2018年1月
1月1日/歩く道すがら
街道の真中に自分一人。
周囲には大きな石がゴロゴロと転がる、あぜ道だ。
旗に向かって歩いていると、朝焼けが周囲を染め上げる。
自分の部屋に戻ると知り合いが数人。
岩波文庫の『ダンマパダ』と『スッタニパータ』を読んでいた。
街道の真中に自分一人。
周囲には大きな石がゴロゴロと転がる、あぜ道だ。
旗に向かって歩いていると、朝焼けが周囲を染め上げる。
自分の部屋に戻ると知り合いが数人。
岩波文庫の『ダンマパダ』と『スッタニパータ』を読んでいた。
1月3日/暴力的に、整合性も取り留めもなく
目の前で紳士が崖に向かって走り、そのまま落ちていく。ニュースにはならない。
そんな事のあった日、会ったこともない知り合いが2人を殺してもう1人殺そうとしている。それを止めるべく、私は街を駆け巡り彼を探す。
警察は街中にごった返している。行き交う人全てが警察官だ。
しかし、話しかけても本日は非番だと言われるだけ。
夜の公園では遊具が誰の手も借りず動き始める。誰かが悲鳴を上げている。
きっと、私は間に合わなかったのだろう。
目の前で紳士が崖に向かって走り、そのまま落ちていく。ニュースにはならない。
そんな事のあった日、会ったこともない知り合いが2人を殺してもう1人殺そうとしている。それを止めるべく、私は街を駆け巡り彼を探す。
警察は街中にごった返している。行き交う人全てが警察官だ。
しかし、話しかけても本日は非番だと言われるだけ。
夜の公園では遊具が誰の手も借りず動き始める。誰かが悲鳴を上げている。
きっと、私は間に合わなかったのだろう。
1月5日/何処かのパーティーへ
社交場のホールで煙草を吸っている。
周囲の人は全員電子タバコで、私が燻らせているのは葉巻だ。
バーカウンターで何を飲むか聞かれ、「×××をストレートで」と答える。
(普段私は、煙草も吸わないし、お酒も少ししか飲まない。)
カウンター越しにバーテンダーから、何かのキャラクターのキーホルダーを貰う。一緒に出てきたお酒は、ストレートを頼んだのに氷が入っていた。
社交場のホールで煙草を吸っている。
周囲の人は全員電子タバコで、私が燻らせているのは葉巻だ。
バーカウンターで何を飲むか聞かれ、「×××をストレートで」と答える。
(普段私は、煙草も吸わないし、お酒も少ししか飲まない。)
カウンター越しにバーテンダーから、何かのキャラクターのキーホルダーを貰う。一緒に出てきたお酒は、ストレートを頼んだのに氷が入っていた。
1月6日/切れ切れの印象
ラーメンを食べている。ところどころ冷たいものを。
そう思うと、手繰っている麺はいつのまにかお蕎麦になっている。
テレビでは水爆を使ってテロを起こした日本人が大ニュースになっている。どうやら、日本のどこかの機能が完全に麻痺したらしい。自分には関係ない。
そんな中、スポーツ用の大きなドームを歩いている。入口で募金を募りながら。
ラーメンを食べている。ところどころ冷たいものを。
そう思うと、手繰っている麺はいつのまにかお蕎麦になっている。
テレビでは水爆を使ってテロを起こした日本人が大ニュースになっている。どうやら、日本のどこかの機能が完全に麻痺したらしい。自分には関係ない。
そんな中、スポーツ用の大きなドームを歩いている。入口で募金を募りながら。
1月10日/旅行中に
かなり古い民宿の一室。
チャイムが鳴って扉を開けると、古い友人が数名。そのまま大浴場へ行く。
タイル張りの浴場の排水口からは、子供の腕が伸びている。
ナイフを持っていたので切り取ろうとするけど、すぐに腕は引っ込んでしまう。
かなり古い民宿の一室。
チャイムが鳴って扉を開けると、古い友人が数名。そのまま大浴場へ行く。
タイル張りの浴場の排水口からは、子供の腕が伸びている。
ナイフを持っていたので切り取ろうとするけど、すぐに腕は引っ込んでしまう。
1月16日/ナイト・オブ・ザ・リビングデッド
街がゾンビに占拠された。私の住んでいるあたりも例外ではなく。
だから体育館で、武器を手に立て籠もっている、らしい。
隣ではプロレスラーのような男性が銃を撃っている。
そんな風に抵抗をしていると、ゾンビたちはいつの間にか軍人になっていて、サラエボのような場所に私はいる。
ビルの数階から、相手の狙撃手の出方を伺っていた。
街がゾンビに占拠された。私の住んでいるあたりも例外ではなく。
だから体育館で、武器を手に立て籠もっている、らしい。
隣ではプロレスラーのような男性が銃を撃っている。
そんな風に抵抗をしていると、ゾンビたちはいつの間にか軍人になっていて、サラエボのような場所に私はいる。
ビルの数階から、相手の狙撃手の出方を伺っていた。
1月19日/天守閣からどこまで
お城のてっぺんに私の住居がある。おそらくは国宝級の、言葉にしづらいような部屋が。
押し入れには金庫があるけれど、開ける番号がわからない。中には沢山の財宝が入っている、らしい。
身軽な男が屋根裏から押し入れに入り、無理やり金庫の中に入っていく。
いつのまにか私は街の中道にいる。振り向くと古いアパート。
その後ろには、階段が何重にも張り巡らされたビルが建っている。
その屋上に登ると、居酒屋が並ぶ小路に入っていった。
お城のてっぺんに私の住居がある。おそらくは国宝級の、言葉にしづらいような部屋が。
押し入れには金庫があるけれど、開ける番号がわからない。中には沢山の財宝が入っている、らしい。
身軽な男が屋根裏から押し入れに入り、無理やり金庫の中に入っていく。
いつのまにか私は街の中道にいる。振り向くと古いアパート。
その後ろには、階段が何重にも張り巡らされたビルが建っている。
その屋上に登ると、居酒屋が並ぶ小路に入っていった。