女魔法使いLV.40「アンタ何て事してくれたの!それは女賢者の母親の形見なのよ!!」
俺LV.1「だからさ、直してって言ってるじゃん。見つかったらマズイじゃん」
女僧侶LV.36「こんな純度の高い水晶なんて直せるわけがありませんよ。どんな魔法使いや職人でも無理でしょうね」
俺LV.1「何でそんな無責任なこと言うの!直さなきゃ俺が怒られるんだよ!?」
女僧侶LV.36「悪いのはあなたなんですから自業自得です。あなたがそんなんだからいつまでも魔王を倒せないんですよ」
女魔法使いLV.40「あーあ。今度ばかりは流石にキレるでしょうね。終わりよアンタ」
俺LV.1「2人とも何でそんな酷いこと言うんだよ!女賢者に見つかったら大変なんだよ!どうにかしてよ!!」
女賢者LV.55「あの、どうかしたんですか?何の騒ぎでしょうか?」
俺LV.1「あっいや、何でも・・・」
女僧侶LV.36「女賢者さん、コレを」
女賢者LV.55「えっ!??わ、私の水晶玉が・・・・・」
女魔法使いLV.40「あのバカが落として割ったのよ」
女賢者LV.55「な、何ですって!?俺さん!ちょっと来てください!」
俺LV.1「ち、ち、違うんだよ!こ、これはその・・・!」
女賢者LV.55「どこも怪我しませんでしたか!?破片で指を切ったりしませんでしたか!?」
俺LV.1「えっ!?い、いや、別に怪我なんてしてないけど・・・」
女賢者LV.55「良かった・・・俺さんが無事で本当に良かった・・・・・・」
俺LV.1「怒ってないの?大切な水晶玉を割ったのに」
女賢者LV.55「物はいつか壊れるものです。これが水晶玉の天命だったのでしょう。それより俺さんの体に傷がつく方が大変です」
女僧侶LV.36「傷がついたって自然に癒えると思いますけど・・・」
女賢者LV.55「」ギロリ
女僧侶LV.36「ひ・・・ひ・・・・ごめんな・・・さぁい・・・」
女賢者LV.55「これからは何か危ないことする時はちゃんと私を呼んでください。いいですね?」
俺LV.1「うん、わかったよ。そんなに抱き締められたらく、苦しいよ・・・」
女賢者LV.55「ダメです。勝手なことした罰です。ぎゅ~」
女魔法使いLV.40&女僧侶LV.36「・・・・・・・・・・・・・」