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第十五戦:マドンナの見てはならぬ、観られてならぬ姿に一同ボッキッキ…

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第十五戦:マドンナの見てはならぬ、観られてならぬ姿に一同ボッキッキ…

ミドレンジャーの面々も、我らが順子の窮地を指を咥えてみていたわけではない。順子を幽閉したカプセル室と隣接する部屋に閉じ込められた洋助、貴、巧は特殊な磁場の影響で変身は無論、ミドレンジャーの能力にまつわるすべての能力を遮断されているのだ。全員が、マドンナの身を案じ、ガラスに駆け寄り、彼女を鼓舞し、そして卑劣な罠を張った為政者を罵る。
「大泉、てめえ!!」
洋助がいくら叫ぼうと、特殊ガラスの向こうにいる順子には、指一本触れることができない。
「あんたの狙いは何なんだ、政府からコレ以上予算が下りなくなったとかで、ミドレンジャーを解散に追い込もうってえのか?」
なかなか鋭い指摘をする。
『いやいやそれは困るのだよ。まだまだ、君たちにはジェノサイド撲滅活動に酔いしれていてもらう必要があるのだ。今度のジャングル倉庫事件も、おかげさまで企業の不正な雇用形態は明らかになったわけだしね。政府の功績が一つ増えたことには違いない』
思いも依らぬ怪我の功名で、不正を一つ暴くことには役立ったらしいミドレンジャーだ。そうこうしている間にも順子は、半白目を剥き、痙攣を続けている。そんな様子に、貴だけはズボンの前張りを気にもせう、鼻血をたらーりと流し、高校時代からのマドンナの痴態に釘付けだ。
「貴、てめえは恥も外聞もないのかよ!? 親友の拷問シーンに興奮なんてしてんじゃあねえよ!」
洋助の手刀が後頭部に命中するが、貴は興奮に目を血走らせたままだ。
「こ、この光景…目に毒だよ、ね」

グダグダなミドレンジャーの面々。しかし、一番の受難者、順子は別の感情を抱いていた。
(イヤだわ…ホントにどうしちゃったの私? いたぶられるだけで感じちゃってる…っていうか、悪い人たちに捕まっちゃうってだけでもカラダが熱くなる!)
その成熟した魅惑の肉体を嬲るビームに魔力があることは想像がつく。が、それとは別に、このガラス張りの試験官のような部屋に幽閉されているだけで、奇妙なゾクゾクする快感を覚えている自分がいることは誤魔化し様のない事実だ。それは、前回、ジャングルの倉庫でMr.チャイルドに捕まった時から萌芽的に体感した感情でもあった。その時は磔にされ、逃げることも抵抗することも出来ない状況に追い込まれ、女として責められてはならない部分を責苛まれ、不可抗力の状態で弄ばれることに強い刺激を覚えた。手首足首に食い込む拘束具の感覚や、ミドレン・ピンクのレオタードコスチュームの大切なトコロを責められ、スーツを通り越して女芯に突き刺さる電気ショックの衝撃を今もって忘れることができない。そして今日は、密かにミーハーな感覚で憧れたイケメン政治家によって裸同然にひん剥かれ、ガラス張りの部屋に監禁され、ソコを電流責めにされる。そして、そのシーンを高校時代からの仲良しな男友達に眺められるという醜態も、彼女にこれまで味わったことの無い刺激をもたらした。戦友に心配を掛けたくはない。が…いや、その一方で正直に言えば、危機に陥った自分の姿を見てもらい、その姿に一喜一憂ヤキモキしてくれることに女として密かな悦びを見出す自分もいる。
(ホントにどうかしてる、私ってば…。敵に捕まって悦ぶ女戦士なんて、恥ずかしすぎるし!)
自分の認めたくない姿を戒めんと、気丈に責め苦に耐え忍ぶ順子。しかしそんな彼女にさらなる受難が…。

今度は床に設けられたレンズから、ピンク色のレーザーが発射され、順子の純白パンティの秘裂部分をピンポイントで責めたて始めた。
「あ、あひぃッ! あひ、あひ、あひッ…ひいいいいいいいいいいいいィィィィィ―――――――――ッ!!」
順子は生まれてこのかた上げたことの無い卑猥な嬌声を漏らしながら、唇から唾液を滴らせる。またも激しい痙攣に襲われるが、それはさきほどまでの電気的な刺激というよりは、明らかに昂り、堪え切れない性衝動による快感がもたらすものだった。
『さあ、ミドレンピンク君。失態を犯した君には、二度と同様のミスを犯さぬよう、さらに政府にとって忠実な雌犬になってもらわねばならん…。私の命令に従うかね?』
「はうッ…はわ・はわ・わ・わ・わ…」
順子は口を艶めかしくパクパクさせつつ、為政者の言葉に何度もコックリしてしまう。そればかりか、秘所を嬲る怪光線の心地良さに打ち負かされ、そのビームから女の大切な部分を隠すどころか、あうんッと艶めかしい表情を浮かべ、自ら下腹部を晒す様に秘所を突き出す始末だ。もはや、倫理観における精も根も尽き果てた順子に、卑猥な命令を下すイケメン政治家だ。
『この場でキミは自慰行為に耽るんだ!』
「え?」
瞳を潤ませ、頬を紅潮させ、唇から唾液を滴らせた人妻ヒロインも、さすがに狼狽し、戸惑う。
『その少女チックなパンティの上から秘裂をなぞるのだ』
「そ、そんなッ!」
と、言いつつも、順子は恥唇に食い込む白い布地に白い指を滑らせた。

「お、おいおい、順子ぉおおお―――――—!!」
と、洋助。恋焦がれる女がイケメンの権力者に弄ばれ、その命令通りオナニーまで公開しようとしているのだから、正気じゃいられない。
「こ、堪えろ順子! 誠の事を思い出せ!」
と、巧はなかなか実利的な性欲の抑制法を叫ぶ。
「も、も、もうちょい、もうちょいだ…」
大方の想像通り、貴は大泉の応援団員に成り下がっている。この場にいる男たちに共通しているのは、股間を熱くしているという一点に尽きる。彼らの悲痛な叫びと淡い期待が入り混じる最中、布地の割れ目に人差し指を滑らす順子…。が…。
「ダ、ダメ…私は…私は…正義のヒロイン…ミドレン・ピンクなんだからッ!」
快楽に溺れた表情を浮かべるも、そこは最後の力を振り絞り、震える指を制止させ正義のヒロインの矜持を保つ順子。
『フフフ、精々抗うが好いさ、堪えるが好いさ。お前を淫乱にする波動が止む事は無いのだよ』
大泉の声と同時に、さらに図太くなったビームが順子の股間を嬲る。

「いひいぃぃぃ―――――――—ッ…ま、負けないわッ、負けないわぁ、誠さぁぁんッ!!」
愛する夫の名を呼び、弄ばれる本能を抑止する人妻ヒロイン。が、大泉はどこまでもサディストだ。
『なかなか強情だな…いいだろう、言うことを聴かない悪い娘には体罰が必要だな』
今度は再び天井から発射された怪光線が、順子の脳天から降り注ぐ。
「きゃああああああああぁぁぁぁあぁ~~~~~~~~~~~ッッッ!!! うわああああああぁぁぁぁぁぁいやあぁぁぁぁぁぁ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ッッッッ!!!!!!」
バチバチバチバチバチンバチン!!
魅惑の肉体に閃光が走り、苛烈な電撃責めに見舞われる羽目となる順子。サディスト&リョナ、そして変顔マニア垂涎の被虐美に満ちた白目を剥いた正義の女は、魅惑の肉体を激痛と悦楽に委ねながら激しく痙攣を続けるばかり。哀れにも、やがて力尽きたようにどっと膝をつくと、床に崩れ落ちた。その秘所からはじゅわじゅわと湯気を上げ、聖水がパンティ、そして床を濡らす。
『ふん、意識を失ったか…』
残念そうで、かつ心ゆく迄一人の女をなぶりもにできた満足感に満ちたため息を漏らす大泉。
『まあ良い、今日の所は君たちの身の潔白を信じるとしようか。だが、今後もミドレンジャーが失態を犯せば、容赦ない制裁を加えることを覚えておきたまえ』
大泉の言葉が終わると、白衣の技術士らしき男らが、失禁、失神した順子を引きずり出す。ミドレンジャー仲間の三人も、思いこそ違えど、順子の身を案じつつ、その艶姿に興奮冷めやらぬ様子だった――――—。
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