【愛するということ。】

早朝のスーパーのアルバイトの先輩に
親の介護をしている人がいる、

親の介護で正規の仕事をできない人は
今多いのだろうか、

親を嫌っている自分には
とても真似できないと思った。
私だったら一秒も親のために時間を使いたくないと
考えてしまう。


もうひとつ、
もう四年、都心で深夜の寿司屋のバイトを続けている。
そこの親父が寛容な人で、よく私に手作りの弁当をつくってきてくれる。

あの年齢で毎晩働くのは辛いと思うが、
それでも人に対する優しさを忘れないことは素晴らしいことだと思う。


人間は他者を、とくに異性愛において欲望をこえて愛することは
元来できないと多くの宗教は教えていた
と思う、つまり
世界を支配するのは本来エゴイスティックな欲望の法則で
あると。

しかし、
私が思うのは、彼らはどちらかといえば個人をみる
視点をもっていない、
つまり、
世界を包括的に
見ているのだと思う。


あと、辛抱強さ。
私は我慢が苦手で、すぐに自分の欲望を見たそうとする
性格だけど、

目先の結果を期待しないで
辛抱強くやりとげることが
大切だと思った。

なんだろう、
ある意味では死を理解しているのかな？
つまり、
自分個人の人生で、さまざまな欲望が叶えられなくても、
どうせ無に還るのだから、と
諦めて見ているのかな。

どうだろう。

ひとつ思うのは、
スーパーのバイトの先輩のほうは、ある日パタッと自殺しそう
だよなあ・・・
自分の良識を果たして、無理だったら自決しそう。

だってさ、最低賃金で3、4時間働いたって、無理じゃん？！

でも仕事を丁寧にやるのは凄いと思った

ふつう諦めるじゃん、もうメリットないし

そういうのじゃないんだろうな