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ラブコメに未来はないって話②

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 すいません、こんなにコメントを頂けるとは思ってなかったのでちょっと驚いています。まあ、あくまで考察のお話なんで、自分の作品が伸びるとはちょっとかなり大分違うんですけども(悲)

 一応の作者のスペックは以前も紹介しましたが、相当ボカした言い方を言いますと大体うん万ポイントは稼いだ経験があるので、全くのデタラメばかりではないと思って頂けてもいいとは思います、偏見ではありますけど。

 ですがまあ、その程度の作品では未来なんて何処にもないって話なのです、その詳細は次回、web小説というよりは書籍の分析の話なので。

 コメントの返信は小出しでちょこちょこさせて頂きます、本編では語っていないようなことも頂いたご意見から返信していたりしますので、ぜひコメント返信も読んで頂ければ鼻毛くらいはご参考になるかもです。

 私が気になるコメントもいくつか頂いているので、良い感じに意見交換も出来てきているなぁと思えている次第でございます。

 ということで今回のお話はじゃあどうやって書くの? って話です。

 ただこう言っておきながらなんですが、実際書く、という点において正解がないのが実情です、なのでその内のいくつか掻い摘んで挙げようかなと思います。

 ではまずタイトルから行きましょうか。え? 何でタイトル? と思われるかもしれませんけどこれがキモと言ってもいいくらい重要です。

 私も最初はスカしたタイトルにしたり、この話がタイトルに繋がるのか! なんてものを付けてましたが、正直読者は毛程もそんなの興味ありません。

 タイトルで読むか読まないかを決められてしまう場合が殆どです。前回も一瞬だけ触れましたが「長文タイトル」という奴でございます。

 原点は俺妹とも言いましたが、今と比べれば「俺の妹がこんなに可愛いわけがない。」なんて実に可愛いもんです、今ならもっと恐ろしいタイトルになっているでしょう、恐れ多くて例えは書けませんけど。

 今の時代タイトルのポイントは二つです、「タイトル=あらすじ」か「読みたくなるようなタイトルにする」かのいずれかです。

 タイトルで話が分からなればスルーされることが非常に多いです、でもそれは長文タイトルにウンザリしている方でも、本を買う際にイラストが無ければ、まず目を向けるのはタイトルですよね? web小説も同じなんです。

 もしそれでもあんな長文タイトルは嫌だ! って人はせめてあらすじを書く欄でしっかりと説明して上げましょう、やけにあらすじ長えなって作品よくあると思いますがそういうことです。

 良い言い方をすれば読者にとって入りたくなるような店構えにすると思って下さい、何のお店か分からんし、入るの止めるか、と思わせては駄目です。

そして「読みたくなるようなタイトル」というのは前回お話した潜在需要を刺激するようなタイトルにする、ということですね、「理不尽な暴力を振るう幼馴染が告白してきたので振ってやったら急にモテだした件」とかそんな感じです。

 タグ類に関しては正直あんまり意味はないかなと思ってます、取り敢えず人気タグを適当に貼っつけておけば問題ないかと。

 ではいざ文章へ――ですけど、web小説のおいて文章力など全くの不要なのでそこは心配する必要はありません。

 こんな稚拙な文章力で……? と思う方が高ポイントを獲得して書籍化して売れるなどザラです。今や文章力などどうでもいいのです、新人賞で高次落ちを繰り返しているワナビの方がよっぽど文章力は高いです。

 無論文章力や表現力といった点が秀でていて悪いことはないです、実際上手いと読者は褒めますからね、でも重要ではないかと。

 一重に読みやすさ、これに尽きます、何ならSSでも書いているつもりで書くのがベストと言うべきでしょう。

 読者は短時間でサクっと気持ち良くなりたい方ばかりです、西尾維新に影響されて無駄に長い地の文とか書いてはいけませんよ? はい、私です。

 文字数に関してはサクっと重視なので平均は2000~3000文字くらいでしょう、人によっては1000文字で一話を収める方もいたりします。

 で、肝心の内容ですが、皆さん糖分って言葉聞いたことないですか、とにかくこれを多くして下さい、これでもかと甘さを投入してやるのです。

 こんなの書いたらベタじゃないかな……? と思うようなことでも全然構いません、とにかくこのヒロイン可愛い! と思わせてやりましょう。

 この二人の関係……付かず離れずでもどかしくて胸が締め付けられちゃう! みたいなのも良いです、寧ろそれで爆伸びした作品も普通にあります。

 前回も言いましたが苦難を乗り越える為のシリアスなどご法度なので絶対書かないで下さい、そんなものは読者は求めていません、書くとしても人気が出てからです、それまでは根性で我慢して下さい。

 その上で大事なのはヒロインの魅力です、「一人のヒロインが作品を売る」なんてのは有名な言葉です。皆さんも思い浮かべた中に「そういえばあの作品、話は平凡だけどヒロインは滅茶苦茶好きだったなぁ……」って作品ありますよね?

 ヒロインというのはラブコメにおける核とも言っていいです、人気になったヒロインはその作品をミリオンセラーへと押し上げることもよくあります。

 なのでどれだけ文章がクソでも、ストーリーが平々凡々でもいいのです、ヒロインだけは全力を注いで下さい。捻り過ぎて癖まみれなヒロインは駄目ですが。

 あ、そういえばエロに関してですが、全く問題はないですし、伸びしろはあるんですけど、最大手某小説サイトは近年エロに厳しくなっているので、やるのであれば出版最大手の小説サイトの方で書いて下さい、あっちは緩いです。

 因みに私が出版最大手の小説サイトに関してあまり触れてこなかったのは一応理由があるのですが、それは次回に関することなのでまた。

 大凡は大体こんなもんでしょうか、他にもこれもいいんじゃない? とかあればコメント下さい、勢いで書いてるもんで色々抜けてるかもです。

 ああ、ただ内容とは関係ないですけど、あとがきに「良ければブックマーク、高評価お願いします!」とか書いてる方いますよね、あれは一応効果あります。

 youtuberとかもよく言ってますけど、人間というのは言われると悪くはなかったし期待も込めて、的な感覚で押す人は若干数いるみたいです。

しかし残念ながら「一々言わないで、乞食かよ」とか言う人もいるので、一概にいいとは言えないですけど、効果はゼロではないのでお好みで。

 さて、ここまで話した上でこう思った方がいるでしょう。「ここまでして小説書いてて楽しいの?」って、ええ、その気持ち非常によく分かります。

 でもこういう書き手さん達は、もう自分の書きたい作品なんて捨てているんですよ、それよりも評価されて作品が伸びて欲しい、それしか考えてないんです。

 前にも言いましたが好きなものを書いて上手く行きたいのであれば新人賞に送って下さい、ただしこの話も次回しますけど、新人賞というのは想像以上に闇の深い世界なので、壊れない覚悟は持って下さいね。

 ということでラブコメで伸びたきゃこのテンプレは最低限踏んでおけって話でした。でもこれを忠実に守れば100%とは言いませんが高確率でランク入りは出来ると思いますよ、上位入り出来るかどうかまでは保証しませんが。

 では次回は本題の「ラブコメに未来はない」って話をします。その前にコメント返信をさせて頂きますが、ではでは。
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