豆知識その二「大体何かをするのは末っ子」
今回生まれた十二の神を、「神代七世(かみよななよ)」と言います。前に言ったゴレンジャーのノリのあれの事ですね。
そして、イザナギとイザナミは、この十二の神様でも末っ子の二人です。しかし実際、この後を読んでいただけるとわかると思いますが、この二神は、まさに神様らしい事をいくつもやり遂げますし、また今後も結構な頻度で名前が出て来ます。
対し、残ったお兄ちゃんとお姉ちゃんが何をしたかと言うと、やはり何もしません。二人の相談に乗ったりはしますが、実際に動きはしません。
そして興味深いのが、今後出て来る神様の中でもこういった兄弟関係はあるのですが、そのことごとくが、末っ子或いは次男が活躍する法則があるのです。
これがどういう意味を持つのかは、今現在でも明らかになっていませんし、現代社会では、長男が家を継ぐという風習がありますね。何でこんな事になっているのかは、筆者にもわかりません。