ここまでお読みいただきありがとうございます。
王道な純愛物語、どうだったでしょうか?
今まで奇を衒った作品ばかりを書いてきましたが、今回は大衆が望みそうな物語に挑戦してみました。
どうせお前らこういうのが好きなんだろ?正直書いていてとても退屈で、5本くらいペンを折りました。
特に喧嘩の場面ではあまりの茶番っぷりに、原稿用紙にお茶をぶちまけました。茶番だけに。
読者層に合わせて難しい文章を使わず、小学2年生までに習う漢字のみを使っていたのも、
肌に合わずストレスでした。とはいえ、自分で書くと決めた以上、血を吐きながら完結させました。
こんな事を書いていると読者から反感を買いそうですが、大丈夫。これは究極。
なぜならまともな人間なら1章で読むのをやめているし、
まともじゃない人間も、あとがき冒頭の「奇を衒った」が読めず、リアルで死んでいるからだ。
では今、この文章は誰のために書いているのか。
そんな矛盾に押し潰されそうになりながらも、私は無意味に生きています。
それでは、また つぎの さくひんで あいましょう。