本ページは正直掲載しようか迷いに迷った。
だが、彼ディオゴ・J・コルレオーネの名誉のため
出版された暁には掲載しないこととする。
もし貴方がこれを読んでいるということは、おそらく貴方は
私の遺品を整理している最中にこれを見つけたのだろう。
だが、くれぐれもこのページのことは
貴方の胸の中にしまっておいてやってくれないだろうか?
書いておいてなんだと思うかもしれないが、おそらく私は貴方にこう言って
もらいたかったのだろう。
「なんてむごいと……」
私はおそらくあの世にいるのだろうが、ここまで読んだのなら
そのままこのページを読んだ後に 焼却してくれないだろうか?
彼ディオゴ・J・コルレオーネの名誉のためにも。
バーボンハウザーより
「まだまだだ……こんなモンじゃおさまらねぇ……!!」
そう言うと、ディオゴはズボンとパンツをずり下ろした。
「……おめェのことだ……どうせ、モニークにこんな真似をしたんだろ?!」
そして、アーネストの頭髪を引きちぎらんばかりに乱暴に持ち上げる。
そして、自身の下半身へとアーネストの頭部を押し付ける。
「はぁっ……はぁっ……はぁっ……はぁっ……はぁっ……はぁっ……はぁっ…」
既に事切れたアーネストの頭髪を右手でガッシリと掴むと、
奴の頭を握り締めた左手を使い、奴の頭を揺らしていた。
揺らすと同時にディオゴの腰づかいが激しさを増し、妖艶な喘ぎ声が
部屋に響き渡る。
「はぁっ、はぁっ、はぁっ、は……!!」
喘ぎ声の最後に、ディオゴの腹筋の血管が彼の皮膚を突き破らんばかりに
浮かび始めた。
「うッ……ぅぉおっ……!!!!」
男なら誰でも味わうあの圧迫感……
それから開放された喜びから、ディオゴは快楽に満ちた艶かしい声をあげた。
ディオゴの腰付近にあてがわれたアーネストの口からは
ぐつぐつと煮立ったシチューのような白い液体が流れていた。
それと同時に部屋中にまるで腐ったイカを引っ張り出してきたような
あの異臭が広がった。
「ぉお……ぉおッ!!」
ひとしきり出し終えると、ディオゴはアーネストの遺体を乱暴に床に投げ捨てた。
ボーリング玉のようにゴンと音を立て、アーネストの頭部が床に叩きつけられる。
その顔はまるで練乳を顔中にこぼしたかのように、ねばねばとした液体で汚れていた。
「……はぁーーっ……はぁーっ……」
ディオゴは危うく持病の過呼吸の発作を起こしかけたが、
慌てて乱れた呼吸を整えると、一息ついた。
そして、自身の露になった下半身を隠すために
ずり下ろしたズボンを引き上げると、ベルトを締め、人参煙草をふかした。
そして、満月の夜空を見るとため息をつき目を閉じるのだった。