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第1回『サンサラを夢む 』

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兄夫婦が別居しだしてからよく姪(7)を連れて兄が家に遊びに来るようになったので、姪の“サイちゃん”(家に来るとよくサイコロで遊んでるからサイちゃん)に新都社の漫画を色々読ませてみようと思った…というのがこの記録の発端です。

サイちゃん(7)

性別:女
最近読んだ漫画:干物妹!うまるちゃん
好きなモノ:サイコロ
苦手なモノ:虫
好きな食べ物:大根のお味噌汁
好きな人:いない
今年貰ったお年玉:全部で1800円




第1話『新都社漫画を読んであげよう』

読ませた日2017.10.24
読ませた漫画『サンサラを夢む』
http://neetsha.jp/inside/comic.php?id=20489




――うまるちゃんも2巻までしかないからパソコンで漫画読んであげようか?

サ:うん。

――カタカタ。(ヤングじゃなけりゃだいたい子供に読ませてもいいだろ…)

サ:まだ?

――あ!これいいよ!『サンサラを夢む』!

サ:ゆめむ?

――ゆめむ。

サ:ゆめむ。

――ゆめむ。

サ:ゆめむ!

――ゆめむ!

サ:ゆめむ!

――…読もうか…。

サ:読んで。

――読むから…。『ゴォー…。ピ~ポ~ピ~ポ~…。カチャカチャ…。「ユゥ…楽器欲しくないかァ…?」』

サ:(爆笑)

――おじいちゃんボイスで笑わないで…。

サ:だって(笑)顔が(笑)

――私の顔はいいから、読むから漫画見て!あとついでに何か思ったら感想言って。

サ:うん。

――『「買ってくれるの?」』(ゲームをやめて振り向く少年のシーン)

サ:あ…可愛い。

――(しばらく読み聞かせる)『「勝手に入っていいの?」「知人の遺した屋敷だ 古い知人のな……」』

サ:これ怖いやつ…?

――『「今はだれも住んでいない」』(しばらく読み聞かせる)

サ:……。

――『「美しい音だ……」「彼女の髪のように美しい……」』(楽器の音色が波紋になって部屋一杯に広がるシーン)

サ:すご…。

――『ヴォ―――――――』(老人の目のアップのシーン)

サ:ビクッ!!(椅子から落ちかける)

――わ!?大丈夫!?

サ:これ!怖いじゃん!うそつき!!目切れてるじゃん!!!!

――切れてないよ。これ『ヴォ――――』って字だよ。よく見て!

サ:見ない!

――ほら見てかわいい男の子!あと顔映ってないけどこの女の人!さっきの『彼女』じゃない!?『知人』だよ!『知人』!

サ:……。

――『「沙羅ァ……」』(謎の少年がドアの向こうの音に気付くシーン)

サ:何その声…。

――この子、おじいちゃんの若いときじゃないの?展開的に。ユウ君と髪型違うし。

サ:そうなの?

――…と思うよ。

サ:本当に?

――『ゴーン…ゴーン…「おかえりなさい、ユウ」』(楽器を持った眼帯の女性がドアを開けた少年に話しかけるシーン)

サ:ユウ君じゃん。

――あれ?

サ:どっち?

――まって(1ページ目にスクロール)……男の子がユウ君!

サ:知ってる!

――つまりは~?

サ:つまりは~?

――ゆめむ!

サ:ゆめむ!

――ゆめむ!

サ:ゆめむ!

――ゆめむ!

サ:ゆめむ!

――ゆめむ!

サ:ゆめむ!

――もういいか…。私がやめないとサイコロで遊んでも4時間以上続くし…。

サ:ゆめむ!

――あとこないだの『20面のサイコロVS6面サイコロ2つどっちが強いか!?』のヤツ、20面のサイコロの方が強いと思うからね…運だけでサイちゃんが勝ってたけど…。

サ:そうなの?

――どうなんだろう…私もよくわかんないけど…。まぁもっと別の漫画も読んであげるから…。

サ:サイコロは?

――:後でね。






サイちゃん評『サンサラを夢む』★★★☆☆

ちょっと怖かった。最後の男の子はユウ君?もっと読みたい。








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