「ううッ！」
オーベルハウザーは腹の底から絞り出すかのような声を出し、オーガズムに達っした。
ガザミのロの中へと弾き出された精液は彼女が飲み込んだあとでも止まらなかった。窒息死の危険があったため、彼女のロからチンポを抜くと余り汁が彼女の顔面に飛び散り犯し始めた。
「ぁうぅ･･･ッ！！」
オーベルハウザーは彼女の顔面にひとしきりぶっかけると溜め息をつき、近くのバケツに小便を流し込んだ。
「フぅ～ 男とは実に不便な生き物だ。こうして女を嗜んだ後に小便をしないと尿管に精液が詰まってしまう･･･」
そう言いながらため込まれた小便の入ったバケツを置くとパイプに乾燥した人参の葉を詰め込み、火を付けた。苦さのなかに仄かに香る甘い臭りと
飲み込んだオーベルハウザーの精液から漂ってくるイカのミイラのような据えた臭い･･･そして、バケツから漂う小便の臭いが混ざり合い、かなりの臭気を発っしていた。レイプされたてで自分を犯した男への嫌悪感からか嗅覚が鋭くなっていたガザミは思わず嘔吐した。ガザミとて全く男を知らぬという訳でもなかった。 だが、それでも自分を抱いてきた男達にキスを許したことはなかった。キスは心を許した相手にしかしないという彼女なりのポリシーがあったからだ。だが、キスどころかこんな薄汚い男の汚いチンポを咥えさせられ便器を舐めるよりも屈辱的な仕打ちを受けたのだ。
今のガザミはイマラチオをさせられたショックのあまり屈辱から来る怒りや悲しみを通り越し、何も感じなくなっていた。
「はぁー はぁー」
オーベルハウザーは出し終えた精液を滴り落としながらガザミを見つめる。
「いいねぇ～～その心が折れた表情･･･強情な女が犯され、心を此処にあらずと必死に無関心さを装う感じが 実にいい。」
射精後の余韻に浸り、冷めやらぬ吐息を抑えながら、オーベルハウザーは身体をブルブルと震わせる。その目線の先にあったガザミはまるで壊われた人形の様に力なくうなだれたまま寝ていた。顔は精液と涙と涎でぐしゃぐしゃに濡れており、そのせいか目は半分閉じていた。
「建前としては･･･これも拷問の一つだ。だから私だってこういうことはしたくない。こういう事態を招いたのは君が私を侮辱したからだ。」
オーベルハウザーはパイプを口に咥えながら、近くのタオルを手にとると、チンポを拭き取っていた。いくら小便をして精液を漉しとっても残汁はまだまだチンポからは溢れてくる。やれやれこれが男の不便な生理というやつだと言わんばかりにオーベルは拭った後も、チンポを曲げて滲み出す小便を拭いを繰り返していた。
「･･･セキーネ殿下に雇われた君達ゲオルク軍がネロを手引きして私の軍に送り込む、そうと知らない私はノースハウザーとディオゴの軍に合流する。こうしてネロは私の軍とノースハウザーとディオゴの軍を掻き回す･･･私はノースハウザーとディオゴの軍に敵を送り込んだ間抜けな将軍となるわけだ。こんな屈辱を君は私に与えたのだ。 だから、私も君を侮辱した･･･ただそれだけのことだ。君が一番屈辱に感じる方法として 君が女性であることを利用させてもらったよ。男の･･･そうだな 黒兎人的表現を使わせてもらうなら我慢汁の捌け口にされるのは女性の君には耐え難い屈辱だろう。君の涙とさきほど発っした悲鳴が･･･それを物語っている。でも、私の心はまーったく痛まない。何故なら私もそれ程深く傷付いたわけだからね･･･更に苛立たしいのはこれだけのシナリオが分かっているのに君はこれを嘘だと･･･ふふっ！！ ふふふはっはっ･･･嘘だと言う！！ 見苦しいにも程がある。正直、そうだと認めればこれほど君も苦しまずに済んだというのに。」
オーベルハウザーは得意の長台詞を披露できた喜びからかハッハッハッと笑っていた。だが、その笑いは意外なことで打ち消された。
「･･･成程 アンタの解釈はそういうわけか」
ガザミだった。既に心折れ、人形と化していた筈のガザミに言葉を放つ余力があったとは思わずオーベルハウザーも驚いていた。
「･･･だとしたら導き出される事実は･･･一つだ。
セキーネ王子にアンタは･･･見捨てられたって訳だ。」
ガザミの顔はぐしょぐしょに濡れ、彼自身の涙と涎とぶっかけられた精液が混じっていた。それから察するに彼女も満身創痍だったのは見てとれたが、それでもなお、彼女は牛の乳を搾り出すかのように言葉を搾り出していた。
「･･･白兎軍の中でも権力者だったアンタは････自分の命可愛さに･･･真っ先にフローリアに逃げた･･････セキーネ王子は 息子のアーネストの死をきっかけに自殺したブロフェルド将軍の後継者としてアンタを･･･抜擢したと聞いてる。そんなアンタに期待をしていたのに･･･まんまと逃げられた王子はさぞかし･･･屈辱だったろうぜ。」
ガザミのこの言葉はまさに雇い主がセキーネであることを自白したようなものだった。無論、これは事実とは異なる。ガザミの属するゲオルク軍は確かにセキーネ王子に雇われていたが、それは復讐心に駆られたディオゴの手からマリーを護るため、黒兎軍を足止めしておいて欲しいという依頼だけである。もちろん、セキーネはオーベルハウザーに恨みなど抱いてはいなかった。事実、北方戦線崩壊の理由はミハイル4世の口車に乗せられたピアース3世がディオゴ率いる黒兎人族を反逆者として処罰せよと言い出し、当時ディオゴと共に戦っていたセキーネを謀反の疑いありと呼び戻したことである。セキーネは自分が抜けた穴を埋めるために部下が苦しい想いをさせていたことを悔やんでいたし、逃げた者に対しても責めるどころか謝罪したいと思っていた程であった。まさに男の中の男という次元をこえ、聖人である。
故に、ガザミのこの言葉はゲオルクの意思を踏みにじりかねないものであった。オーベルハウザーの信じる揺るぎない嘘で出来上がった真実を認めることになるのだから。 だが、そうまでしてもガザミがオーベルハウザーの真実を認めたのか。
会話の続きを見守ってみよう。
「･･･つまり セキーネ殿下の依頼でネロは動き･･･おまえたちがそれを手引きしたということだな？」
「･･･御想像にお任せするぜ･･････将軍閣下
さっき アンタが俺にこんなことしたのは･･･屈辱が理由っ言ったな･･････アンタが人のこと言えんのかな･･･俺がアンタに屈辱を与える前に･･･アンタは上司に屈辱を与えていたようだが･･･」
オーベルハウザーはぐうの根も出なかった。
得意気にレイプを正当化したはいいものの、その火種を作ったのはまさしくおまえだと言い返されてしまったのだから･･･オーベルハウザーはガザミに対し、屈辱を理由に自分の行為を正当化しようとした。レイプという女性の尊厳を奪う許されまじ行為を。そんなことが許されていい筈がない。
ガザミがただの女であったのならただ恐怖に脅えていただけだったのだろう。だが、ガザミは女戦士である。女戦士たるもの レイプされたまま黙っていられなかった。
「･･･つまり、アンタは･･･てめぇの性欲を他人のせいにして俺にぶつけた ただの醜い色呆けジジィだってことだ･･･屈辱？ 言うに事欠いて出た苦し紛れの台詞がそれか？ 実に滑稽だ･･･こうなったら とことん付き合ってやるよ･･････まぁ もっともフェラチオ程度で満足してるアンタの粗チンじゃこれで店閉まいってところだろうがな･･････」
完全に形勢逆転である。もはや惨めなのはどちらか･･･オーベルハウザーはブルブルと身体を震わせてガザミを睨みつけていた。
「･･･お喋りはそれでおしまいか？ 小娘･･･」
オーベルハウザーのチンポが怒りのあまり見る見る怒張していく。
「･･･小っせぇな 白兎人族のチンポっつったらもっとでけえと思ってたが･･･大したことねぇんだな」
射精仕立てでまだ怒張し切れていないオーベルハウザーの腐れチンポをどんどんガザミはコケにしていく。オーベルハウザーも男として射精したばかりだからなどとは口が裂けても言えなかった。
「･･･許さんぞ 小娘。おまえの腐れマンコから背骨をブチ抜いて顔面の穴という穴から我慢汁を噴き出すほど、犯し尽くしてやる･･･！！」
「･･･ほォ 言う事はデケェな てめえのチンポもそれに見合ったデカさなら説得力あるのにな」
これでもかと言わんばかりにガザミは煽利に煽りまくった。
「･･･さァ、穴ならこちらにありますよ･･･将軍閣下 コレが欲しいんならどうぞ御自由にお使い下さいな」
ガザミは自分のマンコの花びらを押し広げ、侮蔑した目付きでオーベルハウザーに突き出す。
もはや、オーベルハウザーに残された道は一つしかない。
「ぐォオーッ！」
押し広げられたガザミのマンコにオーベルハウザーはナイフを突き立てるがごとく 犯り場を失なったチンポをブチ込むのであった。