敵と味方
ーたくさんの人に狙われているのに無事だという事は、私を守ろうとしている集団が存在しているからなのだ!!ー
統合失調症様相の幻覚が続く中、私の頭の中でこんな間違ったヒラメキが起こった。
統合失調症様相の幻覚が続く中、私の頭の中でこんな間違ったヒラメキが起こった。
交通整理や警備員の誘導が自分だけを守るために、一般人に紛れて保護してくれていると思い込んだ。
私にとっては、自分を消そうとしてくる集団と、守ろうとしてくれる集団とが存在している世界が現実だった。
ちょっとした知り合いなどはバッタリ遭うと、どちら側だろう…と、思案する。
仲良くしてくれている人たちにも被害が及ぶかも…と思い込んで、幻覚妄想が激しい時の狂った私は、守ってくれる集団に見せれば保護が受けられるパスを作ったりしていた。(これは幸い誰にも渡すことなくおかしさに気付く事ができた)
度々正気に戻るのがそもそものわたしの幻覚症状だったが、大抵その都度、その内容の幻覚は完結していた。
だが、この狙われ・守られの幻覚妄想は消えてもまた現れ、現れてはまた消えを何日にも及んで繰り返していた。
シリーズ物だ。
私にとっては、自分を消そうとしてくる集団と、守ろうとしてくれる集団とが存在している世界が現実だった。
ちょっとした知り合いなどはバッタリ遭うと、どちら側だろう…と、思案する。
仲良くしてくれている人たちにも被害が及ぶかも…と思い込んで、幻覚妄想が激しい時の狂った私は、守ってくれる集団に見せれば保護が受けられるパスを作ったりしていた。(これは幸い誰にも渡すことなくおかしさに気付く事ができた)
度々正気に戻るのがそもそものわたしの幻覚症状だったが、大抵その都度、その内容の幻覚は完結していた。
だが、この狙われ・守られの幻覚妄想は消えてもまた現れ、現れてはまた消えを何日にも及んで繰り返していた。
シリーズ物だ。
この時期になると、記憶が飛んだりはしなくなっていたように思う。
というか、毎日逃げて、身を守り、周囲の人間を敵か味方かを見極め・・・という作業に一杯一杯だったように記憶している。
狙いに来たと思い込めば部屋のカーテンを閉めきり、守ろうとする仲間に無事を知らせなくちゃいけないと思い込めばカーテンを開け、さり気なく窓際をウロウロしてみる。
マズい…!敵が来た!と思うと身を隠す。
周囲の人をどっち側だ?と、観察して・・・
・・・・あの頃、訝しげに凝視してしまった皆さん、ごめんなさい・・・・・。
というか、毎日逃げて、身を守り、周囲の人間を敵か味方かを見極め・・・という作業に一杯一杯だったように記憶している。
狙いに来たと思い込めば部屋のカーテンを閉めきり、守ろうとする仲間に無事を知らせなくちゃいけないと思い込めばカーテンを開け、さり気なく窓際をウロウロしてみる。
マズい…!敵が来た!と思うと身を隠す。
周囲の人をどっち側だ?と、観察して・・・
・・・・あの頃、訝しげに凝視してしまった皆さん、ごめんなさい・・・・・。