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〇ンニバル男爵

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 先祖はSHW出身だったが、商売上骨大陸に上陸し、土着した。結果、やがて甲国民として同化した。SHWに遠い親戚がいるとか。
 そんなクンニバル家は表向きは普通の貿易商だが、裏では風俗店なんか営んでいた。もちろん、それは一族代々受け継がれ、性に対する感性を研ぎ澄ませていった。現男爵は、さらに性をコンテンツ化することに熱心に取り組んでいる。
 当然、大人のオモチャの製造、販売にも関わっており、様々なグッズを売り出している。特にザキーネのデザインしたオナホは絶大な人気を誇り、広大な甲国の夜にパッケージの絵も含めて一大センセーションを巻き起こした。
 だいぶ前のローパー襲撃事件で、一気に商売が過熱しており、貿易商なんだか風俗店経営者なんだか、もう本人もどっちが本職かわけワカメ。そんでついに売春を輸出することってできたらいいんじゃね? みたいなことを考え出す。さらに甲国のアイドルとか売り出して、風呂に沈めて売る風俗を始めようと画策している。甲国ガールズ、ただいま募集中!
 今は亜国産の清楚系ビッチアイドル、「ALF(アルフヘイム)69」というアイドルユニットを売り出そうと、奴隷狩りをしている。
 奴隷狩りの腕前は最強で、包囲殲滅系の戦略を得意としている。まずは機動力のある兵科や亜人(先の黒羊軍団から借りてる)を両翼に配置し、中央の歩兵部隊と一緒に対象を完全に捕獲していく。そのために、甲国のウルフェルト領に住むという骨狼(ボーンウルフ)の牙から取れる麻痺毒を入手して、独自の麻酔銃を作っている。この効果は絶大で、どんな亜人も喰らえば数分で全身が麻痺してしまう。
 通常の軍隊指揮も、軍神クラスの指揮能力である。特に兵士の末端にまでいきわたる性的サービスの提供により、兵の士気が高く、兵士たちからは「童貞を卒業するならクンニバル男爵の元が一番!」という人気ぶりである。
 さらにクンニバル男爵の本業と、アルフヘイムの自然の恵みは、一つの芸術を生み出した。
 そう、女体盛りである。女体盛りで肉童貞だけでなく、本当の童貞も卒業出来る――これは本国で虫の幼虫ばかり食っていた甲国兵に大人気で、初めて食う肉に脱肉童貞の涙を流してクンニバル将軍を讃えるものが続出した。
 因みに、男爵は丙武のダルマをあまり評価していない。クンニとは、あの足で挟まれる感覚を楽しむものだと思っているので、足を切り落としたダルマを「クンニしやすいっしょ?」と言って持ってきた丙武には、こいつちょっとキチ○イかなって、内心では思っている。
 男爵のモットーは「性の元の平等」である。全ての性は芸術であるという見方だが、そんな彼にも、ソリの合わない者はいるものだ。
 つまり、性を芸術として見れない者、である。
 バルザックの一家とは、縄張りの警備など、元々深い付き合いがあるとかないとか。SHWにも商売上のつながりが濃いとかなんとか。その辺の設定は好きにつけてください。頼みましたよ。
 あと、オーボカからは美少年は残しておくように言われているので、仕方なく残しているうちにそっちの方にも目覚めちゃおっかな、とか思っちゃってる可能性もあるかもしれないよね? 人と人の繋がり(意味深)って大事だなぁ、とかいいながら、毎日亜人を殺したり捕まえたりしている。甲国で一番亜人を捕まえているのはこの人かもしれない。
 ある日の会戦では、自分の軍だけで山脈を越え、霧に乗じて奇襲を仕掛け、敵軍をほぼ一方的に壊滅させた。これによって敵軍主力の崩壊した地方から、瞬く間に亜人を集めて来た。その中で賢いのは、男爵は亜人の中で甲国に降参する者には寛大だったことだ。つまり、亜人のアルフヘイム国家は大陸国家で、全てを一気に占領することは難しい。ならば、亜人の連合体に楔を打ち込んで、徐々に突き崩していく戦略が有効ではないのかと、上陸前から想定していた。この時点での慧眼には驚くばかりである。
 さらに、参加した亜人たちには、同じような強姦と略奪、そして女体盛りに参加させ、一体感を醸し出すことも成功した。こうした亜人たちを、両翼に配備しての包囲殲滅戦術により、また次の会戦でも勝利することに成功する。この両会戦で、おそらく亜国兵を軽く20万人ほどを殺戮したと、亜国の記録にはある。
 そして今、クンニバル男爵は、アルフヘイム首都にクンニすべく、その軍を進めていくのだった……

 好きな飲み物はワイン。これは経血を連想させるからだろう。本人も薄々自覚している。

 セリフとか……「快楽に至るためには、苦痛への道を知れ」

 使用・改変は自由で。死亡も可。
 
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