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あとがき

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 初めましての方は初めまして、お久しぶりの方はお久しぶり。
 山田一族の最弱こと山田真也と申します。

 今まで何をしていたのかと言われれば、己の貧乏と遅筆具合の苦悩しながら投稿したり、新都社に見切り発車で上げてはぶん投げてを繰り返しておりました。
 まあそんな身の上話はいいとして、今回初めて新都社で長編作品を完結させることが出来ました、いや投稿した作品なのですから完結しているのは当たり前なのですが。
 そういうことなので、あとがきにありがちなこの作品が出来るまでの経緯でも書こうかと思ったのですが、冷静に考えると「ラノベに魔法少女モノってあんまりなくね」程度のことから書き始めたものだったので正直特にこれといった話がないのです、すまんこ。
 ただ、この作品を脱稿し、推敲、改稿を重ねていく内に自分の作ったキャラクター達に愛着が湧いてきたのも事実で、それこそ何らかの形で続編が出来れば、という想いはあります、いやあ方言キャラって可愛いですよね(ペロペロ。

 ということで、拙い作品ではありましたが、ご愛読ありがとうございました。
 ここ数年ぐうの音も出ないまでの投げ作家となってしまっていますが、私にとってニートノベルはジャンル、表現に制約のない非常に魅力的な投稿サイトだと思っております、他の投稿サイトを非難しているのではありません、ただネットを通じて自作品が当たり前のように投稿出来る時代に、閉塞感を覚えることなく執筆が出来るのはニートノベルや文藝新都ぐらいのものではないかと、思わずにはいらないのです。
 無論そんな多岐に渡る作品の数々を、とりあえず興味があれば読んで頂ける、そういった読者様が多くいることが、最大の長所であるのは言うまでもありません――そうでなければ私の未熟な作品達が受け入れて貰えるようなことは決して無かったでしょうし。
 何よりそうした風土のお陰で、私は今日も小説を書き続けられているのですから。

 Web小説が一つの大きな勢力となっている今、いつしかニートノベルもその流れに追いつき追い越せで、他サイトに負けないぐらい作家や読者が集まる、ひいてはニートノベルからプロ作家が続出するような、そんな投稿サイトへと成長することを、心から祈っております。
 また、そうなれるよう私も微の微力ながら協力していけたらと思っております。
――その為にはまず投げないようにならないといけませんがね(白目

 最後に遅ればせながら、新都社十周年おめでとうございます、それでは。

                      2015.08.02 山田 真也
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