痴漢
満員電車に揺られながら
JKの下半身に指を近づけると
布越しに肉は温かく
乙女の肌はみずみずしく
息遣いは荒くなり
男性自身は頂へと歩を進め
次の瞬間、まんこが指を嚙み千切る
ついでにちんぽも噛み千切る
ちんぽを失ったサラリーマンが駅のホームに身投げする
だんだん車内には生きてる人間がいなくなる
床は血まみれで駅員はすでに原型を留めていない
JRは倒産し山手線は封鎖される
東京はいまや死都となり
多種多様なJKが獲物を求めて徘徊する
若さとは暴力である
駅の階段でやたら短いJKのスカートを覗くとき
深淵もまた、こちらを見つめ返す
光に群がる蛾のように
命を燃やしながら手を伸ばす
我々は人間のなりそこないで
所詮はやつらの餌にすぎない
だから次に満員電車に乗るときは
両手を挙げて泣きながら
我々はJKに命乞いをするべきなんだ