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11月11日

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深夜11時

静かな繁華街

誰もいない街

探す影が一人


沈んだ心 癒す為の

嘘ばかりの街

死んだ心


一歩間違えば

落ちていく

電灯の光

自我を持たない昆虫が3匹いる

視線を逸らすな

堕落を見ろ

救う為に


沈んだ心 癒す為の

嘘ばかりの街

死んだ心


物陰すらしない

静かな繁華街で

声にならない

悲鳴が聞こえた

「みんな嘘つきだ

 俺も嘘つきだ

 みんな地獄に落ちる

 俺も地獄に落ちる」


深夜11時

電灯の光

自我を持たない昆虫が3匹いる

触覚は腐り落ちてる

視線を逸らすな

堕落を見ろ

救う為に
冬の空 舞う氷

当たり障りのない

会話を続けて

溶けない 舞う氷

誰も確信に触れられない

誰も真実に触れられない


彼女が泣きながら

なにかを言おうとした

「全てが終わってもいいから

 話したいことがあるの」


冬の空 舞う氷

誰も確信に触れられない

誰も真実に触れられない冬の空 舞う氷

当たり障りのない

会話を続けて

溶けない 舞う氷

誰も確信に触れられない

誰も真実に触れられない


彼女が泣きながら

なにかを言おうとした

「全てが終わってもいいから

 話したいことがあるの」


冬の空 舞う氷

君の確信に触れられない

誰も真実に触れられない
86, 85

  

10年経った

流れ星は

まだ 光ってるか

落ちて消えたのか


お前の視界は

まだ暗闇か

手は繋げるか


10年経った

流れ星は

まだ 光ってるか

落ちて消えたのか


分かりきってるさ

誕生は消滅の始まり


俺の視界は

まだ暗闇だ

それでも

手は繋げるんだ


流れ星みたいに

消えるけど いいか10年経った

流れ星は

まだ 光ってるか

落ちて消えたのか


君の視界は

まだ暗闇か

手は繋げるか


10年経った

流れ星は

まだ 光ってるか

落ちて消えたのか


分かりきってるさ

誕生は消滅の始まり


俺の視界は

まだ暗闇だ

それでも

手は繋げるんだ


流れ星みたいに

消えるけど 

繋いでくれるか
飛んでいく星

カフェイン錠は舌下

缶ピースは腐るほど

サーカス団のピエロ

死にたくなんかない 幸せ


愛される飼い猫の寝顔の裏で

衰弱する野良猫の末路を知った


飛んで消えた甘い夢

アッパーとダウナー

スピードボール

死にたくなんかない 幸せ


満ち足りた笑顔の親子の裏で

衰弱する虐待児の末路を知った
88, 87

  

綺麗事を 見抜いた

わけじゃない

綺麗事の 綺麗さを

信じられず 逃げた

綺麗事の 眩しさに

怯えて 逃げた
自己喪失

かき消されるよな

君の衝動

倒れ込む姿を

繁華街が静かに無視する

Codeine


成長して 増える物と

劣化して 消える物

分別と需要を考えて

寿命が尽きるまで 点数を付けられる

Codeine


強引 人の強引

流れる様な 恥辱

無知 無知の罪

知識不足で 笑われる

Codeine


いつも 自分を責めて

全ての出来事は 自分が悪く

全ての良いことは 他人に

成果を卑怯にも 盗まれる

Codeine


分別と需要を考えて

寿命が尽きるまで 点数を付けられる 

Codeine
90, 89

  

数週間経てば 今日を忘れる

数週間後には 新しい苦痛

そんな 忘却の繰り返しだから

同席の男にも 皮肉られる


生きているのが恥ずかしい

そんなことを思うのも

珍しくはないから

バイタリティに潰される


悲劇で世界を繋ごうなんて

考えてたんだろ

自意識過剰だ


人が怖いから

地面を見て 歩く

裏切られた人には わかる

こんな気持ち


悲劇で世界を繋ごうなんて

考えてたんだろ

自意識過剰だ
間違った方法で

繋がった共依存は

憂鬱を語り合って

お互い 疑心暗鬼

冬の花火


間違った恋愛で

繋がった 共依存は

責任転嫁の繰り返し

お互い 疑心暗鬼

冬の花火


繁華街を歩く時は

誰かに心が刺されそう

下を向いて歩く様になった

足早に 恐怖から 逃げ出した


間違った手順で

あなたと花火を見たけれど

会えないのは寂しい

喋れないのは寂しい

あなたの憂鬱を知りたい


孤独を安売りしてしまった

場違いの綺麗 冬の花火
92, 91

  

抜け殻

明日は特に何もない

昨日のことは忘れている

今日のことは興味ない

抜け殻


憎い人が死んだ

それだけで 空っぽになって

人生の指標なんて

それだけで 消え失せる


復讐の為に生きてたんだな俺は

それだけで 空っぽになった


抜け殻

明日は特に何もない

今日のことは興味ない

抜け殻
人間の全ての言葉は

生き延びたい為の嘘
94, 93

  

「あなたは生きているだけで

 悪なんだよ」と僕に

諭す様に告げる君


風景画を描いた

「この前の方が良かった」

初めての絵の二枚目から

言われ続けている言葉


国境線どころか

あなたとの線引きも

出来ないでいる


恥ずかしくなって

消えたくなったら

少し大声で

「あっ」と叫ぶ


「あなたは生きているだけ

 抜け殻なんだよ」と僕に

優しく告げる君


「私はあなたの最大の理解者

 だから理解できる

 あなたはもう枯れた

 これ以上何もない

 期待するだけ無駄だった」

「あっ」


国境線どころか

あなたとの線引きも

出来ないでいる
生きている時は

あんなに煙たがったのに

死んだら

上っ面の涙で

墓場が湿るんだろうな

葬儀なんかするな

いつもみたいに俺の頭蓋骨を

蹴って遊んでくれよ

いつもみたいに
96, 95

  

この糸を解いたら

楽になれるのかな

「あなたと生きることを

 人生と思っているから」

知らねえよ


この糸をちぎったら

人に迷惑をかけない

「生きているのは素晴らしい

 明日は美しい」

知らねえよ


これは 個人的な恨みを

偉そうに語ってると

思っているだろ

これは 喧嘩を売っているんだ

葉が枯れる 無念を

咲き誇る桜に ぶつけてる


この糸を解いたら

楽になれるのかな

「私は平和ではなく

 暴動を持ってきた

 後から言われるのは

 全部 嘘の話だ」

神様の子供なんて 知らねえよ
生きているだけで素晴らしい

そんな棚の上の屁理屈で

誰も確信に触れられず

人生は無数に終わっていく
98, 97

  

小さく纏まった

個人的な望み

憂鬱は分かり合えない

でも 輪郭をなぞって

少しだけ

味を確かめられるんだ


あなたの孤独

あなたの不幸

あなたが主役になればいい

希望に向かう 主役になればいい


小さく纏まって

他人の不幸は

分かり合えないな

生きているだけで必死だ

でも 輪郭をなぞって

少しだけ

味を確かめられることができるんだ


あなたの孤独

あなたの不幸

あなたが主役になればいい

希望に向かう 主役になればいい


好きな人が泣いていた


あなたが主役になればいい
太宰治の命日

桜桃忌が 近くなると

君は決まって

泣きながら電話を かけてくる

それが年に一度の 楽しみなんだ
100, 99

  

棘がある球体

棘が生えれば 生えるほど

表面は穏やかに 丸みを帯びる

無数に生えれば 生えるほど

表面は穏やかに 丸みを帯びる


始まりはいつも最初に戻る

最初に戻る 方向転換

360℃の 方向転換
立ち向かうことはしない

逃げ出すこともしない

冬に走り回る

童謡を歌う 子供達


抗ったりしない

諦めてもいない

冬に走り回る

野良犬と遊ぶ 子供達


それでも涙が落ちるのは

きっと どこかで 人間を

愛しているから なんだろう


それでも涙が落ちるのは

きっと どこかで 人間を

辞めていないから なんだろう
102, 101

  

折り紙で作った月に

あの子は一人 座っていた

犯罪にならない犯罪があるの

気づかない雨に泣いていた


触れる様に聞こえた

切実な愛情

レコードで聞いただろう 君も


奪い返すなら なんでもするわ

私の心を 取り返す為なら

そんな歌が鳴っていたんだ


折り紙で作った月に

あの子は一人 座っていた

難しい本が好きだった

辻褄の合わない美学


生きている希望

それってなんだろうな

あの子は 知ってるんだろう


奪い返すなら なんでもするわ

私の心を 取り返す為なら

そんな歌が鳴っていたんだ


紙は脆くて

明日には破れてしまう

それなら 今日の為に

そんな歌が鳴っていたんだ
103

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