ここまで読んでいただきありがとうございます。
このあとがきでは本編の重大な部分に触れる事がありますので、
先に本編を読むことをお勧めします。本編があればの話ですが。
あとがきから最初に読む人がいるという事は噂で聞いていたのですが、
届いたファンレターの中にも数人、あとがきから読む宣言をされている方がいて驚いています。
あなたたちはトイレの時も、先にお尻を拭いてから排便をするのですか、と聞きたくなります。
さて、本シリーズはこれにて完結です。
結局現れなかった黒幕、墓地から這い出たヒロインの遺体、電子レンジに入れて忘れられたご飯については、
番外編で書いていこうと思っています。
とはいえ、いつも私の手から勝手に出ていき勝手に暴れまわる登場人物達が、
私の思惑・予想通り動いてくれる保証はありませんが。
作中の主人公の
「釈迦の手の中で飛び回っても良い。いつかその手を引っ張って一緒に世界を飛び回る」
という台詞は、私や読者に向けても放たれているものなので。
長くなりましたが、次のシリーズでまたお会いしましょう。