その後オオクニヌシは、スサノオから受け取った生太刀、生弓矢を駆使し、兄神達をやっつけます。
兄神達は、その荒い気性をそのままに、それぞれが治める国を恐怖政治で支配していたのです。それをオオクニヌシがやっつけて、平和な国を作り上げました。
生太刀と生弓矢は、殺すための武器ではありません。その名の通り、「生かす武器」なのです。そうしてオオクニヌシは、悪しき神を成敗し、民を生かしたのでした。
その後オオクニヌシは、スサノオに貰ったその名に恥じぬ、立派な大国を作り上げました。
しかし、そこは流石のスサノオ直系の六代孫です。オオクニヌシは建国の間、それはそれは沢山の女神と浮気をしました。
・沼河比売命(ぬなかわひめのみこと)
・多紀理比売命(たぎりびめのみこと)
・神屋楯比売命(かむやたてひめのみこと)
最初に結婚したヤガミヒメ、そして正妻のスセリビメを省いても、判明している限り以上の女神と結婚をし、場合によっては子孫を残しています。
実際これには正妻であるスセリビメも超SHITしましたが、そこは正妻の余裕なのか、「どうせ最後には私のところに帰って来るわ」と、最後までオオクニヌシのそばに寄り添い続けたそうです。これなんてエロゲ?