「にゃあ!」
「あの……。猫山さん?」
「私はネコの神様なんだにゃ」
「ど、どういうことでしょうか?」
「そのままの意味なんだにゃ」
「それで、俺に用と言うのは?」
「斎藤数彦、お前はカエルの神様なんだにゃ。これからお前は勝負しないといけないんだにゃ」
「えっと、意味が全然わからないんですが……」
「すぐにわかるようになるにゃ。あ、私がネコ神ってこと、秘密だからね? まあ言っても誰も信じないと思うけど」
「その『にゃ』と言うのはなんなんですか?」
「さあ。知らないにゃー」