、ドクオは人を傷つけるのが好きじゃないのだろう、急所じゃ無いところばかり狙っているからだ
(,,゚Д゚)「モッキー、行け!」
ギコは、モッキーに命令を出す
すると、モッキーは勢い良く走り出し、ドクオ目掛けて思い切り殴りかかる
しかし、モッキーの攻撃も、狙いが正確ではないので、ドクオにやすやすと回避される
(,,゚Д゚)「銃器じゃ近接戦闘は不利だろう」
モッキーは思い切り殴る、殴る、回避こそされてるが、殴り続ける
近接戦闘をさせることによってドクオのスタミナを減らそうという作戦だろう
ドクオだって馬鹿ではないから気が付いてはいるが
遠くに離れると言っても、モッキーの足の早さには適わず
さらに言えば敵に後ろを見せるから危険だ
向こうは、どんな策略を用意してるか分からないのだから
現状では、何も手立てが無いと言えるだろう
まさに、最悪といった状況だ
('A`)「くっ」
ドクオはモッキーに銃口を向けようとするが、下手に手を出すとモッキーに殴られてしまう
そして、後ろに下がり続けて居ると
後ろに何かが当たる、そう、壁だ
壁に追い込まれて、後ろに下がれなくなったドクオは見事にモッキーに殴られ、宙を舞う
そして、地面に勢い良く叩きつけられる
墓地の駐車場は、小石で埋められてるから
勢い良く地面に叩きつけられたときの痛さは半端じゃない
('A`)「ぐっ」
ドクオはあまりの痛さにすこし声を上げる
(,,゚Д゚)「どうした?その程度か?」
ギコは余裕そうにドクオに言う
(,,゚Д゚)「モッキー、そのまま踏みつけろ」
ギコは冷淡にモッキーに命令する
モッキーは静に頷き
ドクオを思い切り踏む
('A`)「ぐあっ」
思い切り踏まれ、凄く苦しそうな表情をする
(,,゚Д゚)「ほらどうした、このままだとぺちゃんこだぞ?」
ギコはドクオに言う
モッキーは、ギコの表情を読み取ったのか、さらに力を入れてドクオを踏みつける
('A`)「ぐあぁっ」
ドクオは、何とか跳ね除けようとするが、召喚獣の力に適うはずも無く
ドクオの必死の抵抗も無駄でしかない
('A`)(畜生、先生の敵かたきすらもとれねぇのかよ)
('A`)(何が希少種だよ、全然役にたたねぇじゃねぇか)
('A`)(強く………強くなりてぇよ………強く………」
そのときだった、リボルバーになったドクオの腕が激しく光りだす
(,,゚Д゚)「!! モッキー、離れろ」
モッキーは素早く離れる
そして、光り終わった後にドクオの手を見ると
そこには、リボルバーではなく、光学兵器に変わっていた
('A`)「これは…………」
ドクオは、突然の変形に呆けている
と、その隙を逃さず、ギコは、モッキーに命令を出す
(,,゚Д゚)「モッキー、早めにあいつにトドメをさせ」
光学兵器のヤバさが分かったのだろう、ギコは先ほどの余裕の表情ではなく、少し真剣な表情で
モッキーに命令する
モッキーは素早く行動に入り、ドクオに殴りかかろうとする
('A`)「……………………」
ビシュゥッ
ドクオは、何も言わず、モッキーの手を目掛けてレーザーを撃つ
モッキーは殴りかかるのを途中でやめ、しゃがんで撃たれた方の手をおさえ、痛がってる
しかし、それも一時的なので、今度は反対側の手でドクオに殴りかかる
しかし、ドクオは今度はモッキーの脇腹にレーザーを放つ
モッキーの横腹には風穴が開き、殴りかかろうとした方の手で横腹をおさえている
ドクオは何も言わずに、今度は頭に銃口を向けてる
モッキーは抵抗を止める
そして、ドクオはギコに言い放つ
('A`)「どうする?降参するか?」
(,,゚Д゚)「グッ」
先ほどとは形勢が逆転してる
今度はドクオが余裕で、ギコがピンチな状況に追い込まれている
そして、ギコは静に、ドクオに答えた
(,,゚Д゚)「…………………負けだ………」
モッキー「うきゅぅ…………」
モッキーは、普通の小猿の状態に戻っていった
そして、ドクオもモッキーから狙いを外す
もう襲ってこないことを確認したのだろう
(,,゚Д゚)「……………次は負けない………」
ギコはドクオにそう言って、去って行った
('A`)「………………」
ドクオは、ギコの後姿を見ていた
('A`)「っと、そうだ先生見に行かなくちゃ」
ドクオは、モララーの事を思い出し、早足で墓地の方に向う
( ・∀・)「もう大丈夫だ、安心しろ、帰り帰れる位までは回復した」
座りながら、モララーはしぃに答える
そして、向こうから誰かの足音が
('A`)「よぉ、先生大丈夫か?」
ドクオだった、まだ光学兵器のままの手をぶんぶんふってる
(*゚ー゚)「ドクオ君………それ……」
しぃは、ドクオの片手の光学兵器を指差し、ドクオに質問する
そりゃリボルバーから光学兵器に変わってれば誰だって驚くだろう
('A`)「戦闘中に変わったんだ、ほかにも変わるパターンはあるかもな」
ドクオはあっけなく答える
('A`)「先生の怪我の方もどうやら治ったみたいだな」
ドクオは安心したようにモララーに言う
( ・∀・)「あぁ、しぃの治療のおかげでな、それよりあの猿使いはどうした?」
モララーは座りながらドクオに質問する
('A`)「アイツなら帰って行きました、ぎりぎりでしたけど、何とか追い払えましたよ」
( ・∀・)「そうか…………っよっと」
モララーは立ち上がる、怪我の方もある程度治ってるから立ったり歩いたりする事も平気なんだろう
( ・∀・)「お前、用事まだだろ?行ってこいよ」
モララーはポケットからタバコとライターを取り出し、ドクオにそう言ってから一本取り出し、銜えてタバコに火をつける
('A`)「そうします」
ドクオはそう言って、早足に目的の墓石のところに向かう
( ・∀・)「そういやアイツ、何でこの日になったら墓に来るんだ?」
モララーはタバコの煙を吹き、しぃに質問する
(*゚ー゚)「お父さんとお母さんの命日らしいです」
しぃは、静かに口を開き、モララーの問いに答える
そして、続ける
(*゚ー゚)「ドクオ君、自分の能力の暴走で、お父さんとお母さんを殺してしまったらしいです、裁判とかでは事故で結論が出てますけど」
能力の暴走、それは能力者なら誰だってあり得る事だ
自分の力を制御しきれず、全ての力を解放し、周りにある全てのものを破壊しつくす
暴走は能力が覚醒しててもしてなくてもありえることで、それは能力の開花とは繋がらず、暴走しただけで一生を終えてしまう人も居る
だが、自分の能力をうまく使えるにつれ、暴走は無くなっていく
暴走と言うのは、そういうものである
(*゚ー゚)「ドクオ君は………今でもきっとその事を悔いてるんだと思います………」
( ・∀・)「そう…………か………」
モララーはタバコを吸い終わったのだろう、携帯灰皿を取り出し、タバコを灰皿の中に入れる
そして────
('A`)「お~い、待たせた、すまん」
ドクオが走ってやってきた、少し息を切らしている
( ・∀・)「じゃ、行くか」
モララー達は、駐車場へ行き、そして、帰っていった
('A`)「ぐが~、ぐご~」
ドクオは豪快な鼾をかいて寝ている
(;゚ー゚)「すごい鼾ですね………」
( ・∀・)「疲れたんだろう、寝かしといてやれ」
モララーは素っ気無く答える
(*゚ー゚)(私もすこし寝ようかn…………あれ?)
車の篭に一つの写真が置いてある
しぃは少し反省しながらも、好奇心には勝てずその写真を見る
そこには、モララーと綺麗な女性が寄り添いあって寝ている
(*゚ー゚)「せんせーって、彼女いたんですね」
しぃは、モララーに言う
( ・∀・)「! 見たのか………」
モララーは少し驚いたようにしぃに答える
(*゚ー゚)「あ、すいません………」
しぃは、少し反省しがちに答える
(*゚ー゚)「けど、せんせーって、あんまり彼女の事とか話さないから………」
(*゚ー゚)「今度で良いから、この人の事聞かせてもらえませんか?」
( ・∀・)「…………わーったよ、そのうち話してやるよ」
モララーは頭をぼりぼりとかきながら、しぃに答える
(*゚ー゚)「ありがとうございます」
しぃはそう言って、少し眠りについた
第七話完 第八話に続く