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ヤングその8/ノンストップ奴

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こんばんは、ノンストップ奴です。ギリギリになってレビューをあげること、どうかお許しいただきたいです。今回の作品は
「 女の子二人でんほぉぉぉぉぉ」
「死刑執行人の初恋」
「騎士団物語」
「GOODLOCK」
「ほもほも外伝」
「サツバツ世界」
「ドラゴン戦士」
「本当にあった後藤健二の話」
です。

・女の子二人でんほぉぉぉぉぉ

汚い!(怒)
タイトルからは百合百合な物を匂わせていますが残念それはラフレシア。
以前、桜trickなるアニメが物議を醸したのは記憶に新しいですがそれとはかなり別のベクトルを突っ走っています。とにかく汚い。ヤマジュン漫画のほうが全然キレイ(錯乱)
でも、お下品漫画なんだと気楽に読めばかなりおもしろ……いや、汚いなぁ……
あと、タイトル上のリンクが「ヤングvip」ではなく、「少年vip」になっているので、直していただければ幸いです

・死刑執行人の初恋

トップ絵がかなりショッキングです。
1話冒頭、主人公は罪を犯し続けていたゆえに死刑が執行されたと語られています。その一時間前の主人公はというと……
友人を、身を呈して救うイケメンっぷり。
そう、自分が身代わりになって……
でも、死なない。それが彼の罪。死刑が執行され一件落着かと思いきや……
あぁぁぁぁぉぁ!!!生きてるぅぅぅぅ!!!
そんな主人公とプライドの高い死刑執行人のラブコメ?
喫茶店で間違った知識を駆使して生キャラメルを頼む死刑執行人ちゃん可愛いです。
恋は……叶うと良さそうですがどうなんでしょう?がんばれ!がんばれ!
あと、女の子二人でんほぉぉぉぉぉと同じく、タイトル上の雑誌リンクが少年vipのままなので直しておくと(ry

・騎士団物語

一応エロ漫画らしいです。……が残念ながら僕はこの絵柄が苦手なのと全くエロスを感じられませんでした。
というのを、踏まえてレビューを読んで頂けると幸いです。あと、作者さんはオネショタが好きなのかな?と思いました。違ったらごめんなさい……

中世ヨーロッパ的な世界観になるのでしょうか?騎士様と、その下に着く従者の話なんですがドタバタエロが繰り広げられます。それはもう設定の無駄遣い(誉め言葉)も良いところです。けしからん。
ただ、話が全然進まないのが痛いです。触手モンスターがでるよ~と知ったのが最初のほうで、いつ出てくるのかなぁ……なんて思っていたらいつの間にか一章終盤辺り。ふえぇ……焦らしプレイもいいところだよぉ。
  一章の時点で伏線やらなんやらが張られてましたが、感想はいつになるのでしょうか(遠い目)二章に期待です。
……ちなみに、この漫画の最萌えキャラは騎士様ではなく、お馬さんだと思います。いえ、お馬さんです。見ればわかるさ!
 
・GOODLOCK

ショッピングモールが占拠された!中にはお偉いさんが……というのはかなりありふれた話ですね。主人公の発言からすると現代の、海外のどこか……になるのでしょうか?
まだまだ話数が少ないのでこれ以上はなんとも言えないです。あっ、サービスシーンがあることかな。

技術的な話になると、コマ割りが単調で、見にくいなと思いました。
どこかで見た意見では、やはり絵が上手い下手云々よりも見やすさがマンガを読むか読まないかの基準になる……と誰かが言っていたので。
これからどうなっていくのか、良い意味でも悪い意味でもそう感じました。
続き、頑張ってください。

・ほもほも外伝

タイトル通り「ほもほもほもほも」の外伝です。ちなみに僕はほもほもほもほもを知りません。知らない上で読みました。理解できなかったので本編読みました。

  把握。とりあえず登場人物全員ホモなのね!!!(錯乱)
  というのも、明らか女の子にしか見えないやつら、一応男の子なんですね。
  で百合部中心で活動していくらしいのですが……
意味がわからねぇよ! ホモ百合ってなんだよ、もう意味わかんないよー!
正直、原作を読んでいなければ???ってなります。まぁそのための外伝なのですが ……

・サツバツ世界

レベルたけぇ……
野生のプロが現れるのがネットの面白いところですね。人物描写。特に執事ロボットの熱い思いが画面越しに伝わり思わず応援したくなる……
序盤は、執事ロボット視点で物語が進みます。結構これが長く続くんですよね。しかしただ冗長なわけではありません。なぜそこまで慎重になるのか、なぜお嬢様を追い続けるのか、それを最初のうちに読者に見せつけています。だから納得できる。寧ろ話がなかなか進まないことで、執事ロボットの苦労やお嬢様奪還がいかに困難であることかを突きつけて来ます。

ただ、陰鬱な描写が多いのでその手の作品が苦手な人にはあまりおすすめはできません。特に執事ロボットやお嬢様に愛着を持ってしまうと……
ああ、彼らはどうなってしまうんだろうか!

・ドラゴン戦士

掲載年、2006年。息なげぇ!約9年間描いてるだけあってか進歩がかなり見られて笑えます。(旧1話と新1話を見れば一目瞭然)あと、主人公染め次郎じゃなくて龍だったのね……

ちなみにこの漫画、これこそが新都社の真骨頂であると思います。描きたい時に描く、とりあえず話はノリと勢い、画力?知らん。 これこそがVIPクオリティー(死語)だと言わんばかりに輝いております。初めて見ましたよ。ファンボイスのついてる作品……
肝心の内容?キセルで闘うよ(白目)ゴルフをするよ。キセルで(遠い目)
意味がわかんねぇwwwwwワロスwwwwwと突っ込みつつ読み進めて行けます。細かいこと気にしたら負けよ!負け!
時たま説明文やら解説のおかげで、長いセリフの箇所がありますがそれを無視すれば(!!!)かなりテンポもよくなります。
ていうかキセルで戦う時点で突っ込みどころ満載だから細かいこと気にしたら(ry
二章になってからはある程度キャラの性格も固まり、お話も奥が深いものになっています。なんかもう……流石って感じ。

おさーんや、そこそこ住み着いてる香具師、初新都……ども……も1度は見てみるべし!あまり使いたくない表現ですが、普通に面白いです(藁)
それに、なんだか懐かしくなるのよね……

・本当にあった後藤健二の話

まず、後藤健二先生。今回の企画立案、そして実行まで本当にありがとうございます。また、漫画感想だけでなく、文藝・ニノベ感想も完走……すみません。しっかりやりきったところに自分の未熟さを恥じ、後藤健二先生のバイタリティーの高さに敬服する次第です。
さて、前置きはこれくらいにしてレビューに入りたいと思います。

本当にあった後藤健二の話。何編かに分けられていますが大まかな構成は3つに別れていると思います。
「ブラック企業編」「転職編」「風俗店経営編」
ブラック企業編は言わずもがな、G社入社~退社まで

転職編はニート生活~N社退社まで。

で、今やっているのが風俗店経営編です。

まずはブラック企業編から……

ブラック企業編
最初はぷげらでの掲載のなごりか、4コマです。全然ほのぼのしないがな!いや、4コマだからこそ暗黒が少しだけ緩和されたのかな……なんて思います。
本当にあった後藤健二の話はこの章に全てが詰まっていると思います。正直転職編からは、ブラック企業編で「この、後藤健二という人ってどういう人間なのだろうか?」後藤健二先生の人生に興味を持った人向けであると考えています。
さて、このブラック企業編。なんとも笑えない内容が多いです。あまりに過酷な労働環境を見せられるとなぜか、(今の仕事は案外悪くないんじゃないか?)と錯覚します。作者曰く社会人応援漫画だそうです。僕の用法で間違いないでしょうか?
所々に散りばめられる人間模様。あり得ない人、事、それを裏付けるような描写……
あぁ、これは本当にあった話なんだなと思わされてしまいます。

転職編
G社退社の後の話です。正直、ここからは新たな読者さんを掴むのは難しいと思います。N社入社後はまたブラック企業(それでもG社よりはましだったんですよね?)の話になりますが、それ以外は周りの人間模様について。特にY社編は、やくざとの一悶着がありましたがそれ以外は割りとゆったり、
悪く言えば中弛みの時期に入っていたのではないでしょうか?特に言うことはありません。ただ、後藤健二という人間に興味を持った人間ならばこの話を読む目的が変わっていると思うので十分に楽しめたと思います。僕もその1人ですから……

風俗店経営編
まず、1つだけ言わせて貰いたいのがこの話はかなり損をしているということです。
風俗店を経営しているときの苦労話やトラブル。そしてなりふりかまわない経営スタイル。これからどうなるのだろうか……とハラハラする場面です。しかし、たった1つの真実がそれを邪魔します。
まず、後藤健二先生の経営する風俗店は今現在、兵庫県三宮市内にて元気に営業しているからです。くそぉ!マロン民めぇぇ……
そういえば風俗経営漫画って見たことないなぁ。知っている人は情報求む!それくらいニッチです。

総括すると、ノンフィクション作品、エッセイとしては最高の出来であると思います。普通にお金だして買いたいです。遜色ないんですよね。書籍化されている作品と。
完結した暁に実は○○という出版社で……とかG社編だけはたまた風俗経営編だけドラマ化……
とかあると面白いんですけどねぇ。


以上で今回の、そして企画としての感想はこれで終わりとさせていただきます。

レビューできなかった「凛ちゃん奮闘記」「フライトチキン」「潜心CROSS  OVER」「アーマーブレイク」「新年萌え漫画」「桃次郎」「ASTROPIA」の作者さん、ファンの皆様。間に合わなくて申し訳ありません。そして感想企画を楽しみにしていたかた。遅くなって申し訳ありませんでした。
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