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第六幕:僕もお姉様も絶体絶命!?

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第六幕:僕もお姉様も絶体絶命!?

「んんんんああぁぁ――—ッ…あ、あぁッ…んあぁ~~ッ……」
11歳の美少年は、その端正な貌を紅潮させながら、頭を振って意に添わぬ快楽に耐え忍ぶしかありません。かちゃかちゃと手首を繋ぐ鎖を鳴らし、時折爪先を立てて唇を噛み締めます。少年のシンボルの茎根の部分に結わきつけられたソケットからは魔の微振動が送り出され、気を失いかねない快楽地獄へと寛幻を誘うのです。しかもマダム・カガミは、その低周波のリモコンを巧みに操作し、まだ自慰の愉しみすら知らない少年の性感を弄ぶのです。そのくせ、カマトトぶったように少年を言葉でも翻弄しにかかります。
「あらあら坊やったら、恥ずかしがり屋さんねぇ、お姉さんの前で射精なんてできないわよねぇ」
はあはあと心悸亢進を抑えられない美少年は、唇から唾液を滴らせます。と、同時に、元気な男児のシンボルの先っちょからも、先走り液をツツ―と滲ませています。

正直に言いましょう、寛幻の本音を言えば、そんな恥ずかしさを忘れるほどの興奮に苛まれているのでした。
「あぅぁぁ~~ッ、ぼ、僕の意思に関係なく…オチン〇チンがふくらんでいくぅ~~~ッ…ア、アソコがしゃっくり起しそうだぁ~~ッ」
思わず、破廉恥な感想まで宣ってしまう寛幻。しかし、こうも過激にオナニーの心地良さを教授されては、恍惚の表情を浮かべ喘ぎ悶えるしか術はありませんでした。
「ふふふ、そろそろ限界かしらね。でもね、坊や。まだまだ赦してはあげないわよぉ…。勃起の時間が長ければ長いほど、興奮の度合いが強ければ強いほど精液は元気になるし、採取できる分量も増えるんだから。まだまだここからが本番よ」
と、マダムは卑しく微笑むのです。
「さあ、小夜子お嬢さん。貴女にも協力してもらうわよ」
マダム・カガミは顎をしゃくると、大きな羽毛を手にした二人の配下を促します。
「な、なにを!?」
狼狽する小夜子嬢。そう、全裸で大の字に鎖で繋がれた憐れな令嬢を、徹底的にその柔肌を刺激し、淫靡に責め立てようという寸法なのです。

残酷にも両手首を繋ぎ留めた鎖をビンと張りつめ、美女は悶えくります。無防備なわきの下を絶妙に快擦する責め具の羽毛はやがて、無駄な肉がない綺麗な女体のラインをなぞり、柔肌の感覚を、そして小脳を麻痺させんと令嬢を弄ぶデした。
「……あッ! あ…あッ…あんッ…い、いや…あ、あぁッ…そ、そんなッ…いやん、やめて、やめて頂戴ッ!」
泣けど、喘げど、小夜子嬢は赦してなど貰えません。学者令嬢の対面もかなぐり捨てて、素っ裸でこの淫靡な拷問に打ち負かされ、恥ずかしげもなくむせび泣いております。が、本当の受難は寛幻の方かもしれませんね。なにせ、憧れのお姉さまの素っ裸を拝んだだけでも、屹立したペニスを鎮められないというのに、自分の性癖を体現したような小夜子の拷問シーンを見せつけられたのですから、その『本能』を隠し立てなどできようもありません。小夜子、そしてマダム・カガミと二人の美女に性欲を弄ばれた美少年は最大の危機を迎えたといえましょう。小夜子の嬌声を耳に、膨張したペニスが蕩けるような痺れを覚えた瞬間、ふっと寛幻は意識が遠のく感覚に囚われたのです…。
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