「最強のモテ男を探さねば」
博士は悪と戦うために開発したシステムを装着させる男を探していた。
そう彼は日本中を探し回っていたのだった。
それから一年過ぎた頃か、最強のモテ男が見つかったのは。
「君は、私が探し求めていた最強のモテ男だ!」
そう言われると本作の主人公である彼は若干引きぎみにこう言った。
「最強のモテ男であるのは認めるが、俺はホモじゃあない」と。
これが後に歴史に刻まれるであろう、ホモ・ミーツ・ボーイ である。
その後、ホモ博士は彼に事情を説明したのだった!
「この世界に危機が迫っている」ホモ博士はモテ男に迫っている。
モテ男は彼の変態ぶりのせいで話が頭に入って来なかった。
なので私が要約しよう、つまり世界の危機とは悪の組織『ブラックドロップス(仮)』によるものであるという。
これらの侵略を組織するにはホモが開発したシステム、『MOTEベルト』を装着し、変身することであったそうな。
「なるほど、そうか、いいだろう、俺はモテ男だから人の頼みは断らない」
そんな意味不明な理屈で快諾した彼は、このシステムの真の恐ろしさを知らなかったのである。
プロローグ
「それでその、やはり彼女は多いのか」
ホモは恐る恐る聞いた、何故か、実はそれがベルトシステムにとって重要なところであったからである。
それに対して彼は
「ふっ、俺みたいなモテ男は誰か一人を選ぶことなんてしない、そんなこと出来るわけない、罪な男さ」
と答えた、そしてその答えはベルトシステムにとって都合がよかったのであった。
「ふむ、それはいい、ストックは多い方がいい」
ホモは彼に対してベルトについて教えはじめたのだった。
「よいか、ベルトは変身するたびにエネルギーを必要とする、そして今回出来上がったベルトは女性の男性への思いを利用しているのだ」
ホモの説明ではわかりにくいので説明しよう。
ホモが作り上げたベルトはモテ男を好いている女性を殺害してエネルギーを得る、1人の命を代償に大体三分間戦えるのだ。
「そんな、そんな恐ろしいモノを使うなんて」
その刹那、怪物がひょこっと現れた!
「あ、あれは、ブラックドロップスの手下じゃ」
あっさりと正体がバレた怪物。
「へっ、俺の名はスパイダー男、貴様のベルト、潰させてもらうぜー」
「くっ、君が変身せねば、わしら死んじゃうよ」
この世にも奇妙な状況にモテ男は今も悩んでいた。
「そう簡単に人を殺せるわけないだろうがっ」
人間としてもっともな意見を放ったモテ男はすぐさまホモにぶん殴られた。
「馬鹿野郎が、かっこつけとる場合じゃないわ」
ホモはそんな道徳の欠けたやつ。
そんなコントをしているとスパイダー男はホモへと向かいスパイダーの糸を出して亀甲縛りにした。
果たして誰得であろうか、いやそれよりも早くホモを救わねば。
「これを使うのだ」
といってホモはベルトをモテ男に渡した。
一般のヒーローものならばここで戦闘だったのだが、モテ男は人の命をも左右するベルトを手にして怯えてしまい、颯爽と逃げた。
スパイダー男は満足気に博士に話しかけた。
「とんだ弱虫だったなぁ」
「彼なら救ってくれるはずだ、信じている」
そう目に光を灯したホモ。
しかしあれから数日、彼は戻って来なかった。
ホモは恐る恐る聞いた、何故か、実はそれがベルトシステムにとって重要なところであったからである。
それに対して彼は
「ふっ、俺みたいなモテ男は誰か一人を選ぶことなんてしない、そんなこと出来るわけない、罪な男さ」
と答えた、そしてその答えはベルトシステムにとって都合がよかったのであった。
「ふむ、それはいい、ストックは多い方がいい」
ホモは彼に対してベルトについて教えはじめたのだった。
「よいか、ベルトは変身するたびにエネルギーを必要とする、そして今回出来上がったベルトは女性の男性への思いを利用しているのだ」
ホモの説明ではわかりにくいので説明しよう。
ホモが作り上げたベルトはモテ男を好いている女性を殺害してエネルギーを得る、1人の命を代償に大体三分間戦えるのだ。
「そんな、そんな恐ろしいモノを使うなんて」
その刹那、怪物がひょこっと現れた!
「あ、あれは、ブラックドロップスの手下じゃ」
あっさりと正体がバレた怪物。
「へっ、俺の名はスパイダー男、貴様のベルト、潰させてもらうぜー」
「くっ、君が変身せねば、わしら死んじゃうよ」
この世にも奇妙な状況にモテ男は今も悩んでいた。
「そう簡単に人を殺せるわけないだろうがっ」
人間としてもっともな意見を放ったモテ男はすぐさまホモにぶん殴られた。
「馬鹿野郎が、かっこつけとる場合じゃないわ」
ホモはそんな道徳の欠けたやつ。
そんなコントをしているとスパイダー男はホモへと向かいスパイダーの糸を出して亀甲縛りにした。
果たして誰得であろうか、いやそれよりも早くホモを救わねば。
「これを使うのだ」
といってホモはベルトをモテ男に渡した。
一般のヒーローものならばここで戦闘だったのだが、モテ男は人の命をも左右するベルトを手にして怯えてしまい、颯爽と逃げた。
スパイダー男は満足気に博士に話しかけた。
「とんだ弱虫だったなぁ」
「彼なら救ってくれるはずだ、信じている」
そう目に光を灯したホモ。
しかしあれから数日、彼は戻って来なかった。