迷うなぁ~!
ワイルドなの? 草食なの? どっちが好きなの!?
迷うぜぇ~!
すっこしでも気を引きたい純情な野郎心♪ 純情な野郎心♪
な~あってばな~あ、話を聞けよ~(泣)
菓子ばっか食ってないで~(怒)
な~あってばな~あ、手を握って良い?(笑)
ってぜんぜん聞いてねぇ~!(怒)
お出かけに行こうぜ。筋トレお稽古だ!
どうすんだ! あいつの好みを知らねぇぞ!?
迷うなぁ~!
ワイルドなの? 草食なの? どっちがタイプだ!?
迷うぜぇ~!
こんな風になっちまうのは、お前が好きだからだ!
お前が好きだからだ!
お~い~ってばお~い~、ハルバートを振るな~(泣)
可愛い服が破ける!(怒)
お~い~ってばお~い~、今見てただろう(爆)
店のうまいスティックを(激怒)
お出かけはもうやめだ、悲しくなってきた……
本当か? もうしない? お出かけに行こうぜ☆
迷うなぁ~!
ワイルドなの? 草食なの? どっちが好きなの!?
迷うぜぇ~!
すっこしでも気を引きたい純情な野郎心♪ 純情な野郎心♪
お出かけはもうやめだ、悲しくなってきた……
本当か? もうしない? お出かけに行こうぜ☆
迷うなぁ~!
ワイルドなの? 草食なの? どっちが好きなの!?
迷うぜぇ~!
すっこしでも気を引きたい純情な野郎心♪
迷うなぁ~!
ワイルドなの? 草食なの? どっちがタイプだ!?
迷うぜぇ~!
こんな風になっちまうのは、お前が好きだからだ!
お前が好きだからだ☆
――――
――朝日が窓から零れ出て、その眩しさに目が覚める。
茶色の髪をした地黒のエルフの少女は、げっそりとした顔で上半身を起こす。
そして、未だに微睡んでいた目を擦って、長い溜息を吐いてこうボソリと一言零した。
「夢か……」